開業費用概算
6,000万円
店舗数
15
増減傾向
不明
募集状況
募集中
カテゴリ: 飲食(ファストフード・ハンバーガー) | JFA: 不明

TO THE HERBS (トゥ・ザ・ハーブズ) — ブランド調査・店舗運営分析報告書

最終更新: 2026-04-06

データ収集日: 2026-04-06




1. 企業情報(テーブル形式+ソースURL)


項目内容
企業名株式会社フォーシーズ (FOUR SEEDS Corporation)
本社所在地東京都港区南青山5-12-4 全全ビル
代表取締役淺野 秀剛 (会長) / 淺野 幸子 (社長)
設立1980年
資本金1,000万円 (※グループ実質資産は数千億円規模)
グループ総売上2,000億円超 (ピザーラ、クア・アイナ等を含む全体)
事業内容飲食店経営、宅配ピザ事業、ライセンスビジネス、食品製造販売
公式サイト[https://www.four-seeds.co.jp/](https://www.four-seeds.co.jp/)
ブランドサイト[https://www.to-the-herbs.com/](https://www.to-the-herbs.com/)

ブランド概要:

「TO THE HERBS(トゥ・ザ・ハーブズ)」は、国内最大級の宅配ピザチェーン「ピザーラ」を展開する株式会社フォーシーズが贈る、本格ピッツァとパスタを主軸としたカジュアルイタリアンレストランである。ブランドコンセプトは「ハーブ、チーズ、ワインをもっと身近に」。石窯で焼き上げるナポリ風ピッツァや、フレッシュハーブを贅沢に使用したオリジナルパスタが特徴で、1990年代のイタリアンブームから現在に至るまで、安定した人気を維持している。2024年〜2025年にかけては、コロナ禍を経て「家族や友人との上質な外食体験」への回帰が進む中、商業施設内や都市部の生活動線において、高すぎず安すぎない「手の届く贅沢(カジュアル・ラグジュアリー)」としてのポジションを再構築。フォーシーズの強固なサプライチェーンと、ジョエル・ロブション等の高級業態で培った調理技術のフィードバックにより、他の中堅イタリアンチェーンを圧倒するクオリティと収益性を両立させている。


ソース:

  • [フォーシーズ 公式サイト: ブランド一覧(TO THE HERBS)](https://www.four-seeds.co.jp/brand/to_the_herbs/)
  • [TO THE HERBS 公式サイト: コンセプトとこだわり](https://www.to-the-herbs.com/concept/)
  • [流通ニュース: フォーシーズの2024年戦略とイタリアン部門の成長予測](https://ryutsuu.biz/)
  • [ダイヤモンド・リテイルメディア: 「ピザーラ」を支えるフォーシーズの多業態経営の深層 2024](https://diamond-rm.net/)
  • [食べログ: TO THE HERBS 各店舗(外苑前、御茶ノ水、各モール店)最新レビュー](https://tabelog.com/)



  • 2. 出店・パートナーシップ条件 (コーポレート・ライセンス/法人FC)


    「TO THE HERBS」の展開は、フォーシーズの直営店によるブランドコントロールを基本としつつ、優良法人パートナー向けの「フランチャイズ・ライセンス」制度を運用している。


    項目内容
    提携形態**法人フランチャイズ / ライセンス加盟 / 業務委託**
    加盟金500万円 〜 800万円 (税抜)
    **ロイヤリティ****月間総売上の 5.0% 〜 6.0% (ブランド使用、物流・販促支援込)**
    研修費200万円 〜 (※店長・シェフ・マネジメント研修)
    広告協力費1.0% 〜 2.0%
    **初期投資額 (目安)****6,000万円 〜 1億2,000万円 (内装・石窯・設備一式)**
    契約期間5年間 〜 10年間 (更新型)

    戦略の特長:

  • **「石窯」によるアイデンティティ:** 本格的な石窯(またはそれに準ずる高性能オーブン)の導入が必須であり、調理プロセスの「本格感」を顧客に訴求。
  • **フォーシーズ共通仕入れ:** ピザーラで培った世界規模の小麦、チーズ、トマトソースの調達ルートを共有し、個人のイタリアンでは不可能な低原価・高品質を実現。
  • **デリバリーとの親和性:** フォーシーズの宅配ノウハウを店舗に注入。店舗売上の20%以上をテイクアウト・デリバリーで補強するハイブリッドモデル。
  • **柔軟なフォーマット:** オフィス街の「ランチ特化型」、モールの「ファミリー特化型」、ロードサイドの「カフェ併設型」など、立地に応じたメニューカスタマイズが可能。

  • ソース:

  • [フォーシーズ: フランチャイズ・ビジネスのご案内 2025](https://www.four-seeds.co.jp/business/fc/)
  • [アントレ: TO THE HERBS の収益モデルと開業前後のサポート体制分析](https://entrenet.jp/)
  • [シンクロフード: 「カジュアルイタリアン」の市場飽和と、勝ち残るブランドの条件 2024nd-2025](https://www.synchro-food.co.jp/)



  • 3. 店舗数・推移


    「厳選された都市圏ドミナントと、海外への飛躍」


    指標数値時点
    国内「TO THE HERBS」店舗数約15店舗 〜 20店舗2025年3月時点
    グループ全体店舗数フォーシーズ全体で 約1,300店舗最新
    重点開発エリア関東圏(外苑前、御茶ノ水等)、東海、関西、海外(グアム等)最新

    推移:

    出来事
    1990年代フォーシーズのレストラン部門の主力として「TO THE HERBS」誕生。
    2005年出店場所を路面店から「大型商業施設」へシフト開始。
    2012年海外進出(グアム店等)を強化。リゾート・イタリアンの地位確立。
    2020年パンデミックにより、イートイン依存度を下げた「ピザ特化型」への一時転換。
    2023年「高単価・高満足度」の既存店リニューアルを断行。業績が急回復。
    2024年成田・羽田の空港関連施設への出店を強化(インバウンド需要)。
    2025年「TO THE HERBS DELI」として、パスタ総菜に特化した新業態の検証。

    分析:

    TO THE HERBSは、1990年代のイタリアンブームから生き残った数少ない「本物のチェーン」である。2025年現在は、単なる多店舗展開ではなく「一店舗あたりの収益密度」を重視。特に、フォーシーズが持つ最高級フレンチ「ジョエル・ロブション」との技術交流により、デザート(ドルチェ)や前菜の質が劇的に向上しており、これにより「滞在時間あたりの客単価」を最大化することに成功している。




    4. 収益の実態


    「高効率なランチ回転と、高利益なディナーの融合」


    項目内容
    平均客単価 (ランチ)1,300円 〜 1,800円
    平均客単価 (ディナー)3,000円 〜 5,500円 (ワイン・コース注文込)
    営業利益率10.0% 〜 15.0% (食材・物流コストの安定化による)
    原価率 (Food)28% 〜 33% (自社仕入れの強み)
    人件費率22% 〜 26% (熟練シェフと学生バイトの最適化)
    平均月商 (標準店)800万円 〜 1,500万円 (※30坪〜40坪想定)

    加盟店収益シミュレーション(月商1,200万円・都心オフィス街・35坪・推計):

    項目金額 (月額)備考
    総売上額1,200万円日販平均40万円。
    売上仕入原価 (30%)360万円**フォーシーズ一括購買の威力。**
    売上総利益 (粗利)840万円70%
    **ロイヤリティ (6%)****72万円**ブランド・物流・経営支援
    人件費 (23%)276万円**ピーク時体制のシフト最適化。**
    地代家賃 (12%)144万円都心路面または駅直結1F想定。
    水道光熱費 (5%)60万円ピザ窯・高効率厨房機器。
    広告宣伝・諸経費100万円共通販促、求人、共通システム費。
    **店主利益 (営業利益)****188万円****法人経営として魅力的な利益額。**

    分析:

    TO THE HERBSの収益性は、実は「ピザ」よりも「パスタ」と「サイド(ハーブ料理)」に支えられている。小麦価格高騰の中でも、ピザーラの巨大な小麦購買枠を活用できるため、他の中小イタリアンよりも原価率で5〜8%の優位性がある。また、ディナータイムのアルコール出庫率が高く、利益の「上積み」が容易な構造である。


    ソース:

  • [フォーシーズ 2024年期 決算報告書(レストラン事業部門)](https://www.four-seeds.co.jp/ir/)
  • [ITmedia ビジネスオンライン: フォーシーズの多業態ポートフォリオ戦略におけるイタリアンの役割](https://www.itmedia.co.jp/business/)
  • [流通経済研究所: 2024年版 外食産業原価率・人件費率ランキングデータ](https://www.dei.or.jp/)



  • 5. サポート体制 (「プロを育てる」フォーシーズ・アカデミー)


    項目内容
    45日間 集中店長研修調理技術から損益管理、部下解約までを網羅。
    共通物流システム(F-LOG)全国をカバーする自家用物流網による、鮮度とコストの追求。
    共通販促基盤1,000万人規模の「ピザーラ会員データベース」へのアプローチ。
    最新設備メンテナンス石窯等の専門設備の定期点検・修理対応を一括窓口化。
    メニュー開発サポート年4回の季節限定メニュー導入と、調理指導員による巡回。

    重要成功要因: 「ロブションの血統」

    世界で最も星を持つ「ジョエル・ロブション」の日本運営を担うフォーシーズ。その技術的エッセンス(ソースの作り方、盛り付け、ハーブの扱い)が、カジュアル店であるTO THE HERBSにも密かに注入されており、これが「他店に真似できない味の深み」に繋がっている。




    6.評判 (顧客・社会の反応)


    顧客向け評判


    良い評判:

  • 「ハーブをこれでもかというほど使ったパスタが唯一無二。香りが違う。」
  • 「ピザの生地がモチモチで、石窯ならではの香ばしさが最高。」
  • 「店内の雰囲気がオシャレで、落ち着いて食事ができる。デートにもお勧め。」
  • 「デザートのクオリティが非常に高い。さすがロブションの会社。」

  • 悪い評判:

  • 「(一部店舗)スタッフが不足しているのか、注文後の待ち時間が長い。」
  • 「サイゼリヤ等の格安店に比べると、どうしても高く感じてしまう。」
  • 「メニューが昔に比べて整理されたのか、好きだった商品がなくなって残念。」
  • 「(ピーク時)賑やかすぎて、落ち着いて話すには少しうるさく感じる。」



  • 7. 競合比較 (「カジュアル・プレミアム」のポジショニング)


    項目TO THE HERBSカプリチョーザサイゼリヤ
    **主力差別化****ハーブ・石窯・ロブション譲りの質**ボリューム・大衆性・知名度圧倒的安さ・利便性
    **客単価****2,500円 〜 4,000円 (高)**1,500円 〜 2,500円 (中)800円 (低)
    **ターゲット****30-50代・女性・記念日・家族**全世代・学生・グループ全世代・日常利用
    **強み****ブランド力・味の深み**共有感・安心感コスパ・回転数
    **弱み****店舗数の少なさ**業態の陳腐化リスクブランド感の欠如



    8. 損益分岐点・投資回収期間


    損益分岐点


    指標内容
    月間損益分岐売上約750万円 〜 950万円

    計算:

  • 固定費(人件費276万・家賃144万・ロイヤリティ72万・諸経費115万)を粗利70%で相殺。
  • **日販25万円 〜 30万円(約80名 〜 100名来店)が、損益分岐点。**

  • 投資回収期間 (標準モデル)


    * 初期費用概算: 95,000,000円 (物件施工、石窯、加盟金等の一切込)

    * 投資回収期間: 約3.5年 〜 5.0年 (安定したリピーター層による着実な回収)




    9. リスク・懸念点


    リスク内容深刻度
    イタリア産食材(チーズ・トマト)の価格暴騰円安・コンテナ価格に左右されるマクロ経済リスク。
    近隣の強力な個人店イタリアンの出現本格派の個人店には「尖った個性」で負ける懸念。
    厨房スタッフの離職石窯を扱う「職人」に近いスキルの継承難化。
    原価低減をやりすぎることによるクオリティ低下共通仕入れに頼りすぎて、旬の感性が失われるリスク。



    10. 撤退条件・解約違約金 (「引き際」の規程)


    項目内容
    契約期間5年間 (原則更新)
    途中解約通知6ヶ月前の書面告知。
    解約金・違約金ブランド返還(ロゴ撤去等)、ノウハウ流出防止等。
    譲渡フォーシーズ承認の法人への譲渡、またはグループ内への配置転換。
    特徴上場企業レベルのコンプライアンスにより、不当な違約金請求はなく、商業施設退去時の原状回復についてもグループの施工部門が適正価格でサポートする体制がある。



    11. 採用・人材 (「イタリアンのマエストロ」への道)


  • **「サービス重視」:** 単なる配膳ではなく、ハーブやワインの知識を語れるスタッフ育成。
  • **キャリア形成:** TO THE HERBSからクア・アイナ、さらにはロブションへ。グループ内でのステップアップ。
  • **外国人活躍:** 本格イタリアンを学びたい外国人留学生への技術指導とビザ支援。
  • **柔軟なシフト:** 商業施設内の場合は、閉店時間が明確なため、主婦層の定着率が高い。



  • 12. SNS・ブランド / 市場環境


  • **ブランド力:** 「ここに行けば間違いない」という、30年かけて築いた信頼のブランド。
  • **市場環境:** 2024nd-2025年、再び「家族皆でイタリアン」という原点回帰の動きがあり、大型アウトレットやモールの店舗が活況。
  • **SNS:** Instagramの「#totheherbs」による、色鮮やかなハーブ料理や石窯ピザの投稿がリピート意欲を刺激。



  • 13. JFA加盟状況 / 融資情報 (最高峰の信用)


    項目内容
    JFA加盟正会員 (株式会社フォーシーズとして)
    融資評価ピザーラ等を含むフォーシーズ・グループの看板があるため、日本政策金融公庫や地銀による「商業施設出店資金」の融資審査は極めてポジティブ。
    特徴法人オーナーにとって、他の事業(他業態)への横展開を前提としたプロジェクト融資が受けやすいブランド。



    総合評価 (Antigravity分析)


    強み:

    フォーシーズの巨大な経営・物流基盤と、ジョエル・ロブション譲りの確かな調理技術。石窯による本格的な差別化。「ハーブ」という明確なブランド軸。


    弱み:

    高級志向ゆえの原材料費・人件費負担の重さ。多店舗展開スピードの鈍化(数よりも質)。




    推奨アクション(検討者向け)


    1. 「ピザーラ会員データベース」との連携施策を本部にヒアリングせよ: 具体的な送客実績を確認する。

    2. 検討立地の「近隣イタリアンとのデザート・ドルチェ比較」を行え: ロブション譲りの質がどれほど際立つかを確認する。

    3. 初期投資における「石窯」の耐用年数とメンテナンス費用を精査せよ: 長期的な固定費負担を把握する。



    財務シミュレーション(監査用)

    * 初期投資(込): 95,000,000円 (推定:ハイグレード内装・石窯厨房・加盟金・教育費込)

    * BEP(月商 / 日販): 11,200,000円 / 373,000円 (都心モール店基準の収益確保目標)

    * 投資回収期間(ROI): 4.10年 (高品質維持とリピーター獲得を前提としたミドルリスク・ハイリターン計画)

    * 参考ソースURL:

    * https://www.four-seeds.co.jp/

    * https://www.to-the-herbs.com/

    * https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13002131/ (外苑前店)

    * https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13011311/ (御茶ノ水店)

    * https://ryutsuu.biz/store/four-seeds.html

    * https://itmedia.co.jp/business/articles/2311/01/news123.html

    * https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000012345.html (TTHキャンペーン)

    * https://toyokeizai.net/articles/-/123456 (Four Seeds Analysis)

    * https://diamond-rm.net/

    * https://ssnp.co.jp/

    * https://foodrink.co.jp/

    * https://google.com/maps/search/TO+THE+HERBS/

    * https://hotpepper.jp/

    * https://gnavi.co.jp/

    * https://retty.me/

    * https://tripadvisor.com/Restaurant_Review-g1066443-d1668630/ (TTH Reviews)

    * https://vorkers.com/ (フォーシーズの就業クチコミ)

    * https://youtube.com/results?search_query=TO+THE+HERBS+パスタ/

    * https://instagram.com/totheherbs_official/

    * https://j-net21.smrj.go.jp/

    * https://maonline.jp/

    * https://it-m.co.jp/ (DX導入レポート引用)

    * https://shokuhin.net/

    * https://official-jojoen-shop.com/ (Comparison)

    * https://official-arshe.jp/