天丼てんや (Tendon Tenya) — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-04
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | ロイヤルホールディングス株式会社 (Royal Holdings Co., Ltd.) / 運営:ロイヤルフードサービス株式会社 |
| 本社所在地 | 〒154-0015 東京都世田谷区桜新町2-22-3 |
| 設立年 | 1989年4月 |
| 代表取締役 | 生田 直行 |
| 資本金 | 1億円 |
| 上場市場 | 東証プライム (親会社 証券コード: 8179) |
| 拠点数 | 国内 150店舗超 (海外含め約190店舗 2025年2月時点) |
| 特徴 | 天丼・天ぷら専門店シェアNo.1。オートコンベア式フライヤー。 |
| TEL | 03-5707-8890(代表) |
ソース:
2. FC加盟条件
天丼てんやは、ロイヤルグループが誇る「オートコンベア式フライヤー」の技術により、熟練の職人が不要な天ぷら調理システムを確立しています。これにより、高い品質を維持しながらフランチャイズ(FC)展開を可能にしています。現在は、主に法人パートナーや土地オーナーを対象としたFC募集を行っています。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| **加盟金** | **330万円 (税込)** | 商標権利、ノウハウ提供、開業支援。 |
| **保証金** | **200万円** | 商品供給にかかる与信審査。 |
| 研修費 | 110万円 | 本部およびトレーニング店舗での実習(約1ヶ月)。 |
| **契約期間** | **10年間** | 長期的な投資回収を前提とした契約。 |
| **ロイヤリティ** | **売上の 4%〜5%** | **メニュー開発、品質管理、ITシステム利用料込。** |
| 広告分担金 | 売上の約 1.0% | 全国・地域プロモーション、アプリ運営、季節フェア告知。 |
| 初期投資目安 | 6,000万〜1億5,000万円 | **(居抜き〜新規)オートコンベアフライヤー、厨房、内装。** |
特徴:
ソース:
3. 店舗数・推移
| 時期 | 国内店舗数 | 備考 |
|---|---|---|
| 1989年 | 1号店 | 東京・八重洲地下街に1号店オープン |
| 2000年 | 50店舗 | 首都圏を中心にドミナント展開 |
| 2005年 | 100店舗 | ロイヤルホールディングスの連結子会社化 |
| 2013年 | 150店舗 | 地方主要都市、海外への進出を本格化 |
| 2021年 | 165店舗 | コロナ禍による不採算店整理とデリバリー・中食へのシフト |
| 2024年 | 150店舗 | 収益重視のポートフォリオ再構築とリニューアル |
| 2025年 | **160店舗超** | **海外ライセンス店舗の急増と国内「次世代型店舗」への転換** |
成長背景:
ソース:
4. 収益の実態
収益モデルケース(月商800万円・駅ビル/テナント・30坪の場合)
| 項目 | 内容 | 収支額 |
|---|---|---|
| **月間売上高** | 店内(70%)、テイクアウト・デリバリー(30%) | 8,000,000円 |
| 売上原価 | 食材・油(本部共通SCM:平均33%〜35%想定) | ▲2,720,000円 |
| **売上総利益(粗利)** | **5,280,000円** | |
| ロイヤリティ (5%想定) | 広告分担金込 | ▲400,000円 |
| 地代家賃 | 駅ビル・テナント(売上の15%〜18%想定) | ▲1,360,000円 |
| 人件費 | 店長+アルバイト(オート調理により効率化 22%想定) | ▲1,760,000円 |
| 広告宣伝費・販促 | 季節フェア販促、アプリポイント | ▲80,000円 |
| 水光熱費・システム・物流 | 揚げ物のための換気・空調代 | ▲600,000円 |
| **営業利益(オーナー純利益)** | **純利益率:約13.5% (安定した効率運営)** | **1,080,000円** |
収益の安定性
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | **3.5年〜5.0年** | 既存の飲食店居抜きを活用し、テイクアウト需要が駅利用者で爆発した場合。 |
| 平均的 | 6.0年〜10.0年 | スタンダードな商業施設・ロードサイド店舗。 |
| 保守的な計画 | 15.0年〜 | 原材料費(特に輸入油・エビ)の歴史的高騰が続き、利益を圧迫した場合。 |
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 独自開発オートコンベアフライヤー | 誰でも「職人の揚げ上がり」を再現できる、専用機器の導入・保守・更新支援。 |
| ロイヤルグループ共通SCM | ロイヤルホストと共通の高品質食材。エビ、穴子、海苔などの世界規模の調達。 |
| 徹底した衛生管理プログラム | HACCAPに準拠した厳しい衛生監査、スタッフ教育、厨房環境の維持支援。 |
| 季節フェアMDパッケージ | 産地直送食材の確保から、POP・ポスター製作、アプリ告知までの一括支援。 |
| IT決済・ポイントインフラ | 共通ポイント、QR決済、モバイルオーダーシステムの共同利用。 |
| SV巡回指導・店舗診断 | 利益向上、QSC維持のための定期的なミステリーショッパー等の診断結果フィードバック。 |
6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
ソース:
7. 競合比較
| 項目 | 天丼てんや | さん天 | 立ち食いそば (天ぷら) |
|---|---|---|---|
| **最大の特徴** | **ブランド力・オートフライヤー** | 低価格特化・関西ベース | スピード・ついで買い |
| **強み** | **安定のクオリティ・多店舗** | 390円等の衝撃価格 | 安さ・手軽さ |
| **弱み** | **価格設定の二極化** | 関東での知名度不足 | 天ぷらの作り置き(質) |
| **店舗設計** | **女性・一人客・レストラン型** | ファストフード型 | カウンター・立ち食い |
8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|---|
| **原材料費(食用油・エビ等)の高騰** | 高 | 為替や国際情勢に左右される食材が多く、コスト増は如実に利益を削る。 | ロイヤルグループの購買力を活かした長期契約、代替食材(白身魚・野菜)の魅力向上。 |
| **人材不足による熟練度低下** | 中 | オート調理でも「衣のつけ方」などで質が変わるため、教育の手間は消えない。 | 動画マニュアルによる徹底教育、さらなる「自動衣付け機」等の研究開発。 |
| **テイクアウト競合(スーパー惣菜)** | 高 | スーパーの中食レベル向上により、安価な天丼がどこでも買える状況。 | 「家ではできない本格感」「揚げたて30分以内」の価値訴求、自社アプリ限定割引。 |
撤退条件(詳細)
失敗パターン
1. 「油の管理ミス」: 規定の時間を超えて油を使用し、天ぷらの色が黒ずみ、胸焼けする品質を提供して客を失う。
2. 「サイドメニューの不在」: 天丼一本足打法になり、リピート頻度が低下。そば・うどんセットの魅力を伝えきれず客単価が伸びない。
3. 「商業施設内での埋没」: 施設内に強力な和食・和惣菜店ができ、価格優位性を失って客数を激減させる。