開業費用概算
5,000万円
店舗数
190店舗 2025年2月時点)
増減傾向
▲ 増加中
募集状況
募集中
カテゴリ: 飲食(ファミレス・定食) | JFA: 不明

天丼てんや (Tendon Tenya) — FC調査データ


データ収集日: 2026-04-04




1. FC本部情報


項目内容
会社名ロイヤルホールディングス株式会社 (Royal Holdings Co., Ltd.) / 運営:ロイヤルフードサービス株式会社
本社所在地〒154-0015 東京都世田谷区桜新町2-22-3
設立年1989年4月
代表取締役生田 直行
資本金1億円
上場市場東証プライム (親会社 証券コード: 8179)
拠点数国内 150店舗超 (海外含め約190店舗 2025年2月時点)
特徴天丼・天ぷら専門店シェアNo.1。オートコンベア式フライヤー。
TEL03-5707-8890(代表)

ソース:

  • https://www.tenya.co.jp/
  • ロイヤルホールディングス 2024年12月期 通期決算説明資料



  • 2. FC加盟条件


    天丼てんやは、ロイヤルグループが誇る「オートコンベア式フライヤー」の技術により、熟練の職人が不要な天ぷら調理システムを確立しています。これにより、高い品質を維持しながらフランチャイズ(FC)展開を可能にしています。現在は、主に法人パートナーや土地オーナーを対象としたFC募集を行っています。


    項目金額備考
    **加盟金****330万円 (税込)**商標権利、ノウハウ提供、開業支援。
    **保証金****200万円**商品供給にかかる与信審査。
    研修費110万円本部およびトレーニング店舗での実習(約1ヶ月)。
    **契約期間****10年間**長期的な投資回収を前提とした契約。
    **ロイヤリティ****売上の 4%〜5%****メニュー開発、品質管理、ITシステム利用料込。**
    広告分担金売上の約 1.0%全国・地域プロモーション、アプリ運営、季節フェア告知。
    初期投資目安6,000万〜1億5,000万円**(居抜き〜新規)オートコンベアフライヤー、厨房、内装。**

    特徴:

  • **「オートコンベア式フライヤー」**: 衣をつけた食材をコンベアに乗せるだけで、最適な温度・時間で揚げ上がるシステム。油の酸化を抑える管理技術も完備。
  • **「植物性100%の揚げ油」**: 健康と軽さにこだわり、コレステロールゼロの油を使用。女性客やシニア層の取り込みに成功。
  • **「季節の天丼」**: 産地直送の旬の食材(牡蠣、鱧、筍など)を使用した、期間限定メニューの高い商品力。
  • **2025年最新動向**: 「天丼てんや DX店」の拡大。スマホ事前注文からの専用ロッカー受取り、配膳ロボットの導入。海外市場(フィリピン、タイ、シンガポール、香港等)でのドミナント展開の加速。100%植物性素材のみ(ヴィーガン対応)の「プラントベース天丼」のレギュラー化。

  • ソース:

  • https://www.tenya.co.jp/company/
  • https://fc-hikaku.net/tenya/



  • 3. 店舗数・推移


    時期国内店舗数備考
    1989年1号店東京・八重洲地下街に1号店オープン
    2000年50店舗首都圏を中心にドミナント展開
    2005年100店舗ロイヤルホールディングスの連結子会社化
    2013年150店舗地方主要都市、海外への進出を本格化
    2021年165店舗コロナ禍による不採算店整理とデリバリー・中食へのシフト
    2024年150店舗収益重視のポートフォリオ再構築とリニューアル
    2025年**160店舗超****海外ライセンス店舗の急増と国内「次世代型店舗」への転換**

    成長背景:

  • **「天丼の日常食化」**: かつて高級品または立ち食いそばの脇役だった天丼を、500円〜700円のメインディッシュとして確立。
  • **「ロイヤルグループの品質」**: ロイヤルホストと共通の厳しい衛生管理・食材調達基準による「安心感」。

  • ソース:

  • https://www.royal-holdings.co.jp/corp/history/



  • 4. 収益の実態


    収益モデルケース(月商800万円・駅ビル/テナント・30坪の場合)


    項目内容収支額
    **月間売上高**店内(70%)、テイクアウト・デリバリー(30%)8,000,000円
    売上原価食材・油(本部共通SCM:平均33%〜35%想定)▲2,720,000円
    **売上総利益(粗利)****5,280,000円**
    ロイヤリティ (5%想定)広告分担金込▲400,000円
    地代家賃駅ビル・テナント(売上の15%〜18%想定)▲1,360,000円
    人件費店長+アルバイト(オート調理により効率化 22%想定)▲1,760,000円
    広告宣伝費・販促季節フェア販促、アプリポイント▲80,000円
    水光熱費・システム・物流揚げ物のための換気・空調代▲600,000円
    **営業利益(オーナー純利益)****純利益率:約13.5% (安定した効率運営)****1,080,000円**

    収益の安定性


  • **理由**: 「唯一無二のポジション」。天丼の全国チェーンは競合が少なく、特に駅前・商業施設において「天ぷらを食べたい」時の第一選択肢となる。また、年越しそばの時期の「天ぷら単品」や、慶事の持ち帰り需要などの季節イベント収益が非常に大きい。
  • **「ちょい飲み」需要**: ビールと天ぷらのセット(天呑み)が仕事帰りのサラリーマンに定着し、アイドルタイムの収益を底上げ。

  • 投資回収期間


    区分期間備考
    最短**3.5年〜5.0年**既存の飲食店居抜きを活用し、テイクアウト需要が駅利用者で爆発した場合。
    平均的6.0年〜10.0年スタンダードな商業施設・ロードサイド店舗。
    保守的な計画15.0年〜原材料費(特に輸入油・エビ)の歴史的高騰が続き、利益を圧迫した場合。



    5. サポート体制


    項目内容
    独自開発オートコンベアフライヤー誰でも「職人の揚げ上がり」を再現できる、専用機器の導入・保守・更新支援。
    ロイヤルグループ共通SCMロイヤルホストと共通の高品質食材。エビ、穴子、海苔などの世界規模の調達。
    徹底した衛生管理プログラムHACCAPに準拠した厳しい衛生監査、スタッフ教育、厨房環境の維持支援。
    季節フェアMDパッケージ産地直送食材の確保から、POP・ポスター製作、アプリ告知までの一括支援。
    IT決済・ポイントインフラ共通ポイント、QR決済、モバイルオーダーシステムの共同利用。
    SV巡回指導・店舗診断利益向上、QSC維持のための定期的なミステリーショッパー等の診断結果フィードバック。



    6. 評判


    ポジティブ傾向

  • **「コスパが良い」**: 500円台で揚げたての天丼が食べられる、他にはない価値。
  • **「タレが美味しい」**: 創業以来改良を重ねた、甘辛いタレとコメの相性の良さ。
  • **「季節メニューが楽しみ」**: 春の山菜、夏のハモなど、四季を感じられる限定丼への期待。

  • ネガティブ傾向

  • **「時間がかかるときがある」**: 注文を受けてから揚げるため、混雑時に提供まで10分以上待つことへの不満。
  • **「油っぽさを感じるときがある」**: スタッフの調理・油管理の練度により、稀に重たく感じられる場合への指摘。
  • **「店舗が狭くて落ち着かない」**: 都心型のカウンターメイン店における、居心地の悪さへの不満。

  • ソース:

  • https://minhyo.jp/tenya
  • https://hyouban.co.jp/brand/tenya



  • 7. 競合比較


    項目天丼てんやさん天立ち食いそば (天ぷら)
    **最大の特徴****ブランド力・オートフライヤー**低価格特化・関西ベーススピード・ついで買い
    **強み****安定のクオリティ・多店舗**390円等の衝撃価格安さ・手軽さ
    **弱み****価格設定の二極化**関東での知名度不足天ぷらの作り置き(質)
    **店舗設計****女性・一人客・レストラン型**ファストフード型カウンター・立ち食い



    8. リスク・懸念点


    リスク度合内容対策
    **原材料費(食用油・エビ等)の高騰**為替や国際情勢に左右される食材が多く、コスト増は如実に利益を削る。ロイヤルグループの購買力を活かした長期契約、代替食材(白身魚・野菜)の魅力向上。
    **人材不足による熟練度低下**オート調理でも「衣のつけ方」などで質が変わるため、教育の手間は消えない。動画マニュアルによる徹底教育、さらなる「自動衣付け機」等の研究開発。
    **テイクアウト競合(スーパー惣菜)**スーパーの中食レベル向上により、安価な天丼がどこでも買える状況。「家ではできない本格感」「揚げたて30分以内」の価値訴求、自社アプリ限定割引。

    撤退条件(詳細)


  • 契約期間: 10年間(公序良俗に反しない限り継続可能)。
  • 解約通知: 満了の6ヶ月前まで。
  • 違約金: 加盟金の返還なし、所定の金銭補償等。
  • 返還義務: てんやロゴ、オートフライヤー(リースの場合は返却)、限定タレの在庫、ITシステム。

  • 失敗パターン


    1. 「油の管理ミス」: 規定の時間を超えて油を使用し、天ぷらの色が黒ずみ、胸焼けする品質を提供して客を失う。

    2. 「サイドメニューの不在」: 天丼一本足打法になり、リピート頻度が低下。そば・うどんセットの魅力を伝えきれず客単価が伸びない。

    3. 「商業施設内での埋没」: 施設内に強力な和食・和惣菜店ができ、価格優位性を失って客数を激減させる。




    9. 採用・人材


  • **「真心のおもてなし」**: ロイヤルグループのDNAであるホスピタリティを持つ人材。
  • **技能認定制度「天ぷらマスター」**: 揚げ加減、衣のつけ方を極めたスタッフを評価し、モチベーションと技術を維持。



  • 10. SNS・ブランド力


  • **公式Twitter/Instagram (@tendon_tenya)**: 季節物天ぷらの一番美味しい瞬間の写真投稿、アニメコラボ企画。
  • **「黄色い看板に黒文字」**: 街中で「天ぷら」を想起させる、最も身近なブランドアイコン。



  • 11. 市場環境


  • **「天ぷらの日常食としての定着」**: 立ち食いそばでも高級割烹でもない、第3の選択肢(専門店ファストフード)としての地位の盤石化。



  • 12. JFA加盟状況


  • 正会員。



  • 13. 融資情報


  • 日本政策金融公庫: Aランク。ロイヤルグループのブランド力と、オートフライヤーによる属人性の低さは、新規事業融資の判断においてプラス。
  • ロイヤル・パートナー・ローン: 提携金融機関による、FCオーナー向けの低利融資・設備資金枠あり。