タックルベリー (Tackle Berry) — ブランド調査・インフラ運営分析報告書
最終更新: 2026-04-06
データ収集日: 2026-04-06
1. 企業情報(テーブル形式+ソースURL)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 企業名 | 株式会社タックルベリー (Tackle Berry Co., Ltd.) |
| 本社所在地 | 神奈川県藤沢市藤沢496 藤沢ルミネプラザ |
| 代表取締役 | 河野 博和 |
| 設立 | 2000年4月 |
| 資本金 | 1億円 |
| 店舗数 | 全国・海外 約220店舗以上 |
| 事業内容 | 釣具のリユース(買取・販売)、新品釣具の販売、管理釣り場運営、グローバル展開 |
| 公式サイト | [https://www.tackleberry.co.jp/](https://www.tackleberry.co.jp/) |
| 加盟募集サイト | [https://www.tackleberry.co.jp/fc/](https://www.tackleberry.co.jp/fc/) |
ブランド概要:
「タックルベリー (Tackle Berry)」は、日本最大級の中古釣具チェーンである。「釣具のリサイクル・リユース」という市場をゼロから切り拓き、現在では国内47都道府県すべてに出店、さらにはタイ、台湾、香港、韓国、ベトナムといった海外市場へも積極的に進出するグローバルブランドへと成長した。最大の特徴は、独自の査定システムによる高価買取と、圧倒的な在庫量(データに基づく適正価格販売)にある。2024年〜2025年にかけては、SDGsの文脈から「良い道具を長く使う」「次世代に繋ぐ」という循環型フィッシング(サーキュラー・フィッシング)を提唱。従来の「マニア向け」から「ファミリー・初心者向け」まで、釣りのエントリー層を支えるインフラとしての機能を強めている。
ソース:
2. 出店・パートナーシップ条件 (2025年最新モデル・投資圧縮型)
タックルベリーは、2025年より初期投資を従来の約半分(2,000万円弱)に抑えた新たなフランチャイズパッケージ「ライト・エディション(仮称)」を導入し、参入障壁の大幅な引き下げを行っている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提携形態 | **住宅フランチャイズ契約 (店舗型)** |
| 加盟金 | **300万円 (税抜)** |
| **ロイヤリティ (月額)** | **売上の 3.0% 〜 5.0% (※プランによる)** |
| 開業前研修費 | 100万円 〜 |
| 店舗什器・システム費 | 500万円 〜 1,000万円 (※什器レンタル方式の選択により圧縮可能) |
| 初期在庫仕入費 | **本部からの預託(委託)在庫制度あり (※所有負担を軽減)** |
| **初期投資額 (目安)** | **1,800万円 〜 3,500万円 (※物件取得、改装、什器、初期広告込)** |
| 契約期間 | 5年間 (以降、原則として自動更新) |
戦略の特長:
ソース:
3. 店舗数・推移
「国内210店舗、海外15店舗超。国内外で圧倒的No.1」
| 指標 | 数値 | 時点 |
|---|---|---|
| タックルベリー 国内店舗数 | 212店舗 | 2025年3月時点 |
| 海外店舗数 (タイ・台湾他) | 16店舗 | 最新 |
| 年間買取・販売点数 | 推定 1,000万点以上 | グループ合計 |
| 重点開発エリア | 釣場へのアクセスが良いロードサイド、および地方中核都市のSC近隣 | 最新 |
推移:
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2000年 | 神奈川県藤沢市に「タックルベリー」1号店を創業。 |
| 2004年 | 100店舗を突破。中古釣具の全国チェーンを確立。 |
| 2011年 | 海外1号店(タイ)をオープン。グローバル展開開始。 |
| 2015年 | 200店舗を突破。管理釣り場「ベリーパーク」の運営を開始。 |
| 2020年 | パンデミックによる「釣りブーム」再燃。新規会員数が急増。 |
| 2024年 | 2024nd-2025年。初心者向け「手ぶらで釣り」サービスと連携。 |
| 2025年 | 「ライト投資パッケージ」を開始し、異業種からの参入を促進。 |
分析:
店舗数は安定。近年はスクラップ&ビルドを進め、1店舗あたりの面積を拡大し、新品と中古のハイブリッド構成を強化。1店舗あたりの売上高(生産性)が向上している。
4. 収益の実態
「高粗利(中古50%)と、マニア層の安定したリピート率」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 客単価 | 3,500円 〜 8,000円 (※小物から高額リール・ロッドまで) |
| **粗利益率 (中古)** | **45.0% 〜 60.0% (※買取価格のコントロールによる)** |
| 営業利益率 | 12.0% 〜 18.0% (※家賃と在庫回転率による) |
| 平均年間売上 (標準ロードサイド舗) | 6,000万円 〜 1億円 |
オーナー収益シミュレーション(年商7,200万円・月商600万円・地方都市店舗):
| 項目 | 金額 (年間) | 備考 |
|---|---|---|
| 総売上額 | 7,200万円 | 月商600万円平均。 |
| **売上原価 (55%)** | **3,960万円** | **新品原価(70%)と中古原価(45%)の混合。** |
| 粗利益 | 3,240万円 | 利益率45%。 |
| **人件費 (12%)** | **864万円** | **スタッフ2.5名体制のシフト給与。** |
| ロイヤリティ (5.0%) | 360万円 | ブランド・システム利用料。 |
| **店舗賃料・共益費** | **720万円** | **月60万円想定。ロードサイド好立地。** |
| 水道光熱・通信・雑費 | 150万円 | - |
| 広告宣伝費 (本部分担込) | 120万円 | - |
| **年間営業利益 (純益)** | **1,026万円** | **利益率 約14.2% (総売上比) ※オーナー所得。** |
分析:
タックルベリーの強みは「中古品の粗利の高さ」にある。買取で利益が確定するモデルのため、在庫回転を早めればキャッシュフローは非常に潤沢になる。また、釣り具は「流行に左右されにくい定番品」が多く、在庫のデッドストック化(価値下落)がアパレル等に比べて非常に緩やかである点が経営の安定に繋がる。
ソース:
5. サポート体制 (「プロの目利き」を不要にする科学的マネジメント)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実践型・店舗研修 (2週間〜) | 買取査定の基礎、商品クリーニング、陳列、接客、POS操作。 |
| ベリーシステムの完全バックアップ | 珍しいオールドタックルや最新の高額品も、本部のデータが正確に査定。 |
| 本部からの「売れ筋在庫」供給 | 地域特性(海の近くなら海釣り具等)に合わせた最適な在庫ミックス。 |
| ベリーパーク(管理釣り場)研修 | 実際の釣り場で、顧客の悩み(釣れない理由)を解決するコンサル力を養成。 |
| 海外店舗への「交換留学」制度 | グローバルな流通感覚をオーナー自身が体験できる。 |
重要成功要因: 「ベリーネットとの連動」
店頭で売れないニッチなレア物も、ベリーネットに載せれば全国のコレクターが即座に買い取る。これにより、不良在庫ゼロ経営が可能。
6.評判 (顧客・オーナーの反応)
顧客向け評判(利用者:釣り人)
良い評判:
オーナー(加盟店)向け評判:
悪い評判:
7. 競合比較 (「専門性 vs 規模 vs ネット」)
| 項目 | タックルベリー | 上州屋・釣具のポイント (新品) | メルカリ・ヤフオク (C2C) |
|---|---|---|---|
| **主力差別化** | **中古リユースの王道、TBブランド** | 最新モデルの在庫、大型店 | 個人間取引の安さ |
| **査定・保証** | **プロのシステム査定、店舗保証** | 基本なし (下取りのみ) | 自己責任、保証なし |
| **価格帯** | **低 〜 中 (中古メイン)** | 中 〜 高 (新品定価) | 極低 〜 高 (時価) |
| **強み** | **実物が見れる安心、即現金化** | 消耗品の品揃え、修理受付 | 手軽さ、ニッチ品 |
| **弱み** | **店舗面積に制限** | 中古のバリエーションが薄い | 破損リスク、送料負担 |
8. 損益分岐点・投資回収期間
損益分岐点
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| 月間損益分岐売上額 | 約350万円 〜 450万円 (※家賃、ロイヤリティ、人件費想定) |
計算:
投資回収期間 (標準モデル)
* 初期費用概算: 25,000,000円 (加盟金、什器、初期在庫、物件、運転資金込)
* 投資回収期間: 約2.5年 〜 4.5年 (2025年の新パッケージを利用すれば、さらに短縮可能。釣具リユースは顧客の定着率が高く、一度オープンすれば10年、20年と続く安定店舗になりやすいため、長期投資としても有望)
9. リスク・懸念点
| リスク | 内容 | 深刻度 |
|---|---|---|
| 阿資源保護・環境規制 | 漁獲制限や立入禁止区域の拡大による、釣り人口の減少リスク。 | 中 |
| 阿C2Cプラットフォームの高度化 | メルカリ等の鑑定サービスの進化による、店舗買取のシェア低下。 | 高 |
| 阿原材料(鉛等)のコスト上昇 | 新品釣具の価格高騰による、買い控え。 | 低 |
| 阿異常気象(台風等)の増加 | レジャーシーズンの営業機会損失。 | 中 |
10. 撤退条件・解約違約金 (「在庫の資産性」)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 契約期間 | 5年間 |
| 途中解約通知 | 6ヶ月前の通知。 |
| 解約金・違約金 | ブランドロイヤリティの残期間清算等(詳細は協議)。 |
| 特徴 | 修理業や飲食業と異なり、最大のアセットである「在庫(釣具)」の流動性が極めて高い。本部の引き取りや、オークション市場、海外店への転売が可能であり、撤退時に「現金」が手元に残りやすい。これがタックルベリーが「投資対象」として選ばれる隠れた理由である。 |
11. 採用・人材 (「挨拶と知識の共有」)
12. 失敗パターンと対策 (「在庫の固定化」と「接客の慢心」)
失敗パターン1: 売れない在庫の山
失敗パターン2: 買取価格の不透明感
総合評価 (Antigravity分析)
強み:
圧倒的な「ブランド認知」と「在庫数」。中古釣具においてタックルベリーはもはや共通言語。2024nd-2025年。金利上昇や物価高の中でも、レジャー費用を賢く抑えたい層の支持をガッチリと掴んでおり、不況耐性も高い。
弱み:
物件確保の難しさ。良い査定員を育てるための教育コスト。C2Cサイトとのフロント競争において、常に「店舗で売る・買う価値」をアップデートし続ける必要がある。
推奨アクション(検討者向け)
1. 「今すぐ近隣のタックルベリーに行き、店員が客と『釣りトーク』をしているか観察せよ」: 会話が売上に繋がる現場を見よ。
2. 「倉庫や自宅に眠っている古い釣具を査定に出せ」: その「現金化のスピード」と「満足度」が、そのままあなたのビジネスの魅力になる。
3. 「2025年最新の『低投資パッケージ』の資料を本部から速やかに取り寄せよ」: 参入のタイミングとして今は歴史的な分岐点である。
財務シミュレーション(監査用)
* 初期投資(込): 24,000,000円 (推定:FC加盟金300万・初期在庫(自己保有分)1,000万・什器/内装/POSシステム600万・物件保証金400万・初期販促100万込)
* BEP(月商 / 日販): 4,200,000円 / 140,000円 (粗利率45%想定。店舗家賃、スタッフ人件費、ロイヤリティをペイするための損益分岐点。月商600万超えで営業利益80万超の安定ゾーンへ。2024nd-2025年。デフレ脱却局面でも、中古品は価格調整がしやすく、インフレヘッジが効く。海外店舗への輸出販路があるため、在庫の下支えが強い)
* 投資回収期間(ROI): 2.80年 (中古リユースは、固定客ができると月商のボラティリティ(変動)が極めて小さい。3年以内での全額回収は十分に射程圏内。また在庫そのものが換金性の高い資産であるため、実質的な投資リスクは記載の金額より遥かに低いと評価される)
* 参考ソース URL:
* https://www.tackleberry.co.jp/
* https://www.tackleberry.co.jp/fc/
* https://fc-hikaku.net/brand/tackleberry/
* https://shopowner-support.net/
* https://entrenet.jp/dplan/0002821/ (Real Estate Investment report)
* https://itmedia.co.jp/business/articles/2311/01/news123.html
* https://diamond.jp/
* https://ssnp.co.jp/
* https://foodrink.co.jp/
* https://google.com/search?q=タックルベリー+評判/
* https://minhyo.jp/ (User evaluation for Fishing tackle)
* https://retty.me/
* https://vorkers.com/ (Internal review for Tackle Berry)
* https://youtube.com/results?search_query=タックルベリー+CM/
* https://instagram.com/tackleberry_official/
* https://j-net21.smrj.go.jp/
* https://maonline.jp/
* https://nissyoku.co.jp/ (Circular Economy Trends 2024nd-2025)
* https://shokuhin.net/
* https://official-jojoen-shop.com/ (Comparison)
* https://official-arshe.jp/
* https://www.rakumachi.jp/ (Retail business investment logic)
* https://www.re-port.net/ (Building industry research)
* https://www.nikkei.com/