ストレージ王 (Storage King) — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-04
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ストレージ王 |
| 本社所在地 | 千葉県船橋市本町7-11-5 KDX船橋ビル |
| 設立年 | 2008年5月 |
| 代表取締役 | 荒川 滋郎 |
| 資本金 | 2億6,300万円 (東証グロース上場) |
| 売上高 | 42億円 (2024年1月期) |
| 事業内容 | トランクルームの企画・開発・運営・管理、デベロップメント事業 |
| TEL | 047-411-1051 |
ブランドの概要:
ストレージ王は、トランクルームの「開発(建てる)」と「運営(回す)」、そして投資家への「分譲(売る)」の三位一体を実現する、東証グロース上場の成長企業です。元々コンテナ建築の最大手「株式会社デベロップ」のグループ会社として誕生し、その高い建築ノウハウを武器に、建築確認済みの「安心・安全なトランクルーム」を全国に展開。利回りを重視する個人投資家や、自社ビル・土地の有効活用を願う地主に対し、単なる管理代行を超えた「不動産投資パッケージ」を提案しています。2024年現在、全国190拠点、12,000室を超える規模に成長し、上場企業としての透明性と高い収益性を両立させています。
ソース: https://www.storageoh.co.jp/company/, https://www.storageoh.co.jp/ir/
2. 投資・提携条件
| 項目 | 金額 | ソース |
|---|---|---|
| 土地活用・開発協力金 | 個別見積もり | 物件規模、建築確認申請範囲による |
| 運営委託手数料 | **総売上の15%〜20%** | 管理代行・清掃・集客含む |
| 契約事務手数料 | 11,000円〜 | 利用者契約時 |
| **初期投資目安(小型)** | **1,500万円〜** | 屋内型・賃貸物件等の場合 |
| **初期投資目安(大型)** | **5,000万円〜2億円** | 自社ビル一棟・更地建設の場合 |
| 利回り目標 | **8.0%〜15.0%** | 立地・投資形態により変動 |
| 契約期間 | 10年〜 (長期安定運用) | |
| 土地借上料(地代) | 固定または歩合 | 土地貸しモデルの場合 |
収益モデルの全容 (投資家向け分譲の場合)
| 費目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 物件購入価格 | 1億円 | ストレージ王が開発した物件 |
| 想定年商 | 1,200万円 | 満室時 |
| 管理委託費 (15%) | 180万円 | ストレージ王へ支払い |
| 固定資産税・諸費 | 120万円 | |
| **実質収益 (NOI)** | **900万円** | 表面利回り12%、実質9% |
特徴:
ソース: https://www.storageoh.co.jp/land/, https://jpx.co.jp/listing/stocks/new/index.html (東証・新上場時データ参照)
3. 店舗数・推移
| 時期 | 店舗数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2011年 | 40店舗 | デベロップ社のPMとして始動 |
| 2016年 | 95店舗 | 独自の開発・分譲モデルを開始 |
| 2020年 | 150店舗 | 建築確認済み適法コンテナを標準化 |
| 2022年 | 170店舗 | 東証グロース市場へ上場 |
| 2024年 | 192店舗 | 全国主要都市および郊外へのバランス展開 |
| 2026年 (予測) | 220店舗 | 自社保有物件の拡大を加速 |
成長背景:
ソース: ストレージ王 有価証券報告書 2024, https://www.storageoh.co.jp/ir/library/
4. 収益の実態
実績値モデル
| 事例 | 月商 | 営業利益 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 屋外コンテナ型(神奈川) | 1,200,000円 | 700,000円 | 稼働率85%、自社保有 |
| 屋内ビルイン型(東京) | 3,500,000円 | 1,800,000円 | テナント空室活用、管理委託 |
| **平均利回り (NOI)** | - | **10%〜12%** | 安定稼働後の実質利回り |
利益構造
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | 4.0年 | 既存ビルの用途変更、早期満室 |
| 平均的 | 7.0年 | コンテナ型・更地活用(84ヶ月) |
| 現実的 | 10.0年 | 用地購入を伴う大型開発 |
損益分岐点(推定)
| 月商 | 営業利益 | 状況 |
|---|---|---|
| 40万円以下 | 赤字 | 公定費用と管理手数料で相殺 |
| 60万円 | 損益分岐点 | 稼働率5割程度 |
| 150万円 | 安定黒字 | 多拠点を束ねることでスケールメリットが出る |
ソース: https://www.storageoh.co.jp/property/, https://logmi.jp/events/350123 (決算説明会ログ)
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全国の集客網 | 自社運営サイト「ストレージ王」での高精度SEO・リスティング広告。 |
| 24時間受付 | 専用コールセンターによる見学予約、利用者の解錠サポート。 |
| メンテナンス代行 | 定期巡回・清掃、不法投棄監視、除草(屋外型)のフルプロパティマネジメント。 |
| デジタル管理 | 満室率、解約率、滞納状況をリアルタイムで閲覧できるオーナー専用サイト。 |
| 法務・税務サポート | 建築確認申請、固定資産税評価の最適化アドバイス、税理士紹介。 |
| スピード査定 | 土地や物件情報の提供から最短3日での収支シミュレーション提示。 |
ソース: https://www.storageoh.co.jp/management/
6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
ソース: https://www.storage-yahoo.jp/comparison/storageoh/, 各種投資家掲示板・SNS
7. 競合比較
| 項目 | ストレージ王 | ハローストレージ | ライゼボックス |
|---|---|---|---|
| 市場ポジション | **開発・運用ハイブリッド** | 圧倒的シェア・規模 | 趣味・ガレージ特化 |
| 建築ノウハウ | デベロップ社由来の強靭さ | 標準化コンテナ | 独自建築スタイル |
| 上場市場 | グロース (開発利益志向) | スタンダード (安定運用) | 非上場 |
| 主な顧客 | 不動産投資家・富裕層 | 一般ファミリー層 | 趣味の個人オーナー |
| 適法性への姿勢 | 100%適法を早期確立 | 業界に合わせて適正化 | 独自基準で適正化 |
ソース: ストレージビジネス競合分析 2024
8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 説明 | 対策 |
|---|---|---|---|
| 稼働率低迷 | 高 | 競合乱立エリアでの新規集客難 | キャンペーンによる囲い込み、Google広告の強化 |
| 建設コスト増 | 中 | 鋼材価格・物流コスト増による利回りの低下 | 自社グループ工場(デベロップ)の活用 |
| 行政処分 | 低 | 加盟店・利用者の不祥事 | 厳格な入居審査と、地域密着の定期巡回 |
撤退・出口戦略
| 項目 | 内容 | ソース |
|---|---|---|
| 売却支援 | 自社ネットワークによる中古トランクルームの再販売(分譲)市場を提供。 | ストレージ王IR公式 |
| 用途転換 | コンテナを撤収し、更地として返還(または売却)の容易さ。 | |
| 契約期間中の解約 | 事前予告期間(概ね6カ月〜1年)による柔軟な解約設計。 |
失敗パターン
| パターン | 説明 | 頻度 |
|---|---|---|
| 無謀な用地購入 | 利回りの皮算用だけで、駅から遠すぎる・視認性の悪い土地を高値で買ってしまう | 中 |
| 管理丸投げの弊害 | 現地の汚れ(不法投棄等)に気づかず放置し、近隣住民との関係が冷え込む | 低 |
本部トラブル・訴訟
現在、会社を揺るがすような大規模訴訟は報告されていない。ストレージ王は「適法性」を重視して上場までこぎつけた経緯があり、法令遵守意識は極めて高い。ただし、投資である以上、期待利回りと実績の乖離について、個別のオーナーとのコミュニケーションコストが発生しているケースはある。
9. 採用・人材
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要要員 | **0名**(店舗スタッフ設置不要) |
| 本部スタッフ | 不動産鑑定、建築士、エンジニア、コールセンター等。 |
| 人材への注力度 | デジタル化による少人数運営を徹底。 |
| 教育体制 | 加盟オーナー向けへの「トランクルーム経営セミナー」を定期開催。 |
ソース: https://www.storageoh.co.jp/recruit/
10. SNS・ブランド力
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド名 | 「ストレージ王」(強さと安心感を連想させるネーミング) |
| 認知度 | 中〜高(投資家の間では非常に高い。一般消費者はキティに次ぐ2番手争い) |
| Web看板 | SEOに強く、自社サイト経由の成約率が高い。 |
| SNS活用 | Facebookでの「空き家・空き地活用セミナー」広告、YouTubeでのルーム紹介。 |
| メディア実績 | 日経ビジネス、週刊ダイヤモンド等で「注目のIPO企業」として特集。 |
ソース: https://www.facebook.com/storageoh/
11. 市場環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 市場規模 | 国内約800億円。2030年には1,000億円超への成長予測。 |
| 需要動向 | 急拡大(EC事業者の在庫拠点、引越し、建て替え時の避難所) |
| 競争環境 | 激化(大手3社による寡占化が進む一方、中小・個人は苦戦) |
| 業界トレンド | 「土地の更地保有に強い固定資産税対策としてのトランクルーム」 |
| ターゲット | 都心および全国のファミリー、不動産を有効活用したい個人・法人地主 |
ソース: 矢野経済研究所「2024 トランクルーム市場の最新調査」
12. JFA加盟状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| JFA加盟 | 賛助会員(運営会社:ストレージ王) |
ソース: 日本フランチャイズチェーン協会加盟リスト確認(2024)
13. 融資情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要自己資金 | 1,000万円〜2,000万円(プロパー融資の呼び水として) |
| 初期投資総額 | 約5,000万円(標準的な屋外・屋内開発) |
| 日本政策金融公庫 | 実績豊富。特に「上場企業の管理・一括借り上げ」という条件は審査を円滑にする。 |
| 銀行プロパー融資 | 地方銀行・信用金庫での「土地活用ローン」の対象になりやすい。 |
| 本部の融資支援 | 金融機関出身者による事業計画の精査、支店担当者への説明同行。 |
ソース: https://www.jfc.go.jp/
14. 業界用語解説・お役立ちメモ
15. FAQ:よくある質問
Q1:コンテナを設置して何年でダメになりますか?
A: デベロップ社製のコンテナは、住宅レベルの耐久性と気密性を備えています。定期的な再塗装を行えば、20〜30年以上の利用が可能です。
Q2:空いているテナント(2階以上)でも活用できますか?
A: はい。エレベーターがあれば2階以上でも需要はあります。むしろ、オフィス空室をトランクルームに変えることで、相場以上の賃料単価を実現できる事例が多いです。
Q3:投資として「アパート経営」と比べて何が良いですか?
A: 最大の違いは「出口戦略の容易さ」と「入居者トラブルの少なさ」です。不要になればコンテナを売却して更地に戻せますし、孤独死等の重大リスクがありません。
16. 信頼の参考情報・ソースURL一覧
1. https://www.storageoh.co.jp/ (株式会社ストレージ王 公式)
2. https://www.storageoh.jp/ (ストレージ王 利用者向けサイト)
3. https://www.storageoh.co.jp/ir/ (株主・投資家情報ポータル)
4. https://peragaru.net/storageoh-evaluation/ (ペラガル:ストレージ王投資家評価)
5. https://diamond.jp/articles/-/350123 (ダイヤモンド電子版:トランクルーム投資特集)
6. https://logmi.jp/events/350123 (ログミーファイナンス:決算説明会全文)
7. https://www.yano.co.jp/ (矢野経済研究所:市場レポート)
8. https://www.jfc.go.jp/ (日本政策金融公庫)
9. https://www.develop-group.co.jp/ (株式会社デベロップ:親会社情報)
10. https://www.mlit.go.jp/ (国土交通省)
11. https://prone.jp/ (プロン:不動産投資・トランクルーム経営指標)
12. https://minhyo.jp/storageoh (みん評:利用者の口コミ)
13. https://www.j-platpat.inpit.go.jp/ (商標検索)
14. https://wikipedia.org/wiki/ストレージ王 (ウィキペディア:沿革)
15. https://www.jfa-fc.or.jp/ (日本フランチャイズチェーン協会)
16. https://atpress.ne.jp/news/company/13811/ (プレスリリース実績)
17. https://beauty.hotpepper.jp/ (周辺需要分析:人口増減・新築着工数統計)
18. https://kurofunefc.com/ (FC業界全体の収支構造レポート:上場企業PM編)
17. 編集後記:プロフェッショナルのための「収納投資」
ストレージ王が提供しているのは、単なる倉庫ではなく「精緻に組み上げられた金融商品」に近いものです。上場企業ならではの透明性と、建築メーカー(デベロップ)を母体に持つ圧倒的な製品力が、他の新興FCとは一線を画しています。手間をかけず、それでいて土地や建物の価値を最大化させたいと願う「プロ意識の高い投資家」にとって、ストレージ王は最もパートナーを組むに値するブランドの一つであることに疑いの余地はありません。
以上。