秀英予備校 — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-04
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社秀英予備校 |
| 英語名 | SHUEI YOBIKO Co., Ltd. |
| 本社所在地 | 〒420-0839 静岡県静岡市葵区鷹匠2丁目7-1 |
| 設立年 | 1984年1月(創業:1977年) |
| 代表取締役 | 渡辺 武 |
| 資本金 | 20億6,047万円 |
| 上場市場 | 東証スタンダード(株式コード:4678) |
| 事業内容 | 小中高一貫の学習指導、映像授業「秀英iD予備校」のFC展開 |
| 拠点数 | 直営・FC合わせ約250拠点 |
| TEL | 054-252-1184(代表) |
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2. FC加盟条件
秀英予備校のフランチャイズは、主にトップ講師による映像授業を活用した「秀英iD予備校」の形態で募集されています。
| 項目 | 金額(標準モデル) | 備考 |
|---|---|---|
| 加盟金 | 150万円(税別) | 研修費50万円を含む場合が多い |
| 映像システム導入費 | 100万〜200万円 | PC、タブレット、配信設定 |
| 備品・什器 | 100万〜150万円 | デスク、チェア、看板等 |
| **初期投資目安** | **約750万〜1,200万円** | 物件取得費別途 |
| **ロイヤリティ** | **授業料収入の10%** | **映像使用料として別途10%(計20%目安)** |
| 教材費 | 実費 | 本部指定のオリジナルテキスト |
| 広告分担金 | 固定または比率 | エリア宣伝費 |
| 契約期間 | 5年(自動更新) | 更新料なし |
特徴:
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3. 教室数・推移
| 時期 | 国内拠点数(iD予備校含) | 備考 |
|---|---|---|
| 2012年 | 約220校 | 東海圏から全国展開へ |
| 2015年 | 約280校 | 映像授業のFC募集を本格化 |
| 2018年 | 約250校 | 不採算校の整理と校舎大型化 |
| 2021年 | 約240校 | オンライン双方向授業の導入 |
| 2024年 | **約250校** | **不登校支援や通信制高校との連携を模索中** |
成長背景:
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4. 収益の実態
収益モデルケース(生徒数50名の場合)
| 項目 | 内容 | 収支額 |
|---|---|---|
| **売上(月謝平均2.8万 × 50名)** | 映像授業料含む | 1,400,000円 |
| 加盟ロイヤリティ(10%) | 本部管理費 | ▲140,000円 |
| 映像使用料(10%) | 教材ライセンス | ▲140,000円 |
| スタッフ人件費(補助員2名等) | 授業なしのため低め | ▲250,000円 |
| テナント家賃(25坪・標準立地) | 駅から少し離れた場所可 | ▲200,000円 |
| 広告宣伝費・販促費 | 本部作成物活用 | ▲80,000円 |
| 水光熱・雑費 | 通信環境維持費込 | ▲40,000円 |
| **営業利益(月額手取り)** | **純利益** | **550,000円** |
収益のレバレッジ(生徒80名の場合)
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | 2年〜3年 | 初期投資を750万円に抑え、1年以内に生徒40名を達成した場合。 |
| 平均的 | 4年〜6年 | 1,000万円超の投資を、標準的な募集ペースで回収。 |
| 保守的な計画 | 7年〜 | 開校初期に多額のウェブ広告費を投入した場合。 |
損益分岐点(生徒数ベース)
| 在籍数 | 経営状況 | 状況予測 |
|---|---|---|
| 15名以下 | 赤字圏内 | コンテンツ費と家賃でマイナス。 |
| 25名 | 損益分岐点 | 運営費を賄えるライン。オーナーが無給なら成立。 |
| 45名 | 安定黒字 | 会社員並みの収入が安定的に発生。 |
| 60名以上 | 繁栄店 | 周辺の学習ニーズを独占。スタッフ増員を検討。 |
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5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 秀英コンシェルジュ | 事務・経理を本部が代行。オーナーは生徒と向き合う時間に専念。 |
| 定期巡回指導 | エリア担当が季節ごとの生徒募集プラン(夏期講習等)を一緒に策定。 |
| 講師代行システム | **「映像授業」そのものが最強の強力なサポート。** 講師採用・育成の悩みから解放。 |
| 販促物提供 | 上場企業クオリティの洗練されたチラシ・パンフレットを安価に提供。 |
| 全国模試 | 「秀英統一テスト」の実施。合否判定と弱点分析データの提供。 |
| 加盟店会議 | 全国、またはエリアごとの情報交換会。成功事例の水平展開。 |
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6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
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7. 競合比較
| 項目 | 秀英iD予備校 | 河合塾マナビス | 東進衛星予備校 |
|---|---|---|---|
| **ターゲット** | **小・中・高** | 高校生専門 | 高校生専門 |
| **主な形態** | 映像+個別フォロー | 映像+アドバイザー | 映像+担任指導 |
| **加盟ハードル** | **比較的低い(750万〜)** | 高い(数千万〜) | 高い(大手法人が主) |
| **ロイヤリティ** | 10% + 映像費 | 非公開(高い) | 映像使用料等 |
| **強み** | **中学受験・高校受験に強い** | 大学受験(教務) | 大学受験(有名講師) |
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8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|---|
| **競業(直営との競合)** | 中 | 本部が近隣に強力な直営校(集団クラス)を出す。 | 出店時のエリア特定保護の合意。 |
| **システムトラブル** | 中 | 映像配信サーバーのダウン、PCの老朽化。 | 予備機材の確保、定期的なインフラ更新。 |
| **合格実績の変動** | 低 | 地元の最難関校への合格者が減り、口コミが悪化。 | 本部とのデータ連携による、より精緻な受験指導。 |
| **人件費高騰(補助スタッフ)** | 低 | 誰でもできる仕事だが、最低時給の上昇。 | 運営オペレーションの更なるデジタル化。 |
撤退条件(詳細)
| 項目 | 内容 | ソース |
|---|---|---|
| 契約期間 | 5年(一般) | 募集要項より |
| 解約通知 | 契約満了の6ヶ月前。中途解約は違約金可能性あり。 | 契約約款 |
| コンテンツ返還 | ID・パスワードの即時抹消、テキスト残在庫の処分。 | 同上 |
| 看板撤去 | 建物原状回復とブランド表記の完全抹殺。 | 同上 |
失敗パターン
| パターン | 説明 | 頻度 |
|---|---|---|
| **「放置」運営** | 子供が映像を見ているからと、オーナーがスマホをいじり、教室に緊張感がなくなる。 | 高 |
| **地元の情報の欠如** | 映像は全国共通だが、地元の学校の定期テスト範囲などのローカル情報の収集を怠る。 | 中 |
| **追加提案不足** | 季節講習を「映像を見るだけ」で終わらせ、生徒のモチベーション維持に失敗する。 | 中 |
本部トラブル・訴訟
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9. 採用・人材
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 講師の必要性 | ほぼ不要(質問対応のみ)。大学生のライトな採用が可能。 |
| オーナー像 | 50代の早期退職者、未経験からでも「教育への想い」があれば運営可能。 |
| スタッフ教育 | 映像の使い方、子供への声掛けタイミングの研修。 |
| 表彰 | 優秀加盟校への報奨金、または上場企業株主総会への参観等のユニークな優遇(稀)。 |
| 勤務形態 | 夕方から夜のみ。昼間は副業等も可能な効率性。 |
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10. SNS・ブランド力
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| キャッチコピー | **「映像授業、秀英。」** シンプルかつ教務力の高さを強調。 |
| テレビCM | 東海・静岡圏での圧倒的な放映量。 |
| YouTube | **「秀英予備校 授業動画ch」**を公開し、授業の質をオープンに公開。 |
| ブランド評価 | 「しっかり勉強させる塾」という、真面目で伝統的な評価。 |
| SNS運用 | 校舎ごとのInstagramでの勉強風景、合格速報の発信。 |
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11. 市場環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 市場全体 | 映像学習(スタディサプリ等)の普及により、映像授業への抵抗感が消失。 |
| トレンド | **「対面×デジタルの融合」**。家ではサボるから塾で映像を見る、という需要。 |
| 地方創生 | 講師が確保できない過疎地域における、唯一の「トップ指導」インフラ機能。 |
| 需要予測 | 推薦入試(総合型選抜)拡大により、全教科対応できる映像授業の価値が向上。 |
| 経済要因 | 塾代を抑えたい層と、質を重視したい層の「中間層」の獲得。 |
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12. JFA加盟状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| JFA加盟 | **正会員**(株式会社秀英予備校として加盟) |
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13. 融資情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要自己資金 | 300万円〜500万円。 |
| **日本政策金融公庫** | **上場企業のFCとして高い信頼。** 新創業融資等の活用実績多数。 |
| 融資額の目安 | 700万〜1,000万円。PC設備や運転資金として。 |
| 補助金活用 | 「IT導入補助金」などを活用したシステム導入の実績(時期による)。 |
| 金融機関評価 | 40年の継続的な黒字運営母体があることが審査にプラス。 |
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