セルフ古着 SELFURUGI (セルフルギ) — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-05
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社AVEND (AVEND Co., Ltd.) |
| 本社所在地 | 東京都新宿区高田馬場3-9-3 |
| 設立年 | 2021年9月 |
| 代表取締役 | 南雲 宏樹 |
| 資本金 | 100万円 |
| 売上高 | 非公開 |
| 事業内容 | 無人古着屋「SELFURUGI」のFC本部運営、古着卸売、リユース事業 |
| TEL | 03-6822-2431 |
ブランドの概要:
SELFURUGI(セルフルギ)は、2021年の創業以来、24時間365日営業の「完全無人古着屋」という新形態のビジネスを牽引する注目ブランドです。コロナ禍での非接触ニーズと、若年層を中心とした古着ブーム、そしてテクノロジーを活用した店舗運営の省人化を組み合わせ、急速に店舗数を拡大しています。最大の特徴は、独自の古着仕入れルートと、防犯カメラ・POSデータを駆使した「IT×リユース」の運営体制にあります。オーナーは店舗に常駐する必要がなく、商品の補充と清掃といった最小限の稼働で運営できるため、脱サラ独立のみならず、法人の新規事業や個人の副業としての適性が極めて高いモデルです。SDGsへの関心が高まる中、衣類廃棄問題にもアプローチするサステナブルなビジネスとしても評価されています。
ソース: https://selfurugi.jp/, https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000088021.html
2. FC加盟条件
| 項目 | 金額 | ソース |
|---|---|---|
| 加盟金 | 1,650,000円 (税込) | https://fc-pivot.com/ |
| 保証金 | なし(プランによる) | |
| 開業準備金 | 約110万円 | 内装・什器・レジ |
| **契約時支払い合計** | **2,750,000円〜** | 税込参考 |
| **ロイヤリティ(月額)** | **月額固定 110,000円 または 売上の7%** | 複数プランあり |
| 広告分担金(月額) | 要資料請求 | |
| システム利用料(月額) | 22,000円 | 防犯カメラ・管理OS |
| **月額固定費合計** | **約20万円〜40万円** | 家賃により変動 |
| 物件取得費 | 100万円〜200万円 | 10〜15坪程度 |
| 内外装費 | 80万円〜150万円 | DIY等で削減可能 |
| **初期投資総額** | **約550万円~1,000万円** | 仕入れ代を含む |
| 契約期間 | 5年 | |
| 更新加盟金 | 要資料請求 |
月間固定費の全容
| 費目 | 月額 (推定) | 備考 |
|---|---|---|
| ロイヤリティ | 110,000円 | 固定プランの場合 |
| システム利用料 | 22,000円 | 監視システム等 |
| 販促・サポート | 11,000円 | SNS支援等 |
| **本部への支払い合計** | **143,000円** | 税込 |
| 家賃(推定) | 150,000円 | 中野・高田馬場等の駅近路面 |
| 水光熱・通信費 | 20,000円 | 照明・監視カメラ中心 |
| その他雑費 | 10,000円 | 清掃用具等 |
| **月間固定費合計(推定)** | **約323,000円** | 人件費0円 |
特徴:
ソース: https://entrenet.jp/0000159495/, https://sagasufc.com/brand/585
3. 店舗数・推移
| 時期 | 店舗数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2021年12月 | 1店舗 | 高田馬場1号店オープン |
| 2022年06月 | 5店舗 | 関東圏でのモデル確立 |
| 2023年12月 | 15店舗 | 地方都市への展開開始 |
| 2024年12月 | 28店舗 | 全国主要都市カバー |
| 2025年04月 | 35店舗 | 定期的な出店ペースを維持 |
成長背景:
ソース: https://recycle-tsushin.com/news/detail_7088.php
4. 収益の実態
モデルケース&実績
| 事例 | 月商 | 利益/年収 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 繁華街・旗艦店 | 2,500,000円 | 750,000円 | 20坪・高回転立地 |
| 住宅街・路面店 | 1,200,000円 | 280,000円 | 10坪・主婦/学生ターゲット |
| **平均的利益** | - | **35万円〜55万円** | 利益率25%〜30%目標 |
利益構造
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | 1.2年 | 居抜き物件・SNS集客成功店 |
| 平均的 | 2.5年 | 標準的な認知獲得プロセス |
| 現実的 | 3.5年 | 近隣競合増加を考慮した試算 |
損益分岐点(推定)
| 月商 | 営業利益 | 状況 |
|---|---|---|
| 50万円以下 | 赤字 | 家賃とロイヤリティで利益相殺 |
| 85万円 | 損益分岐点 | 投資回収が始まるライン |
| 150万円 | 安定黒字 | 多店舗展開が容易な収益水準 |
ソース: https://youtube.com/watch?v=NnFkID6qHkI (公式インタビュー参照), https://ecsoncho.jp/brand/selfurugi/
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開業前研修 | 商品知識、陳列ノウハウ、OS操作(1日〜3日) |
| 開業後SV訪問 | 月1回の定期リモート診断・不定期訪問 |
| 月次ミーティング | 売上分析に基づいた改善提案(オンライン) |
| 赤字補填制度 | なし |
| 収入保障制度 | なし |
| 広告戦略 | インスタグラム等のSNS運用代行・支援 |
ソース: https://selfurugi.jp/fc/
6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
ソース: Googleマップ口コミ、みん評、SNS投稿
7. 競合比較
| 項目 | SELFURUGI | 24 (トゥエンティフォー) | 卸直売古着屋 |
|---|---|---|---|
| モデル | ブランド構築型・無人 | 加盟店自由度高・無人 | 価格重視・有人/無人 |
| 店舗数 | **~35 (拡大中)** | ~20 | 中小多数 |
| 特徴 | 洗練されたブランドイメージ | 地方ロードサイド強 | 圧倒的安さ |
| 初期投資 | **約600万円〜** | 約500万円〜 | 300万円〜 |
| 収益性 | 中〜高 | 中 | 低〜中 |
ソース: 自社調べ・FC比較サイトデータ(2024)
8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 説明 | 対策 |
|---|---|---|---|
| 盗難・不正決済 | 中 | 万引きやタグの付け替え等のリスク | 顔認証、死角なしのカメラ配置、警察連携 |
| 近隣競合の乱立 | 高 | 無人古着屋全体の増加によるシェア奪い合い | セレクトの質、SNSでのファン化、独自企画 |
| トレンドの終焉 | 低 | 古着文化そのものは定着、ただし無人の物珍しさは減退 | 定期的なレイアウト変更、シーズン商材の鮮度維持 |
撤退条件(詳細)
| 項目 | 内容 | ソース |
|---|---|---|
| 契約期間 | 5年(以降1年更新) | 契約書雛形より |
| 中途解約の違約金 | 解約予告6ヶ月前、または残期間ロイヤリティの50% | 要資料請求 |
| 競業避止義務 | 解約後1年間、同一商圏内での古着ビジネス禁止 |
失敗パターン
| パターン | 説明 | 頻度 |
|---|---|---|
| 立地選定のミス | 若者が通らない路地裏や、視認性が極端に悪い物件 | 中 |
| 商品回転の鈍化 | 補充を怠り、いつ来ても同じラインナップだと思われる | 高 |
本部トラブル・訴訟
現在まで、本部と加盟店間での集団訴訟や、重大な不祥事に関する報道・記録は一切確認されておりません。クリーンな運営体制を維持していると言えます。
ソース: 各種ニュース・Web検索結果(2025/4現在)
9. 採用・人材
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要資格 | 不要(古物商許可は本部サポートあり) |
| 経営経験 | 不要(未経験者が9割以上) |
| スタッフ規模 | 基本0名(巡回スタッフを雇用するケースも稀にある) |
| オーナー層 | 30代〜40代の脱サラ組、副業中の会社員、多角化目的の法人 |
ソース: 公式オーナー募集サイト
10. SNS・ブランド力
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| テレビCM | なし(主にWeb/SNS発信) |
| 認知度 | z世代を中心に「無人古着屋といえばSELFURUGI」の地位を確立 |
| 来店客数 | 30人〜80人/日(平均) |
| リピート率 | 約40%(会員推計) |
| SNS活用 | Instagram, TikTokでのリール動画が好調 |
ソース: 公式SNS統計データ
11. 市場環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 市場規模 | リユース市場全体で3兆円超(2025年予測) |
| 需要動向 | 継続的な拡大傾向。ヴィンテージ・レトロへの関心高 |
| 競争環境 | 無人アパレルのみならず、メルカリ等のC2Cとも競合 |
| 業界トレンド | 「サステナブル」「リセールバリュー」の一般化 |
| ターゲット | 10代後半〜30代のファッション感度が高い層 |
ソース: 2024 リユース業界年鑑
12. JFA加盟状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| JFA加盟 | 非加盟(要確認:2025年4月時点) |
ソース: 日本フランチャイズチェーン協会 加盟社検索
13. 融資情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要自己資金 | 200万円〜 |
| 初期投資総額 | 約600万円〜1,000万円 |
| 日本政策金融公庫 | 創業融資(新創業融資制度)の活用が推奨される |
| 融資額の目安 | 投資総額の60%〜80%程度 |
| 本部の融資支援 | 収支計画書の作成サポート、提携金融機関の紹介 |
ソース: 公式FC説明会資料
14. よくある質問 (FAQ)
- A: はい。本部の卸売ネットワークにより、売れ筋の商材がパッケージ化されて届くため、オーナーが市場で一点一点買い付ける必要はありません。
- A: 防犯カメラの設置、スマートロックによる入退室管理、さらに「顔が見える」ブランド作りにより、実店舗の盗難率は極めて低い水準に抑えられています。
- A: 店舗の売上規模によりますが、週に1〜2回、1〜2時間の作業で十分な在庫回転を維持できるモデルです。
- A: 契約プランによりますが、ブランドの品質維持のため、基本的には本部指定商品が推奨されます。
- A: 本部のシーズン管理システムに基づき、最適なタイミングで商品の入れ替えサポートを行います。
15. 用語集
16. 今後の展望
セルフ古着 SELFURUGIは、アパレル業界における「無人化」の旗手として、今後はさらなるテクノロジーの導入と店舗体験の向上を目指しています。具体的には、AIによるファッション相談ミラーの設置や、RFIDタグを用いたより高度な決済システムの導入が検討されています。また、地方のシャッター街に「24時間の灯り」と「若者の集い」をもたらす地方創生モデルとしてのポテンシャルも大きく、全国100店舗体制に向けたロードマップが描かれています。単なる「安い服の販売店」ではなく、自分だけのスタイルを誰にも邪魔されずに見つける「秘密基地」のようなブランド体験を磨き続けることで、リユース市場での独自性を確固たるものにしていくでしょう。
編集後記:鏡に映る自分と、無人の物語。
店員もいない、音楽と鏡。そして並ぶ無数の古着たち。SELFURUGIの店舗に一歩踏み入れると、そこには自分自身と服だけが向き合う、独特の静寂があります。デジタル化が進み、スピードばかりが求められる現代において、誰にも邪魔されずに「直感」で一着を選ぶという行為は、ある種のデトックスに近いのかもしれません。無心でハンガーを繰る音、セルフレジの決定ボタン。その一つひとつが、新しい古着ビジネスの鼓動として全国に響き渡っています。この無人の空間に、次はどのような文化が書き込まれていくのでしょうか。
以上。