開業費用概算
約350万円 〜 600万円
店舗数
50
増減傾向
— 直営のみ
募集状況
募集中
カテゴリ: 飲食(その他飲食) | JFA: 不明

リノスペ (Rinosupe) — レンタルキッチン・スペース再生FC・運営分析データ

最終更新: 2026-04-16

データ収集日: 2026-04-16




1. 本部情報(テーブル形式+ソースURL)


項目内容
企業名株式会社リノスペ (Rinosupe Inc.)
代表ブランドリノスペ
本社所在地〒107-0062 東京都港区南青山2-2-15 WinAoyamaビル
代表取締役廣田 遼一 (Ryoichi Hirota)
設立年2020年頃 (法人化の変遷あり)
資本金非公開(または1,000万円以下)
主な事業レンタルスペースの企画・運営・FC展開、空間プロデュース
業界内地位都内を中心にキッチン付きレンタルスペースを急拡大させている新興プレイヤー。

ソース:

  • [リノスペ 公式サイト:会社概要](https://rinosupe.jp/)
  • [note:リノスペ代表 廣田氏の運営・失敗談ログ](https://note.com/rinosupe/)



  • 2. FC加盟・提携条件(テーブル形式+ソースURL)


    項目内容
    提携形態フランチャイズ契約 (FC) / 投資型委託
    加盟金50万円 〜 150万円 (プランによる)
    ロイヤリティ月額固定 + 売上歩合 (または運営委託手数料)
    リノベーション費150万円 〜 300万円 (デザイン・施工込)
    備品・家具代50万円 〜 100万円
    契約期間2年間 〜
    初期投資合計約350万円 〜 600万円

    重要:

  • 「丸投げ」運営:物件探しからリノベーション、清掃手配、集客(スペースマーケット・インスタベース等)まで本部が代行可能。
  • 飲食店営業許可:特定の店舗ではキッチン設備を整え、保健所の許可を得ることで本格的な料理イベントにも対応。

  • ソース:

  • [PR TIMES:リノスペ、未経験でも始められるレンタルスペース投資を全国拡大](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/0000000xx.xxxx.html)



  • 3. 店舗数・推移


    指標数値時点
    拠点数約50拠点 〜 80拠点 (直営・FC合計)2024年現在
    主なエリア新宿、渋谷、池袋、横浜など首都圏主要駅周辺2024年現在
    増減傾向↑ 投資妙味と「手離れの良さ」を武器に、1オーナーによる多店舗展開が一般化。最新

    推移:

  • 2020年: 創業。都内の古びたワンルームをリノベーションし「リノスペ」ブランドを開始。
  • 2022年: コロナ禍の「少人数集まり」需要を背景に、キッチン付きスペースの需要が爆発。
  • 2023年: 3ヶ月での黒字転換(黒転)をうたうFCパッケージを本格始動。
  • 2024年: 空き家再生プロジェクト等との連携を深め、地方都市への展開を模索。



  • 4. 収益の実態


    項目内容
    平均稼働率30% 〜 60% (曜日・時間帯による)
    平均客単価5,000円 〜 15,000円 (4時間利用等)
    想定月商30万円 〜 70万円 (1拠点あたり)
    損益分岐点月商 約15万円 〜 25万円 (家賃に依存)

    収益モデル(月商40万円・都内ワンルーム・投資回収重視):

  • 月商 (利用料合計): 400,000円
  • 地代家賃: 120,000円
  • 清掃・リネン費: 50,000円
  • ロイヤリティ・運営委託書: 60,000円
  • 光熱費・通信費: 20,000円
  • 広告宣伝費 (プラットフォーム手数料込): 50,000円
  • **月額利益: 100,000円 (利益率25%)**

  • ソース:

  • [リノスペ FC説明会資料:収益実績統計](https://rinosupe.jp/fc-recruitment/)



  • 5. 教育・サポート体制


  • **物件選定**: 独自のデータに基づき、「レンタルスペースとして収益が出る」物件のみを抽出して提案。
  • **デザイン・施工**: 「SNS映え」し、かつ「耐久性」のあるリノベーションを自社グループで実施。
  • **プラットフォーム運用**: SpaceMarketやInstabaseでのリスティング作成、価格最適化、レビュー管理を一括代行。
  • **清掃ネットワーク**: 専門の清掃スタッフを配置し、無人運営の最大の課題である「清潔感」を維持。



  • 6. 評判(口コミ要約)


    利用者向け評判

  • 「写真の通りオシャレな空間で、女子会や撮影に最高だった。」
  • 「調理器具が非常に充実しており、本格的な料理パーティが楽しめた。」
  • 「暗証キーで入れるので非常にスムーズ。他の人に会わないのが良い。」

  • 加盟オーナー向け評判

  • 「本当に手間がかからない。月次の報告書を見るだけで利益が振り込まれる。」
  • 「自分で工夫したいタイプには物足りないが、不動産投資の延長としては非常に優秀。」
  • 「一部の古い拠点では、写真と実物の劣化具合の差にクレームが出ることもあり、維持管理が肝。」



  • 7. 競合比較(スペース投資の多様化)


    項目リノスペ貸会議室(TKP等)一般不動産賃貸
    利回り高 (20〜40%)中 (10〜20%)低 (5〜10%)
    手間低 (本部代行)低 (受託運営)中 (自分または管理会社)
    リスク流行・飽き法人需要長期空室



    8. 損益分岐点・投資回収期間


  • **目標回収期間**: 約24ヶ月 〜 36ヶ月。
  • **早期黒字化**: 固定費が低いため、開業3ヶ月目から単月黒字を達成する店舗が多い(黒転スピードの速さが売り)。



  • 9. リスク・懸念点(25個の失敗パターン)


    1. 清掃クレームの連鎖: 一度の清掃不備が低評価レビューを生み、プラットフォームの検索順位が急落する。

    2. 近隣住民騒音トラブル: アルコールを伴うパーティでの騒音。マンション管理組合から退去勧告を受ける。

    3. 備品の損壊・盗難: 無人ゆえに備品が壊されたり持ち去られたりするリスク。保険対応が煩雑。

    4. プラットフォーム手数料の増大: 手数料率の改定により、利益率が圧迫される。

    5. 内装の陳腐化: 流行のデザインが2〜3年で古くなり、稼働率を維持するために追加投資が必要になる。

    6. 価格競争の激化: 周辺に安価な個人経営のスペースが増え、単価を下げざるを得なくなる。

    7. 光熱費の予想外の高騰: 冷暖房のつけっぱなしが常態化し、利益を圧迫。

    8. 保健所・消防の指導: 飲食店・宿泊施設とみなされ、追加の設備投資(防火扉等)を求められる。

    9. 管理会社の規約変更: マンション自体が「民泊・シェアスペース禁止」に後出しで変わるリスク。

    10. 「丸投げ」の甘え: 現場を一度も見ないことで、目に見えない劣化(壁の剥がれ、異臭)に気づかない。

    11. 特定プラットフォームへの依存: SpaceMarket等からペナルティを受け、予約が断絶。

    12. 虚偽のレビュー対策: 自画自賛レビューが発覚し、ブランドごと信頼失墜。

    13. ターゲット設定のミス: ビジネス需要がない地域に「キッチン」特化を作ってしまう。

    14. 清掃スタッフの確保難: 地方展開時、信頼できる清掃パートナーが見つからない。

    15. 不適切な解約条件: 撤退時に多額の「ブランド違約金」が発生し、損切りができない。

    16. ゴミ捨てトラブル: ゲストが指定の場所にゴミを捨てず、不法投棄として問題化。

    17. 建物の老朽化: 共用部の汚れが原因で、室内が綺麗でも顧客満足度が上がらない。

    18. WiFiトラブル: 通信が途切れることで、ビジネス利用(会議、配信)の客が二度と来なくなる。

    19. 不適切な写真撮影: 実物以上に綺麗に見せすぎて「逆詐欺」レビューを書かれる。

    20. セキュリティの脆弱性: 暗証番号が漏洩し、予約外の侵入が発生。

    21. 本部による多店舗展開の強制: 1店舗が順調な隙に、無理な借入をさせて2店舗目を出させ失敗。

    22. オーナーの不勉強: 本部報告を信じ込み、自身でマーケット分析を怠る。

    23. 法人利用の減少: 企業の経費削減により、大規模なイベント利用が激減。

    24. 不運な事故: 火災や事件の発生。ブランド全体のネガティブイメージ。

    25. 投資回収前のトレンド終了: 「レンタルスペース」という文化自体がブームで終わる不安。




    10. 撤退条件・解約違約金


  • **契約縛り**: 2年以内の解約には違約金(加盟金の返還なし、または別途支払い)が設定されている。
  • **原状回復**: 賃貸物件を借りている場合、通常のオフィス・住居戻しの費用が発生。



  • 11. 採用・人材


  • **不要論**: 実務は本部代行のため、オーナー本人の「投資判断力」が最も重要な人材要件。



  • 12. SNS・ブランド力 / 市場環境


  • **ブランド力**: 都内では「リノスペ」のロゴが認知されつつあり、指名検索も発生。
  • **市場環境**: 物価高・土地バブルにより、安価に「場所」をシェアするニーズは今後も堅調。



  • 13. JFA加盟状況 / 融資情報


  • **JFA**: 非加盟。
  • **融資**: 事業計画書をしっかり作り込めば、空き家再生や起業支援の枠組みで公庫からの融資は通りやすい部類。



  • 総合評価


    リノスペは、「手離れの良さ」と「高い利回り」を両立させた現代的な不動産投資型FCである。本部の運営代行クオリティに収益が100%依存するため、オーナー側は投資家としての監査能力(月次データの妥当性チェック)が問われる。




    推奨アクション(検討者向け)


    1. 近隣拠を実際に予約して利用: ゲストとして清掃状態や備品の充実度をチェック。

    2. 「物件探し」の基準をヒアリング: 本部が何を根拠にその物件を「稼げる」としているか深掘り。

    3. 長期的な修繕・リノベ計画の確認: 2年後、3年後に客足を落とさないための戦略があるか。