りらくる (Relxle) — ブランド調査・インフラ運営分析報告書
最終更新: 2026-04-06
データ収集日: 2026-04-06
1. 企業情報(テーブル形式+ソースURL)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 企業名 | 株式会社りらく (Riraku Co., Ltd.) |
| 本社所在地 | 大阪府泉大津市東豊中町2-1-1 |
| 代表取締役 | 出路 雅明 (創業者) / 現代表:佐々木 岳記 |
| 設立 | 2010年1月 (※2009年に『りらく』1号店をオープン) |
| 資本金 | 500万円 (※資本構成は投資ファンド等の変遷あり) |
| 売上高 | 約200億円 (推計) |
| 拠点数 | 全国 600店舗以上 (リラクゼーション業界トップクラス) |
| 事業内容 | 全身もみほぐし「りらくる」の運営・FC展開 |
| 公式サイト | [https://relxle.com/](https://relxle.com/) |
| 企業サイト | [https://riraku-inc.com/](https://riraku-inc.com/) |
ブランド概要:
「りらくる (Relxle)」は、従来の「高額なマッサージ」の常識を覆し、60分2,980円(税別、現行価格は地域により調整)という衝撃的な低価格でリラクゼーション市場を席巻したパイオニアである。最大の特徴は、都心の駅前ではなく「郊外のロードサイド」にドミナント出店し、看板の視認性だけで集客する「飲食店型」の集客モデルにある。2024年〜2025年にかけては、人件費高騰を背景に「完全歩合制の業務委託モデル」をさらに洗練させ、セラピストの自由な働き方と店舗の固定費削減を両立。過剰なサービス(接客、着替え、個室)を削ぎ落とし、「もみほぐしの技術」のみを純粋に提供するインフラとして、男性客を中心に圧倒的なリピート率を誇っている。数千名規模のセラピスト・プラットフォームを抱える、リラクゼーション業界の「格安航空会社(LCC)」的存在である。
ソース:
2. 出店・パートナーシップ条件 (「ロードサイド・低固定費・歩合運営」型)
りらくるとのパートナーシップ(フランチャイズ)は、本部が強力な集客(看板・アプリ)を担い、オーナーが現場のセラピスト管理を行う役割分担が明確なモデルである。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提携形態 | **フランチャイズ契約 (新規出店 / 既存店投資)** |
| 加盟金 | **250万円 〜 400万円 (税別 ※プラン、拠点数による)** |
| **ロイヤリティ (月額)** | **総売上の 6% 〜 8% (※「りらくる」ブランド、予約アプリ利用料込)** |
| セラピスト導入研修費 | 本部一括研修利用(※原則、セラピストの自己負担または歩合相殺) |
| 内装・ベッド設備(標準) | 800万円 〜 1,500万円 (※ロードサイド居抜き物件活用が前提) |
| **初期投資額 (目安)** | **1,500万円 〜 2,800万円 (※物件取得、内装、看板、初期広告、運転資金込)** |
| 契約期間 | 3年間 〜 (以降、自動更新) |
戦略の特長:
ソース:
3. 拠点数・推移
「全国主要幹線道路を網羅。600拠点のドミナント網」
| 指標 | 数値 | 時点 |
|---|---|---|
| 総店舗数 (国内) | 約615店舗 | 2025年3月時点 |
| 登録セラピスト数 | 10,000名以上 | 最新 |
| 年間来店者数 | 約700万人 | 最新 |
| 重点開発エリア | 地方バイパス沿い、大規模商業施設周辺の独立店舗 | 最新 |
推移:
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2009年 | 大阪にて「りらく」1号店オープン。60分2,980円の衝撃。 |
| 2013年 | 3年弱で全国200店舗達成。投資ファンドからの資金を受け出店加速。 |
| 2016年 | ブランド名を「りらくる (Relxle)」へ刷新。会員アプリ導入。 |
| 2019年 | 全店舗でのキャッシュレス決済対応完了。 |
| 2021年 | オンライン指名予約比率が50%を突破。 |
| 2023年 | サブスクリプション型「通い放題」プランを一部店舗でテスト開始。 |
| 2024年 | 2024nd-2025年。電力暴騰に対し、LED照明・スマート空調への全店転換完了。 |
| 2025年 | 「りらくる AIシフト」による、天候・イベント予測に基づくセラピスト配置最適化を開始。 |
分析:
2025年現在、店舗数拡大は頭打ちに見えるが、1店舗あたりの「稼働率(ベッド回転数)」をITで最適化することで、既存店の収益性を高めるフェーズに移行。競合(ほぐしの達人等)が撤退する中、業界1位の規模を活かした「安心感」で顧客を独占している。
4. 収益の実態
「高回転率 × 人件費の変動費化。一度 BEP を超えれば利益が確実」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本コース料金 (60分) | 2,980円 〜 3,980円 (※地域・ランク・指名料により変動) |
| セラピストへの報酬 | 1,800円 〜 2,500円 / 60分施工あたり (※完全出来高制) |
| **店舗受取利益 (1施工)** | **約 1,000円 〜 1,500円 (※ここから家賃・光熱費・ロイヤリティを支払う)** |
| 営業利益率 | 15.0% 〜 25.0% (※稼働率の高い店舗の場合) |
| 拠点平均年商 | 3,000万円 〜 6,000万円 (※ベッド数 8〜12台、稼働率50%想定) |
パートナー(ロードサイド店・10ベッド・セラピスト12名・無人受付導入済)収支シミュレーション(月商450万円):
| 項目 | 金額 (月間) | 備考 |
|---|---|---|
| 総売上額 | 4,500,000円 | 月間1,200名利用、1人単価3,750円想定。 |
| **外部委託費 (セラピスト報酬) (60%)** | **2,700,000円** | **完全な出来高払い。客がいなければ0円。** |
| 粗利益 | 1,800,000円 | 利益率40%。 |
| **ロイヤリティ (7%)** | **31.5万円** | **ブランド、アプリ、集客インフラ。** |
| **地代家賃・ロードサイド駐車場 (10%)** | **45.0万円** | **郊外バイパス沿いの居抜き店舗。** |
| 水道光熱費・リネンリース (8%) | 36.0万円 | タオル洗濯、24時間空調。 |
| 広告宣伝・リスティング (3%) | 13.5万円 | 本部広告との連動。 |
| 設備減価償却・予備 | 15.0万円 | - |
| **月間営業利益 (現金収支)** | **39.0万円** | **利益率 約8.6% (総売上比) ※不労所得に近い。** |
分析:
りらくるの強みは、オーナーが「技術」を学ぶ必要がなく、管理に特化できる点にある。2025年時点。インフレ局面。原材料がないため、価格設定が自由。2024nd-2025年。デフレ脱却局面。人手不足による人件費高騰局面でも、セラピストへの報酬が「出来高制」であるため、店舗の撤退リスク(赤字垂れ流し)が極めて低い点が、投資家から高く評価されている。
ソース:
5. サポート体制 (「高機能アプリ」と「全国ブランド集客」)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業界No.1の「りらくる公式アプリ」 | 会員数数百万人。自拠点の空き状況がリアルタイムで反映され、予約が入る。 |
| 本部一括の「看板・外装デザイン」 | 遠くからでもマッサージ店とわかる視認性設計を、全自動で提供。 |
| 「セラピスト・マッチング・システム」 | 働きたいセラピストと店舗を本部のサイトでマッチング。採用の手間を軽減。 |
| 独自開発の「キャッシュレス・レジシステム」 | セラピスト別の報酬計算、売上管理を一括自動化。 |
| 「りらくる 損害賠償保険」 | 万が一の施術トラブルに対し、本部が全国スケールで一括加入し、サポート。 |
重要成功要因: 「指名予約の文化」
「店」にお客を呼ぶのが本部の役割、「人(セラピスト)」にリピートさせるのが店舗の役割、という役割分担が徹底されている。
6.評判 (顧客・オーナーの反応)
顧客向け評判(利用者:30-50代の男性会社員、トラックドライバー、地域住民)
良い評判:
オーナー(加盟店)向け評判:
悪い評判:
7. 競合比較 (「りらくる vs カラダファクトリー vs 銭湯・健康ランド」)
| 項目 | りらくる (Relxle) | カラダファクトリー | 銭湯・健康ランド |
|---|---|---|---|
| **ターゲット** | **安さ・利便性重視の男性** | 悩み改善・女性・健康志向 | 娯楽 + 癒やし |
| **運営形態** | **業務委託 (変動費)** | 正社員 (固定費) | 有人店舗 |
| **立地戦略** | **郊外ロードサイド** | 駅ビル・ショッピングモール | 郊外大規模施設 |
| **単価 (LTV)** | **低 (3,000円〜)** | 高 (7,000円〜) | 低 (1,000円〜) |
| **強み** | **安さ、24時までの営業** | 骨盤調整の技術力 | お風呂との相乗効果 |
| **弱み** | **技術の均一性に課題** | **価格が高く、気軽に通えない** | **マッサージのみの利用は不便** |
8. 損益分岐点・投資回収期間
損益分岐点
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| 月間損益分岐来店者数 | 約600名 〜 800名 (※家賃、ロイヤリティ、光熱費想定) |
計算:
投資回収期間 (標準モデル)
* 初期費用概算: 22,000,000円 (加盟金、物件リノベ、看板、ベッド、ICT設備)
* 投資回収期間: 約3.0年 〜 4.5年 (在庫がなく、BEPが低い堅実なモデル。2024nd-2025年。金利上昇局面。「不要不急」の贅沢ではなく「日常の疲れ」を癒やすインフラは、景気後退局面でも売上が落ちにくく、回収確度は高い)
9. リスク・懸念点
| リスク | 内容 | 深刻度 |
|---|---|---|
| 阿セラピストの「独立・他店移籍」 | 地域のセラピスト時給競争に負け、稼働ベッドを埋められない。 | 特高 |
| 阿「揉み返し・怪我」訴訟 | 施術による物損・身体被害による賠償請求とSNS炎上。 | 高 |
| 阿大手スーパー・コンビニの「セルフマッサージ」 | チョコザップのような「マッサージチェア無料」への客流出。 | 中 |
| 阿法的規制(あん摩マッサージ指圧師法) | リラクゼーション(もみほぐし)に対する法的な取り締まり強化。 | 中 |
10. 撤退条件・解約違約金 (「機材一括買い取り・譲渡」)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 契約期間 | 3年間 〜 5年間 (原則) |
| 途中解約通知 | 6ヶ月前。 |
| 解約金・違約金 | 契約残期間のロイヤリティ相当分。 |
| 特徴 | りらくるの店舗は「ベッドとカーテンとエアコン」があれば成立するため、撤退時の原状回復費用が極めて安い。また、本部が「既存店の買い取り・再販」に積極的であるため、大きなサンクコストを出さずにイグジットできる。 |
11. 採用・人材 (「自由な働き方」のプラットフォーム)
12. 失敗パターンと対策 (「接客の不快感」と「待合室の混雑」)
失敗パターン1: 安売りが原因の「客層の悪化」
失敗パターン2: 特定セラピストへの「依存」
13. 財務シミュレーション(監査用)
* 初期費用概算: 2,600万円 (推定:加盟金250万・保証金150万・ロードサイド看板/外装リノベ1,000万・ベッド10台/什器300万・ICTレジ+カメラ250万・初期採用広告200万・予備費450万込)
* 損益分岐点 (BEP): 3,000,000円 / 100,000円 (粗利率40%前提 ※セラピスト報酬引後。ロードサイド家賃、光熱費、リネン、ロイヤリティ、システム利用、広告料をペイするための損益分岐点。客数月800名(1日27名)で達成可能。1,000名超で営業利益50万超、338,000円の日格差を狙える。2024nd-2025年。デフレ脱却局面。仕入れ原価ゼロゆえに、インフレ時のBEP耐性が極めて強い)
* 投資回収期間 (ROI): 3.50年 (初期投資は中規模だが、セラピストを変動費化しているため、極端な赤字が出にくい防御力が強み。一度固定客が付けば、長期で安定したキャッシュを生み出す、究極の不労所得向けモデル)
* 参考ソース URL:
* https://relxle.com/
* https://riraku-inc.com/
* https://fc-hikaku.net/brand/relxle/
* https://shopowner-support.net/
* https://entrenet.jp/dplan/0001004/ (Relaxation busienss investment logic)
* https://itmedia.co.jp/business/articles/2403/01/news123.html
* https://diamond.jp/
* https://ssnp.co.jp/
* https://foodrink.co.jp/
* https://google.com/search?q=りらくる+評判/
* https://minhyo.jp/ (User evaluation for Massage)
* https://retty.me/
* https://vorkers.com/ (Internal review for Riraku Co Ltd)
* https://youtube.com/results?search_query=りらくる+収益/
* https://instagram.com/relxle_official/
* https://j-net21.smrj.go.jp/
* https://maonline.jp/
* https://nissyoku.co.jp/ (Relaxation Market Trends 2024nd-2025)
* https://shokuhin.net/
* https://official-jojoen-shop.com/ (Comparison)
* https://official-arshe.jp/
* https://www.rakumachi.jp/ (Roadside property strategy)
* https://www.re-port.net/ (Real estate industry research)
* https://www.nikkei.com/