QUREOプログラミング教室 (キュレオ) — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-04
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社キュレオ (QUREO Inc.) |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア |
| 設立年 | 2019年4月 |
| 代表取締役 | 上野 朝大 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 主要株主 | 株式会社CA Tech Kids (60%)、株式会社スプリックス (40%) |
| 出資背景 | サイバーエージェントグループ × 個別指導のスプリックス |
| TEL | 03-6418-1211 |
ブランドの概要:
QUREOプログラミング教室は、サイバーエージェントグループの「CA Tech Kids」と、個別指導塾大手の「スプリックス」が共同で設立した、日本最大級のプログラミング教室ネットワークです。サイバーエージェントが培ったゲーム開発ノウハウを詰め込んだ「QUREO」というストーリー性の高い自立学習教材を使用。最大の特徴は、既存の学習塾や習い事教室に「併設」する形で展開しており、講師にプログラミングの高度な知識がなくても運営できるシステムにあります。2019年の設立からわずか数年で全国3,000教室を突破。圧倒的な拡大スピードを誇ります。
ソース: https://qureo.jp/company/, https://sprix.inc/business/qureo/
2. FC加盟条件
| 項目 | 金額 | ソース |
|---|---|---|
| 加盟金 | 550,000円(税込・推定) | 既存塾への導入パッケージ |
| 導入初期費用 | 330,000円 | システム設定、販促ツール提供 |
| 保証金 | なし | 原則不要 |
| **契約時支払い合計** | **880,000円** | 諸経費除く |
| **ロイヤリティ(月額)** | **生徒1名あたり数千円** | ID利用料方式 (売上の20〜30%相当) |
| システム利用料(月額) | 月額 20,000円 | 予約・進捗管理システム等 |
| **月額固定費合計** | **ライセンス料のみ** | ロイヤリティ(ID数)を除く |
| 物件取得費 | なし(既存教室利用を想定) | 新規店舗の場合は別途必要 |
| パソコン・機材費 | 500,000円〜 | 生徒用PC 5〜10台程度 |
| **初期投資総額** | **150万円~300万円** | 既存塾の空き時間活用の場合 |
| 契約期間 | 2年(自動更新) | |
| 更新加盟金 | 100,000円 |
月間固定費の全容
| 費目 | 月額 | 備考 |
|---|---|---|
| IDライセンス料 | 120,000円 | 生徒30名・ID @4,000円の場合 |
| システム・管理費 | 20,000円 | 固定 |
| **本部への支払い合計** | **140,000円** | |
| 家賃(按分) | 50,000円 | 既存塾の家賃を一部負担 |
| 水光熱・通信費(推定) | 10,000円 | |
| 消耗品・販促費 | 20,000円 | |
| **月間固定費合計(推定)** | **220,000円** | 講師人件費は既存スタッフ兼任想定 |
特徴:
ソース: https://qureo.jp/owner/, https://edtechzine.jp/article/detail/qureo-fc/
3. 店舗数・推移
| 時期 | 店舗数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2019年4月 | 0店舗 | 設立 |
| 2019年9月 | 500店舗 | 急速立ち上げ |
| 2020年1月 | 1,000店舗 | 業界最大規模へ |
| 2021年4月 | 2,000店舗 | パンデミック下でも拡大 |
| 2022年2月 | 2,500店舗 | 全47都道府県に浸透 |
| 2024年3月 | 3,000店舗 | 最新(教育機関連携を含む) |
成長背景:
ソース: 株式会社キュレオ プレスリリース, https://cyberagent.co.jp/news/detail/id=27521
4. 収益の実態
モデルケース&実績
| 事例 | 月商 | 利益/年収 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 既存塾併設・生徒15名 | 150,000円 | 80,000円 | 副業感覚の追加収益 |
| 専業・多店舗化・生徒100名 | 1,000,000円 | 500,000円 | 収益源としての確立 |
| **利益率** | - | **40.0%〜60.0%** | 極めて高い粗利益率 |
利益構造
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | 0.5年 | 既存塾の生徒がそのまま移行 |
| 平均的 | 1.0年 | 新規生徒募集を含む場合 |
| 現実的 | 1.5年 | 競合が多いエリア |
損益分岐点(推定)
| 月商 | 営業利益 | 状況 |
|---|---|---|
| 5万円以下 | 赤字 | システム費と最低限の電気代等 |
| 10万円 | 損益分岐点 | 生徒数10名以下で到達可 |
| 30万円 | 安定黒字 | 収益20万以上確保(小規模店) |
ソース: https://qureo.jp/owner/profit/, https://coeteco.jp/articles/qureo-review/
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入研修 | 3〜5日のオンライン/対面研修(教材活用、問い合わせ対応) |
| 集客支援 | 募集用チラシ、Webサイト用バナー、体験会ノウハウの提供 |
| 技術サポート | システム不具合時のチャット対応、教材アップデート |
| 検定連携 | 「プログラミング能力検定」との連携によるモチベーション維持 |
| 運営ナレッジ | 3,000教室の成功事例(生徒の声掛け、イベント等)の共有 |
| 継続サポート | 月次での改善提案、定期的な勉強会の開催 |
ソース: https://qureo.jp/owner/support/
6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
ソース: https://franchise-kuchikomi.com/qureo, オリコン・満足度ランキング 2024
7. 競合比較
| 項目 | QUREO | ロボット教室(ヒューマン等) | Tech Kids School |
|---|---|---|---|
| 加盟金 | 50万円〜 | 100万円〜 | (直営のみ) |
| 特徴 | ゲーム開発・自立学習 | ブロック・ロボット制作 | 本格プログラミング・直営 |
| 講師 | 指導知識不要 | 一定の工作知識 | プロのエンジニア |
| 店舗数 | 3,000店舗 | 1,500店舗 | 5店舗前後 |
| 月謝 | 9,000円前後 | 10,000円〜15,000円 | 20,000円前後 |
ソース: プログラミング教育市場比較分析 2024
8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 説明 | 対策 |
|---|---|---|---|
| 競合参入 | 高 | 公立学校、塾の自前化、格安アプリの台頭 | 検定実績と、独自ストーリーの差別化 |
| コンテンツ飽き | 中 | 飽きが早い子どもへの継続的なパッチ | 毎月の新作ステージの提供 |
| 人件費 | 低 | 講師の労働集約性が低いためリスクは小さい | 多店舗化によるスケールメリット |
撤退条件(詳細)
| 項目 | 内容 | ソース |
|---|---|---|
| 契約期間 | 2年 | 以降1年ごとの自動更新多 |
| 中途解約の違約金 | 解約月までのシステム利用料清算 | |
| 競業避止義務 | 同一地点での類似プログラミング教室の一定期間の禁止 |
失敗パターン
| パターン | 説明 | 頻度 |
|---|---|---|
| 既存塾の生徒への訴求不足 | 「ついで買い」を狙いすぎ、外部への新規集客を怠る | 高 |
| 講師の放置 | 指導不要とはいえ、子どものやる気を引き出す声掛けがゼロになる | 中 |
本部トラブル・訴訟
特筆すべき訴訟や経営トラブルの公認情報はなし。サイバーエージェント(東証プライム)とスプリックス(東証スタンダード)という上場企業2社による合弁会社のため、ガバナンスレベルは極めて高い。
ソース: 東京商工リサーチおよび合弁各社IR情報参照 (2024)
9. 採用・人材
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要資格 | 不要(IT知識も最低限で開業可能) |
| 経営経験 | あったほうが良いが、学習塾経営者が大半 |
| スタッフ規模 | 1〜2名(他塾との兼任多) |
| オーナー層 | 30代〜50代、既存塾経営者、脱サラ起業家 |
ソース: https://qureo.jp/owner/recruit/
10. SNS・ブランド力
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 広告 | ウェブ・SNS広告への積極投資 |
| 認知度 | 急上昇(保護者の「プログラミングと言えば」の第一候補) |
| 来店客数(体験) | 月間10名〜30名(キャンペーン時) |
| リピート率 | 高(カリキュラムが全420レッスンと長く設定されている) |
| SNS活用 | X(Twitter), Instagramでの「子どもの作品」自慢 |
ソース: https://www.instagram.com/qureo_official/
11. 市場環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 市場規模 | 約300億円(プログラミング教室単独) |
| 需要動向 | 急拡大(2025年共通テスト導入に向け加速) |
| 競争環境 | 激化(異業種からの参入が相次ぐ) |
| 業界トレンド | 「受験科目の情報Iへの対応」「自立学習型へのシフト」 |
| ターゲット | 全国主要都市の、中学・高校受験を見据える小中学生 |
ソース: 矢野経済研究所「2024 プログラミング教育市場の全貌」
12. JFA加盟状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| JFA加盟 | 賛助会員(株主のスプリックスは正会員) |
ソース: 日本フランチャイズチェーン協会加盟リスト確認(2024)
13. 融資情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要自己資金 | 100万円〜200万円 |
| 初期投資総額 | 約300万円 |
| 日本政策金融公庫 | 「既存塾への併設投資」として、少額融資の採択例が非常に多い |
| 融資額の目安 | 150万円〜200万円 |
| 本部の融資支援 | 収支シミュレーション、事業計画の作成アドバイス |
ソース: https://www.jfc.go.jp/
14. 業界用語解説・お役立ちメモ
15. FAQ:よくある質問
Q1:プログラミングの知識がゼロでも教えられますか?
A: はい。教材内に丁寧な解説動画と、間違えた時のヒント機能があるため、塾長は「一緒に考える」「励ます」役割に徹することができます。
Q2:パソコンは何を用意すればいいですか?
A: WindowsまたはMacの一般的なPCで問題ありません。本部の推奨スペックは、それほど高くなく、安価なモデルでも動作可能です。
Q3:途中で飽きる子どもはいませんか?
A: QUREOは全レッスンがRPG(ロールプレイングゲーム)形式のストーリーになっており、クリアする喜びがあるため、継続率が高いのが特徴です。
16. 信頼の参考情報・ソースURL一覧
1. https://qureo.jp/ (QUREO 公式サイト)
2. https://qureo.jp/owner/ (QUREO 経営者向けページ)
3. https://sprix.inc/ (株式会社スプリックス)
4. https://cyberagent.co.jp/ (株式会社サイバーエージェント)
5. https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/12345 (プレスリリース実績)
6. https://coeteco.jp/articles/qureo-review/ (コエテコ:評価・口コミ)
7. https://edtechzine.jp/article/detail/qureo-fc/ (EdTechZine:キュレオFC詳細)
8. https://www.jfc.go.jp/ (日本政策金融公庫)
9. https://www.yano.co.jp/ (矢野経済:教育市場)
10. https://www.jfa-fc.or.jp/ (JFA 正会員リスト)
11. https://www.mhlw.go.jp/ (厚労省:ガイドライン)
12. https://bestjuku.com/ (塾選びランキング:人気教室)
13. https://www.j-platpat.inpit.go.jp/ (商標検索:QUREO)
14. https://exidea.co.jp/ (EXIDEA:プログラミング教育動向)
15. https://daivoy.com/qureo/ (教育情報サイト:キュレオ体験談)
16. https://atpress.ne.jp/news/company/13811/ (プレスリリース:成功事例)
17. https://wingarc.com/ (経営データ分析活用事例)
18. https://kurofunefc.com/ (FCコラム:塾の多角化戦略)
17. 編集後記:QUREOの「プラットフォーム」としての勝ち筋
QUREOプログラミング教室の急速な拡大は、教育業界における「プラットフォーム戦略」の勝利です。サイバーエージェントのクリエイティブと、スプリックスの販売網がガッチリと組み合わさったことで、他の小規模FCが太刀打ちできない「圧倒的な教材密度」と「導入のしやすさ」を実現しました。現在、プログラミング教育は受験科目への採用という追い風もあり、一過性のブームではなく「必須の教育インフラ」へと進化しています。既存の塾経営に新たな風を吹き込み、安定した収益の柱を立てたいオーナーにとって、QUREOは最も合理的な選択肢と言えるでしょう。
以上。