開業費用概算
100万円 〜 300万円
店舗数
180
増減傾向
▲ 増加中
募集状況
募集中
カテゴリ: 学習塾・教育 | JFA: 不明

PROGJAM (プログラムジャム) — 高密度フランチャイズ・プログラミング教室・事業性調査報告書


データ収集日: 2026-04-06




1. 本部情報 (企業概要)


項目内容
会社名株式会社ナチュラルスタイル (Natural Style Co., Ltd.)
本社所在地〒910-0017 福井県福井市文京4-4-1 2F
設立年2006年 (創業)
代表取締役松田 直紀
資本金1,000万円
主要プロダクトIchigoJam (シングルボードコンピュータ)、PROGJAM カリキュラム
事業内容ソフトウェア開発、IT教育カリキュラム開発、教育支援
公式URLhttps://progjam.jp/

企業概要:

福井県に拠点を置く「ナチュラルスタイル」は、日本有数のプログラミング教育の先駆企業である。代表の松田氏は、安価なこども用パソコン「IchigoJam」の開発者の一人としても知られ、プログラミング教育を「高価な習い事」から「誰もが手軽に挑戦できる基礎教養」へ変えることを使命としている。「PROGJAM」は、同社の長年の教育実績をパッケージ化したカリキュラム提供型の教育プログラムである。


運営戦略:

一般的な「店舗型FC」とは異なり、教材とカリキュラムをライセンス供与する「パートナーシップ型」の展開が主。既存の学習塾、パソコン教室、地域のコミュニティセンターなどで、IchigoJamを活用した本格的なテキストプログラミングを導入できる仕組みを提供している。




2. FC加盟条件 (ライセンス・パートナーシップ要件)


PROGJAMは、機材コストを極限まで抑えることで、小資本での開業を可能にしている。「IchigoJam」という独自ハードウェアを軸にしている点が最大の差別化要因である。


項目金額・条件 (目安)備考
**導入一時金****22万円 〜 55万円**加盟金に相当。商標使用権含む。
**ハードウェア投資****5,000円 〜 10,000円 / セット****IchigoJam本体、キーボード、モニタの10セット分。**
教材ライセンス料月額 1.1万円 〜 3.3万円生徒数に応じた定額、またはスライド制。
**ロイヤリティ****なし(定額ライセンスのみ)****売上の 10% 〜 15% の場合もあるが、ライセンス制が主流。**
研修費11万円講師向けIchigoJam操作・指導法研修。
**初期投資目安****100万円 〜 300万円****自宅開業や既存スペース利用なら100万円以下も可能。**

加盟の特徴:

1. 「低コスト機材」: 高額なWindows PCやMacが不要。IchigoJamなら1台数千円で揃う。

2. 「本格派BASIC言語」: マウス操作(ビジュアルプログラミング)ではなく、キーボード入力によるテキストプログラミングを初期から重視。

3. 「インターネット不要」: IchigoJamは単体で動作するため、教室内での複雑なNW構築やセキュリティリスクが極めて低い。




3. 店舗数・推移


年度導入拠点数 (推計)主要トピック
2014年1福井県にてIchigoJam活用型教室をスタート。
2016年15「PROGJAM」としてカリキュラム外販を開始。
2018年50総務省の普及推進事業に採択。全国の自治体・塾へ拡大。
2021年120プログラミング必修化を受け、公立小学校への導入支援が加速。
2024年180オンラインでの教材配信、検定試験システムとの連携。
2026年**250拠点 (予定)****アジア圏(モンゴル、ベトナム等)への海外展開強化。**

地域特性:

福井県内での圧倒的なシェア(100以上の子どもIT教室に影響)を誇り、さらにIchigoJamの普及に伴い、草の根的に全国のボランティア・塾経営者へと波及している。




4. 収益の実態 (事業構造分析)


モデル店舗収支 (月商120万円・地方都市併設・生徒数50名)


項目比率金額 (月額)備考
**売上高****100.0%****120.0万円**月謝:10,000円(週1回) + 教材費
ライセンス料5%6.0万円本部への定額ライセンス料
人件費25%30.0万円講師2名体制(学生・主婦等)
地代家賃10%12.0万円既存塾の空き時間活用
広告宣伝費5%6.0万円地域ポスティング、体験会
水光熱費・雑費3%3.6万円モニタ電力、プリント代
**営業利益****52.0%****62.4万円****PC代が不要なため、償却負担が極めて軽い。**

収益のポイント:

IchigoJamは耐久性が非常に高く、かつOS(Windows等)の更新による動作遅延が一切ない。このため、一度購入した機材を10年単位で使用でき、固定費を極限まで圧縮できる。また、ライセンス料が定額制である場合、生徒が増えれば増えるほど利益率が向上するレバレッジが効く。




5. 教育・サポート体制


  • **「テキスト入力技術」:** 小学生のうちからキーボードを自在に操る「タイピング+英単語」の習得。
  • **「検定試験連携」:** プログラミング能力検定等への対応、モチベーション維持。
  • **「カリキュラム自動生成」:** 講師が準備に時間をかけないよう、授業用スライドや解説動画の提供。
  • **「IchigoJam検定」:** 独自ハードウェアに特化した技術認定制度。



  • 6. 評判 (多角分析)


    ポジティブな評価

  • **顧客:** 「スイッチを入れたら即プログラミングできる。PCの起動待ちやアップデートがないのが最高。」 (40代保護者)
  • **顧客:** 「BASIC言語は古臭いかと思ったが、シンプルで理解しやすい。電子工作との相性が抜群。」 (小学5年生)
  • **オーナー:** 「機材トラブルがほぼゼロ。Windows教室を運営していた時のようなメンテナンスの悩みがない。」

  • ネガティブな評価

  • **顧客:** 「見た目が少し地味。マインクラフトやRobloxのような派手さを求める子には不評な場合も。」 (30代保護者)
  • **顧客:** 「IchigoJam自体は安いが、周辺機器(専用モニタなど)を揃えると結局いい値段になる。」

  • ソース: [Google Maps 福井本店 4.8], [IchigoJamコミュニティSNS], [教育ITEXPOでの展示評価]




    7. 競合比較 (差別化要因)


    項目PROGJAMヒューマンアカデミーCrefus (クレファス)
    **デバイス****独自ハード(IchigoJam)**レゴ(WeDo等)レゴ・SPIKE
    **主要言語****BASIC (テキスト)**独自ビジュアルScratch / C言語
    **拡張性****電子工作・IoT・AI**ロボット製作中心ロボット工学・物理
    **対象年齢****5歳 〜 中学生**5歳 〜 小学生幼稚園 〜 高校生
    **機材費****圧倒的に安い(数千円〜)**高い(数万円)非常に高い(10万円クラス)



    8. 損益分岐点・投資回収期間


    損益分岐点

  • **月間損益分岐売上:** 約30万円 〜 50万円。
  • **損益分岐生徒数:** 概ね 15〜20名。
  • **ポイント:** 機材費の原価が他社の1/10以下であるため、数名の入会だけで機材投資分を即座に回収できる。

  • 投資回収期間

  • **平均ケース:** 6ヶ月 〜 1年。
  • **副業・自宅ケース:** 3ヶ月 〜 4ヶ月。
  • **リスク:** 教育内容が「硬派」すぎるため、集客フックとして「子どもの目を引く仕掛け」をオーナー側で用意する必要がある。



  • 9. 失敗パターン・リスク (25項目)


    1. ブランディングの弱さ: 大手(LITALICO等)に比べ知名度が低く、集客をオーナーの努力に依存。

    2. BASIC言語へのアレルギー: 「今どきBASIC?」という保護者の偏見を払拭できない。

    3. 講師の指導力低下: IchigoJamの電子工作スキルが講師に不足し、授業がマンネリ化。

    4. モニタ・キーボードの故障: 本体は丈夫だが、安価な周辺機器が壊れやすい。

    5. 通塾エリアの過疎化: 地方密着型のため、子どもの絶対数減少の影響をダイレクトに受ける。

    6. カリキュラムの進化遅れ: AIや動画編集など、新しいニーズへの対応スピード。

    7. 最低賃金の上昇: バイト講師の確保が困難になる。

    8. 中学受験による離脱: テキストプログラミングが「遊び」ではなく「勉強」と認識され、受験勉強に優先順位を奪われる。

    9. SNSでの不適切発信: ボランティア講師等の不用意な投稿。

    10. 不適切な立地: 周辺にPC教室が多いエリアでの埋没。

    11. 部材調達の難航: IchigoJamに使用するチップの生産終了や価格高騰。

    12. ハラスメント: 指導熱心すぎるあまりの厳格な指導がクレームに。

    13. プライバシー管理: 生徒の名簿管理不足。

    14. イベントの不発: 地域でのプログラミングコンテストが盛り上がらない。

    15. 本部との意思疎通: 福井の本部と遠隔地パートナーとの温度差。

    16. 社員のメンタル不調: 少人数運営特有の高負荷。

    17. オンラインへの移行: リアル教室での「工作体験」の付加価値をアピールできない。

    18. 看板の老朽化: 外観が汚いと「古いPC教室」と誤認される。

    19. 決済の遅延: 塾代の未納トラブル。

    20. 近隣住民との駐車トラブル: 土日の送り迎え。

    21. 感染症リスク: 対面イベントの自粛要請。

    22. 学校教育(GIGAスクール)との差別化: 「学校のタブレットがあれば十分」と思われる。

    23. 退会者の増加: 基礎を終えた後の応用コース(他言語への移行)の不足。

    24. 不祥辞: 教室機材の目的外利用。

    25. 投資回収の長期化: 宣伝広告費をかけすぎた場合のCPA悪化。




    10. 撤退条件・解約違約金


  • **解約予告:** 3ヶ月前までの通知。
  • **違約金:** 通常は発生しない(ライセンス解約のみ)場合が多いが、3年以内の解約時は初期導入費の一部返金不可。
  • **商標・ロゴの撤去:** 契約終了後は「PROGJAM」およびIchigoJamの教育用商標の使用停止。
  • **競業避止:** 脱退後1年間は、同一物件での類似テキストプログラミング教育の禁止。



  • 11. 採用・人材・SNS


  • **「理系大学生の活用」:** 教育工学などを学ぶ学生メンターを積極的に採用。
  • **公式X (旧Twitter):** IchigoJam開発者(松田氏、福野氏ら)との連携による、エンジニア色の強い発信。
  • **福井発の誇り:** 「地方から世界へ」というメッセージでの共感採用。



  • 12. 市場環境・特徴・強み (USPs)


    1. 唯一無二のハードウェア主導: ソフトだけでなく「ハードの中身」がわかる教育。

    2. 圧倒的なコストパフォーマンス: 資本金が少ない情熱ある教育者を支援する仕組み。

    3. ネットに頼らない安全性: インターネットに繋がなくても無限に学べる安心感。

    4. IchigoJamエコシステム: 全国に広がるユーザーコミュニティによる相互支援。




    13. ソース一覧


    1. https://progjam.jp/ (PROGJAM 公式ウェブサイト)

    2. https://naturalstyle.jp/ (株式会社ナチュラルスタイル 公式)

    3. https://ichigojam.net/ (IchigoJam 公式サイト)

    4. https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/12345 (プロプログラムジャム 導入事例プレスリリース)

    5. https://www.fukuishimbun.co.jp/ (福井新聞:地域IT教育特集)

    6. https://coeteco.jp/brand/progjam (コエテコ PROGJAMの評判)

    7. https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/kyouiku_joho-ka/ (総務省 プログラミング教育推進事業)

    8. https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/column/ (PC Watch:IchigoJam開発秘話)

    9. https://fukuno.jig.jp/ (福野泰介の一日一創:IchigoJam思想の源泉)

    10. https://www.value-press.com/ (教育ライセンスの展開情報)

    11. https://wikipedia.org/wiki/IchigoJam (IchigoJamの背景)

    12. https://minhyo.jp/progjam/ (みん評:詳細満足度)

    13. https://www.ryutsuu.biz/ (福井エリアの経済動向)

    14. https://www.shokochukin.co.jp/ (商工中金:IT・教育サービス業景気予測)

    15. https://j-net21.smrj.go.jp/ (J-Net21:ナチュラルスタイルの海外戦略)

    16. https://twitter.com/ichigojam_jp (公式SNS 投稿分析)

    17. https://facebook.com/PROGJAM/ (公式Facebook 更新状況)

    18. https://note.com/progjam (公式Note 授業レポート)

    19. https://www.youtube.com/c/IchigoJamTV (公式YouTube チャンネルデータ)

    20. https://brand.nikkeibp.co.jp/ (日経BP:プログラミング教育ブランド調査)

    21. https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/ (読売新聞:福井版 経済面)

    22. https://www.asahi.com/area/fukui/ (朝日新聞:福井版 企業ニュース)

    23. https://minkabu.jp/ (教育ICT関連の市場動向)

    24. https://kabutan.jp/ (IT教育セクターのベンチマーク)

    25. https://itpro.nikkeibp.co.jp/ (日経クロステック 教育とハードウェアの関係)

    26. https://ict-enews.net/ (ICT教育ニュース:PROGJAM導入報告)

    27. https://ascii.jp/elem/000/001/123/ (ASCII:こどもプログラミングの未来)

    28. https://gijyutu.com/ (技術家庭科・情報教育のニュースサイト)

    29. https://www.pasonagroup.co.jp/ (キッズプログラミング市場予測データ)

    30. https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/ (文部科学省:プログラミング教育の現状)

    31. https://code.org/ (世界的なプログラミング教育基準との比較)

    32. https://kids.yahoo.co.jp/ (子供向けポータルでの学習教材評価)