開業費用概算
約850万〜1,000万円
店舗数
368店
増減傾向
▲ 増加中
募集状況
募集中
カテゴリ: コンビニ | JFA: 加盟

ポプラ(コンビニエンスストア) — FC調査データ


データ収集日: 2026-04-05




1. FC本部・企業情報


項目データソース
正式会社名株式会社ポプラhttps://www.poplar-cvs.co.jp/corporate/overview.html
本社所在地〒731-3168 広島県広島市安佐北区安佐町大字久地665-1https://www.poplar-cvs.co.jp/corporate/overview.html
設立1976年4月20日(創業:1974年)https://www.poplar-cvs.co.jp/corporate/history.html
創業者目黒 俊治https://cvs.main.jp/guide/poplar/poplar_gaiyou/
代表取締役岡田 礼信https://www.poplar-cvs.co.jp/corporate/overview.html
資本金約30億円(現在)※設立時は200万円https://www.poplar-cvs.co.jp/ir/company.html
上場東証スタンダード市場https://ja.wikipedia.org/wiki/ポプラ_(コンビニエンスストア)
親会社・資本提携株式会社ローソン(2014年末より資本業務提携)https://ja.wikipedia.org/wiki/ポプラ_(コンビニエンスストア)
主要ブランドポプラ、生活彩家、スリーエイト、くらしハウス、ローソン・ポプラhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ポプラ_(コンビニエンスストア)
事業内容コンビニエンスストア運営・FC本部運営・無人店舗「スマートセルフ」展開https://www.poplar-cvs.co.jp/corporate/
公式サイトhttps://www.poplar-cvs.co.jp/

企業概要:

ポプラは1974年創業、広島発のコンビニチェーン。長年「ポプ弁(店舗炊飯の弁当)」という独自の差別化商品を武器に全国展開していた。2014年末にローソンと資本業務提携を締結し、2020年以降は多くの店舗を「ローソン・ポプラ」や「ローソン」ブランドに転換。現在は一般路面店からは大幅に撤退し、病院・学校・工場などの施設内「マイクロマーケット」に特化した無人店舗「スマートセルフ」戦略へと転換している。




2. 加盟条件・初期費用


初期費用内訳(Aタイプ:オーナーが土地・建物を用意する場合)


項目金額備考
加盟金100万円(税別)商標使用権・研修費・レイアウト費用含む
保証金店舗面積1㎡あたり3万円例:約115㎡で約345万円
期首商品代(在庫仕入れ)約400万〜550万円(税込)開業時の商品仕入れ費用
**本部への契約時支払い合計****約850万〜1,000万円**規模・立地による
店舗内外装工事費物件による(オーナー負担)Aタイプのため
運転資金別途用意最低2〜3ヶ月分

月間固定費内訳


項目金額備考
ロイヤリティ**売上高の3%**他コンビニ(粗利の30〜45%)と比較して極めて低い
人件費オーナー全額負担ポプラはオーナーが人件費・廃棄ロスを全額負担
水光熱費オーナー全額負担大手チェーンでは本部が一部補助するケースも
廃棄ロスオーナー全額負担大手では一部折半制度あり

注意点:

  • ポプラには「最低保証金」制度がない(大手コンビニが持つ救済措置が存在しない)
  • 経営の自由度は高いが、経営が苦しくなっても本部からの補填・支援は限定的
  • **違約金0システム**:オーナー都合の中途解約でも違約金は発生しない(Aタイプ)
  • 契約期間:5年(更新可)
  • 営業時間・定休日の設定が比較的自由(24時間・年中無休の義務がない)

  • ソース:

  • https://www.poplar-cvs.co.jp/participation/franchise.html
  • https://www.fc-hikaku.net/poplar_fc/1370
  • https://entreland.com/franchise-poplar/
  • https://www.fc-mado.com/detail/2534



  • 3. 店舗数・出店動向


    店舗数増減・備考
    2009年4月707店ピーク時
    2015年約600店減少傾向続く
    2020年9月約460店ローソンと共同事業契約締結時
    2021年2月368店22.20%減(前年比)
    2024年4月ポプラ本体60店・生活彩家104店・他2店合計約166店(一般店)
    2024年1月スマートセルフ50店舗突破無人小型店舗(主に広島43・東京3)
    2025年一般フランチャイズ大幅縮小施設内無人店舗へ軸足移行

    ブランド転換の経緯:

  • 2020年9月にローソンと共同事業契約を締結
  • 「ポプラ」「生活彩家」「スリーエイト」約460店のうち140店を「ローソン・ポプラ」「ローソン」へ転換(126店はポプラリテールがローソンのメガFCとして運営)
  • 残る約320店は工場・病院・学校内の狭小商圏(マイクロマーケット)へ特化
  • 2024年以降は無人セルフ店舗「スマートセルフ」の拡大に注力(100店舗目標)

  • ソース:

  • https://www.ssnp.co.jp/distribution/187190/
  • https://hiroshima.keizai.biz/headline/3357/
  • https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC189O40Y4A110C2000000/
  • https://www.nipponsoft.co.jp/blog/analysis/chain-conveniencestore2024/



  • 4. 収益モデル・オーナー収益の実態


    モデルケース


    ケース月商ロイヤリティオーナー粗利残オーナー年収目安
    施設内小型店(病院・工場)200〜400万円6〜12万円(売上の3%)高い(粗利率が高い商材中心)300〜600万円(推定)
    路面型ポプラ(現存)400〜800万円12〜24万円廃棄・人件費次第で変動大200〜500万円(推定)
    大型路面店(ポプ弁強化)1,000万円超30万円ポプ弁粗利による500万円以上(推定)

    損益分岐点


    月商状況
    200万円以下赤字リスク高(人件費・水光熱費が売上を超える)
    300〜350万円損益分岐点(ロイヤリティ3%のため固定費との戦い)
    500万円以上安定黒字(廃棄ロス管理が鍵)
    700万円以上良好(ポプ弁など高粗利商品の比率が高い場合)

    収益構造の特殊性:

  • ロイヤリティが売上高の3%のみのため、粗利益がそのままオーナーの収益に直結
  • 大手(セブン・ローソン・ファミマ)は粗利益の30〜45%をロイヤリティとして徴収するのに対し、ポプラは大幅に低い
  • ただし、人件費・廃棄ロス・水光熱費の全額がオーナー負担という構造に注意が必要
  • 最低保証金がないため、不振店への救済措置がなく、自力で立て直す必要がある

  • ソース:

  • https://convenifc-investigation.com/list/poplar/
  • https://fc-hikaku.net/poplar_fc/623
  • https://entreland.com/franchise-poplar/



  • 5. 本部サポート体制


    項目内容
    開業前研修本部研修店舗での15日間研修(オペレーション・商品管理・ポプ弁調理)
    開業時サポート資金計画相談・店舗レイアウト立案・本部担当者並走(オープンまで)
    SV巡回実施あり(ただし頻度・内容の詳細は他大手より限定的との評判)
    商品供給型モデルFCではなく「商品だけを供給する」柔軟な契約形態も用意(ロイヤリティなし)
    スマートセルフ展開支援施設内無人店舗の設置・運営サポート
    ポプ弁技術指導店舗炊飯・ご飯盛り付け技術の指導

    総評:

    他の大手コンビニと比較して開業後のサポート体制は限定的との声がある。本部の人的資源が大手ほど豊富ではないため、オーナーの自立・経営手腕が強く問われる。その代わり、営業時間・定休日・人員配置の自由度が高い。


    ソース:

  • https://www.poplar-cvs.co.jp/participation/step.html
  • https://fc-hikaku.net/poplar_fc/1370
  • https://www.fc-mado.com/detail/2534/owner_report



  • 6. オーナー・加盟者の評判


    ポジティブな傾向


  • **「ポプ弁の人気」:** 店舗炊飯の温かい弁当は他チェーンにない差別化要素。「ポプ弁目当てで毎日来るお客さんがいる」「大盛り弁当がSNSでバズった」との声多数。
  • **「ロイヤリティの低さ」:** 「売上高の3%なので、良い商品を高く売れればそれがそのまま利益になる。大手コンビニより断然儲けやすい月もある」。
  • **「違約金0システムの安心感」:** 「万が一うまくいかなくても、違約金なしで撤退できるのは大きい。踏み出しやすかった」。
  • **「自由な営業スタイル」:** 「24時間縛りがないので、子育て中でも無理なく経営できる」。

  • ネガティブな傾向


  • **「本部サポートの薄さ」:** 「SVが来ても具体的なアドバイスが少ない。自力で何とかしなければならない場面が多い」。
  • **「ブランド力の低下」:** 「ローソンへの転換が進んで"ポプラ"というブランドの認知度が落ちてきた。お客さんに『まだやってたの?』と言われることがある」。
  • **「最低保証がない不安」:** 「赤字が続いても本部が助けてくれないのは怖い」。
  • **「ATM・ポイント経済圏の弱さ」:** 「楽天・dポイントへの対応が遅く、集客面で大手に見劣りする」。

  • ソース:

  • https://www.fc-hikaku.net/poplar_fc/1370
  • https://www.fc-hikaku.net/poplar_fc/623
  • https://entreland.com/franchise-poplar/



  • 7. 競合他社との比較


    FC名初期投資目安ロイヤリティ特徴
    ポプラ850万〜1,000万円+内装売上高の3%(極めて低い)差別化商品「ポプ弁」・違約金なし・最低保証なし
    セブン-イレブン300〜1,000万円粗利益の43〜66%最強ブランド・緻密なSV体制・最低保証あり
    ローソン300〜600万円粗利益の34〜52%ポプラの提携先・全国2万店超
    ファミリーマート200〜500万円粗利益の35〜48%加盟店数2位・充実したPB商品
    ミニストップ300〜800万円粗利益の38%イオン傘下・ソフトクリーム差別化

    業界動向:

    大手3社による寡占が完了したコンビニ市場で、ポプラは「大手が採算をとれない施設内小型商圏」にフォーカスし、低ロイヤリティと商品供給モデルを武器に生き残りを図っている。一般路面店での新規FC加盟は事実上停滞しており、新規参入を検討するなら施設内出店か商品供給型の利用が現実的。


    ソース:

  • https://diamond-rm.net/
  • https://www.nipponsoft.co.jp/blog/analysis/chain-conveniencestore2025/



  • 8. リスク・撤退条件


    リスクテーブル


    リスク重要度説明対策
    ブランド消滅リスクローソン転換が加速しており、「ポプラ」ブランド自体の先行き不透明感が強い本部と出店計画を密に協議。商品供給型への切り替えも検討
    最低保証なし売上不振時に本部補填がない。オーナーが赤字を全額被る十分な資金余力を持ったうえで参入する
    施設内店舗の売上減中〜高大学のオンライン化・オフィス出社率低下で施設内店舗の売上が直撃リスクあり施設側の運営計画の事前調査が必須
    本部倒産・吸収リスクローソン提携でローソン依存度が高まっており、独立性が将来的に薄れる可能性長期契約の内容・継続保証条項の確認

    撤退条件


    項目内容
    契約期間5年
    中途解約違約金**0円**(Aタイプ出店の場合。オーナー都合の解約でも違約金なし)
    保証金の返金契約条件に基づく精算

    過去の訴訟・判例


    2006年「ポプラ事件」にて、FC契約締結前に本部が「精度の高い売上予測」等の重要情報を加盟店に開示しなかったとして情報提供義務違反が認められた判例が存在する。本部発表シミュレーションだけでなく自身での商圏調査が強く推奨される。


    ソース:

  • https://franchising-law.com/
  • https://corporate-legal.jp/



  • 9. 採用・人材要件


    項目内容
    必要人員オーナー+アルバイト数名(営業時間・規模による)
    特殊スキル「ポプ弁」調理(店舗炊飯・ご飯盛り付け・衛生管理)
    未経験可否可(開業前研修あり)
    オーナー像30〜50代の脱サラ独立、施設管理会社、医療・教育機関運営者
    採用難課題飲食要素(ポプ弁)のある店舗では、調理対応できるスタッフの確保が課題
    24時間義務なし(営業時間の自由設定が可能)

    ソース:

  • https://www.poplar-cvs.co.jp/participation/



  • 10. SNS・ブランド力


    項目内容
    認知度広島・中国地方では高認知度。全国的には低下傾向(ローソン転換による)
    差別化コンテンツ「ポプ弁」(大盛り・特盛り弁当)がSNSでバズるケースあり。コアファン層が存在
    Instagram/TikTok一部店舗が自主的にポプ弁の大盛り動画を投稿。バズ集客の実績あり
    ブランドカラー緑色ベースの親しみやすいデザイン
    キャッチコピー「地域に根ざしたコンビニ」
    課題全国的な広告投資がなく、ブランド認知は限定的。大手コンビニのポイント経済圏(セブンアプリ・Ponta等)に比べてデジタル集客が弱い

    ソース:

  • https://www.poplar-cvs.co.jp/



  • 11. 市場環境・業界動向


    項目内容
    コンビニ市場規模約12兆円(国内)。大手3社(セブン・ファミマ・ローソン)で約90%以上を占める寡占状態
    全体トレンド2024年は全国コンビニ店舗数が過去3年で減少傾向。市場は飽和状態
    ポプラの生存戦略大手が採算をとりにくい施設内・過疎地商圏へ特化。無人小型店「スマートセルフ」で省人化
    無人店舗市場スマートセルフが2024年1月に50店舗突破。100店舗目標(施設内需要は堅調)
    物価高の影響弁当等の値上がりにより、ポプ弁の割安感・ボリューム感が相対的に支持される
    ローソンシナジーローソンのロジスティクス・商品供給ネットワークを活用できるメリット

    ソース:

  • https://www.j-cast.com/2023/11/02472272.html
  • https://www.nipponsoft.co.jp/blog/analysis/chain-conveniencestore2025/



  • 12. JFA加盟状況


    項目内容
    日本フランチャイズチェーン協会(JFA)加盟正会員
    JFAの役割フランチャイズ業界の健全化・統計調査・加盟店相談窓口の提供
    ポプラのJFA統計対象コンビニエンスストア統計データ(内閣府・JFA連携統計)に含まれる

    ソース:

  • https://www.jfa-fc.or.jp/



  • 13. 融資・資金調達情報


    項目内容
    必要自己資金目安300万〜500万円(加盟金・保証金・当面の運転資金)
    初期投資総額目安850万〜1,500万円(内装・設備含む場合)
    日本政策金融公庫「新規開業・スタートアップ支援資金」対象。コンビニFCは融資実績が豊富
    融資審査のポイント事業計画書に「違約金0システム」「ロイヤリティ低さ」「商圏のマイクロマーケット性」を明記することで返済能力・安定性を訴求できる
    ローソン提携のメリットローソンの物流ネットワーク活用による仕入れ安定性を公庫へのアピール材料とする
    融資可能額目安自己資金の2〜9倍(融資限度額3,000万円)

    ソース:

  • https://jfc-guide.com/financing-guide/591/
  • https://start-note.com/precedents/after-starting-business/franchise/38/



  • 参考ソース


    1. https://www.poplar-cvs.co.jp/corporate/overview.html (株式会社ポプラ 公式会社概要)

    2. https://www.poplar-cvs.co.jp/participation/franchise.html (フランチャイズシステム 公式)

    3. https://www.poplar-cvs.co.jp/participation/step.html (開店までのステップ)

    4. https://www.poplar-cvs.co.jp/corporate/history.html (ポプラ公式 沿革)

    5. https://ja.wikipedia.org/wiki/ポプラ_(コンビニエンスストア) (ポプラ Wikipedia)

    6. https://www.fc-hikaku.net/poplar_fc/1370 (フランチャイズ比較ネット:ポプラの特徴)

    7. https://www.fc-hikaku.net/poplar_fc/623 (フランチャイズ比較ネット:加盟店思いの形)

    8. https://entreland.com/franchise-poplar/ (アントレランド:ポプラFCの特徴と加盟方法)

    9. https://www.fc-mado.com/detail/2534 (FCの窓口:ポプラ開業基本情報)

    10. https://www.fc-mado.com/detail/2534/owner_report (FCの窓口:ポプラオーナーレポート)

    11. https://convenifc-investigation.com/list/poplar/ (コンビニFC調査:ポプラの経営実態)

    12. https://www.ssnp.co.jp/distribution/187190/ (食品産業新聞:ポプラ140店ローソン転換)

    13. https://hiroshima.keizai.biz/headline/3357/ (広島経済新聞:ブランド転換)

    14. https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC189O40Y4A110C2000000/ (日経:スマートセルフ50店舗)

    15. https://www.nipponsoft.co.jp/blog/analysis/chain-conveniencestore2025/ (コンビニ店舗数ランキング2025)

    16. https://www.nipponsoft.co.jp/blog/analysis/chain-conveniencestore2024/ (コンビニ店舗数ランキング2024)

    17. https://todo-ran.com/t/kiji/10312 (都道府県別ポプラ店舗数)

    18. https://www.jfa-fc.or.jp/ (日本フランチャイズチェーン協会)

    19. https://jfc-guide.com/financing-guide/591/ (日本政策金融公庫融資ガイド)

    20. https://franchising-law.com/ (フランチャイズ法律解説:ポプラ事件判例)