オンデーズ (OWNDAYS) — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-03
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社オンデーズ (OWNDAYS Co., Ltd.) |
| 本社所在地 | 東京都品川区東品川2-2-8 スフィアタワー天王洲27階 |
| 設立年 | 1989年 |
| 代表取締役 | 田中 修治 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 売上高 | 300億円超 (グループ全体連結) |
| 事業内容 | メガネ・サングラスの製造、および販売(SPA業態) |
| TEL | 03-5114-5077 |
ソース:
https://www.owndays.com/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BA
2. FC加盟条件
> [!IMPORTANT]
> オンデーズは現在、一般個人向けのフランチャイズ募集は積極的に行っておらず、社員の独立支援制度や特定エリアの法人パートナーシップを主軸としています。
> 在庫リスクを本部が負う「委託販売方式」をとるなど、加盟店の負担を軽減する独自のパートナーモデルが特徴です。
| 項目 | 金額 | ソース |
| 加盟金 | 200万円〜300万円 (推定) | - |
| 保証金 | 200万円〜 | - |
| **契約時支払い合計** | **約500万円〜** | - |
| **ロイヤリティ(月額)** | **売上の5%〜10% (または粗利分配制)** | 契約形態により大きく異なる |
| **初期投資総額** | **1,500万円〜3,000万円** | 内装、測定機器、物件取得費込 |
| 契約期間 | 5年〜 | 更新制 |
特徴:
**SPA(製造小売)モデル**: 企画・デザインから製造・販売まで一貫して自社で行うことで、高品質・低価格(シンプルプライス)を実現。
**DX・ハイテク店舗**: 遠隔視力測定システムや、最速20分での加工・お渡しなど、テクノロジーを活用した高効率運営。
**世界展開のブランド力**: アジアを中心に13カ国・地域で展開し、世界基準の洗練された店舗デザインとブランディングを提供。
3. 店舗数・推移
| 時期 | 店舗数 | 備考 |
| 2010年 | 約50 | 経営再建期 |
| 2020年 | 約350 | 国内外合計 |
| 2024年 | 560+ | アジア圏での急速な拡大 |
| 2025年 | 600+ | グローバルブランドとしての地位確立 |
成長背景:
2008年、現代表の田中修治氏が多額の負債を抱えていたオンデーズを買収し、経営再建に成功。
従来の眼鏡業界の常識を覆す「追加料金0円」や、独自のデザイン重視のブランド「Graph Belle」「AIR Ultem」のヒット。
書籍『破天荒フェニックス』等での露出による、注目度の高い経営スタイルと熱狂的なファン層の獲得。
4. 収益の実態
モデルケース(郊外SC内店舗・月商800万円の場合)
| 項目 | 金額 | 備考 |
| 売上 | 800万円 | 客単価 約10,000円想定 |
| 原価 (約35%) | 280万円 | 本部供給(委託方式含む) |
| ロイヤリティ・販促費 | 80万円 | 10%想定 |
| 人件費 | 160万円 | 技術者含む5〜6名体制 |
| 家賃・光熱費 | 120万円 | 高集客エリア想定 |
| **営業利益** | **160万円** | 利益率 20% |
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
| 標準的な目安 | 3年〜5年 | 測定機器・内装費用の償却による |
| 現実的な見通し | 4年〜6年 | 近隣競合(JINS, Zoff)との争いによる |
**損益分岐点**: 月商 約450万〜550万円(固定費の重さによる)
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
| オンデーズ・アカデミー | 独自の視力測定・加工技術トレーニング、接客・管理職研修。 |
| 在庫ゼロ・委託方式 | 加盟店が在庫を購入せず、売れた分だけ精算するモデルによりキャッシュフローを安定化。 |
| 最先端DXインフラ | 遠隔での視覚検査、自動加工機導入による属人化の排除。 |
| グローバルマーケティング | 全世界共通の店舗デザイン、SNSを活用したブランドプロモーション。 |
6. 評判
ポジティブ傾向
**優れたデザイン性**: 安価ながらもファッション性が高く、若年層からファッション好きの大人まで幅広く支持。
**サービスの速さ**: 測定からお渡しまでが非常にスピーディーで、忙しい現代人のニーズに合致。
**保証の充実**: 万が一の際の度数変更や破損への対応が手厚く、リピートに繋がっている。
ネガティブ傾向
**混雑**: ショッピングセンター内の店舗が多く、土日祝日は待ち時間が長くなることがある。
**スタッフの質**: 若手スタッフが多く、店舗や個人によって技術レベルや接客にムラを感じるという意見。
7. 競合比較
| 項目 | オンデーズ | JINS (ジンズ) | Zoff (ゾフ) |
| **強み** | デザイン・グローバル・DX | 価格破壊・機能性・素材 | ファッション性・コラボ |
| **運営形態** | 直営+FC(国内外) | 100%直営 | 直営中心 |
| **戦略** | SPA・世界ブランド | SPA・テック・大量販売 | SPA・トレンド・雑貨 |
8. リスク・懸念点
**価格競争の激化**: 競合他社(JINS等)との低価格競争による利益率の低下。
**少子高齢化**: 長期的な国内マーケットの縮小。
**撤退・解約条件**: 5年以上の契約が一般的。中途解約時には違約金や、独自の測定機器・什器の処分費用が発生する可能性がある。また、オンデーズ独自の「委託在庫」の返還・清算ルールが厳格に定められている。
**失敗パターン**: 店舗立地の選定ミス(人流の少ないエリアへの出店)により、高額な設備投資と人件費を回収できないケース。
9. 採用・人材
眼鏡加工・測定の技術習得は必須。オンデーズ独自の「立候補制度」により、意欲的な店長候補を常に育成・確保している。
10. SNS・ブランド力
田中社長自らがSNSで発信する強力なリーダーシップとブランドストーリー。SNSフォロワー限定のキャンペーン等、ファンコミュニティを重視した展開。
11. 市場環境
デジタルデバイスの普及による視力低下、およびファッションアイテムとしてのメガネ需要は国内外で拡大傾向。
12. JFA加盟状況
**JFA正会員** (株式会社オンデーズとして)
13. 融資情報
SPAとしての強固な収益モデルと世界展開の実績により、大手金融機関からの評価が高く、法人パートナーとしての融資調達は比較的有利に進む傾向。