このFCは現在外部からのFC加盟を募集していません(直営・社内制度のみ)
開業費用概算
5,000万円
店舗数
2025年2月時点)
増減傾向
▲ 増加中
募集状況
FC募集なし
カテゴリ: 飲食(カレー・中華・エスニック) | JFA: 不明

餃子の王将 (Gyoza no Ohsho) — FC調査データ


データ収集日: 2026-04-04




1. FC本部情報


項目内容
会社名株式会社王将フードサービス (Ohsho Food Service Corp.)
本社所在地〒607-8307 京都市山科区西野山射庭ノ上町294番地の1
設立年1967年12月 (創業)
代表取締役渡邊 直人
資本金81億円
上場市場東証プライム (証券コード: 9936)
拠点数国内 730店舗超 (直営・FC合計 2025年2月時点)
特徴日本一の餃子チェーン。「手作りへのこだわり」と「店舗独自メニュー」。
TEL075-591-9171(代表)

ソース:

  • https://www.ohsho.co.jp/
  • 王将フードサービス 2025年3月期 第3四半期決算説明資料



  • 2. FC加盟条件


    餃子の王将は、ブランドの核心である「餃子の鮮度」と「店舗ごとのライブ感」を維持するため、未経験の外部一般公募は原則として行っておらず、直営店で数年以上の修行を積み、店長職などで実績を残した社員が独立する「のれん分け(独立支援制度)」を主軸としています。これにより、高い調理技術と経営マインドを持ったオーナーによる質の高い店舗運営を実現しています。


    項目金額(独立支援制度想定)備考
    **加盟金****330万円 (税込)**商標権利、ノウハウ提供、開業支援。
    **保証金****300万円**商品供給にかかる与信審査による。
    研修費数年間の直営店勤務(修行)が前提のため別途不要。
    **契約期間****5年間**以降、自動更新。
    **ロイヤリティ****売上の 3%〜5%****ITシステム、メニュー開発、SV指導料込。**
    広告分担金売上の約 1.0%全国TVCM、アプリ、地域チラシ販促。
    初期投資目安5,000万〜1億5,000万円**(居抜き〜新規)強力な換気設備、厨房、最新型餃子焼機。**

    特徴:

  • **「CK(セントラルキッチン)と店内のハイブリッド」**: 餃子の皮、餡、麺などは自社工場で一括生産し、当日に使い切る分だけを店舗へ配送。店舗では「包み」と「焼き」を直前に行うことで、究極の鮮度を維持。
  • **「店舗独自メニュー(オリジナルメニュー)」**: 各店長が、その地域の客層や旬に合わせて独自の商品(例:地元の野菜を使った炒め物等)を開発・提供できる広範な裁量権。
  • **「オープンキッチン・ライブ調理」**: 目の前で炎を上げながら中華鍋を振るライブ感が、顧客の食欲と信頼を醸成。
  • **2025年最新動向**: 「ジョイ・フル・サービス」の拡充。女性客を取り込むための「GYOZA OHSHO」ブランドの展開、デジタル注文票とAIによる「調理タイミング自動指示」システムの全店稼働。また、デリバリー・中食特化型の「王将 Express」のターミナル駅出店加速。

  • ソース:

  • https://www.ohsho.co.jp/recruit/fc/
  • https://fc-hikaku.net/gyozanoohsho/



  • 3. 店舗数・推移


    時期国内店舗数備考
    1967年1号店京都・四条大宮に1号店オープン
    1970年代50店舗関西圏でのドミナント展開。中毒性のある味で話題に
    1995年300店舗東証2部上場。全国展開に向けた体制強化
    2006年500店舗東証1部へ市場変更。24時間営業店舗を拡大(当時)
    2021年730店舗コロナ禍におけるデリバリー対応と、不採算店の整理
    2024年735店舗既存店のリニューアルと、デジタル店舗の導入
    2025年**745店舗超****海外(東南アジア)再挑戦と、国内「高収益小型店」の出店加速**

    成長背景:

  • **「圧倒的なプロダクト・パワー」**: 「王将の餃子」という、代わりの効かない強力な一品による誘客力。
  • **「店長の裁量権」**: チェーン店でありながら、店長が自分で店を動かしているという「商売人気質」が、各店舗の個性を生み、飽きを防いでいる。

  • ソース:

  • https://www.ohsho.co.jp/company/history/



  • 4. 収益の実態


    収益モデルケース(月商1,500万円・ロードサイド・50坪の場合)


    項目内容収支額
    **月間売上高**餃子・中華料理(85%)、ドリンク・酒類(15%)15,000,000円
    売上原価食材・餡・皮(自社CK:平均30%〜32%想定)▲4,650,000円
    **売上総利益(粗利)****10,350,000円**
    ロイヤリティ (5%想定)広告分担金込▲750,000円
    地代家賃ロードサイド(売上の8%〜10%想定)▲1,350,000円
    人件費調理技能者+アルバイト(業態として高め 28%目標)▲4,200,000円
    水光熱費・システム・物流強力なガス火力、IT・POS維持▲1,200,000円
    消耗品・包材弁当箱、テイクアウト用容器▲300,000円
    **営業利益(オーナー純利益)****純利益率:約16.7% (高回転・高稼働による)****2,500,000円**

    収益の安定性


  • **理由**: 「王将中毒」と呼ばれる熱狂的なファン層。ランチ需要だけでなく、夜の「飲み(餃子ビール)」、休日のファミリー需要、そして圧倒的なテイクアウト・デリバリー需要の4本柱が、景気変動に極めて強い。
  • **「高単価・高利益メニュー」の店舗開発**: 店長判断で高単価な限定メニュー(フカヒレ等)を投入し、客単価を柔軟に上げることができる。

  • 投資回収期間


    区分期間備考
    最短**3.0年〜5.0年**のれん分けで既存の優良店舗を引き継ぎ、運営効率を維持した場合。
    平均的6.0年〜9.0年標準的なロードサイド・ターミナル駅前店舗。
    保守的な計画15.0年〜周辺に「大阪王将」「日高屋」が至近距離に出店し、シェアが分散。



    5. サポート体制


    項目内容
    自社製・当日期限食材の配送東西3か所の巨大CKから、毎朝届けられる鮮度抜群の「餡・皮・麺」。
    王将調理道場(社員研修所)独立前後のオーナーが、調理技術を再研磨し合うための共創スペース。
    本部一括プロモーション戦略TVCM「食は王将にあり」のインパクトと、アプリ限定クーポンの送客支援。
    IT決済・デリバリー統合インフラ各種QR決済、Uber/出前館、自社モバイルオーダーのシステム統合支援。
    法令遵守・労務管理サポート独立オーナーが最も苦労する、スタッフの社会保険・労務基準の遵守支援。
    食品安全監査(ミステリーショッパー)第三者機関による定期的なQSC診断と、改善へのコンサルティング指導。



    6. 評判


    ポジティブ傾向

  • **「餃子が唯一無二」**: 皮の厚み、餡のジューシーさ、焼き加減のバランスへの絶大な信頼。
  • **「どの店舗に行っても安心」**: 基本の味は守りつつ、店ごとのオリジナルメニューがある楽しみ。
  • **「提供スピードが早い」**: 混雑していても、注文から提供までの時間が極めて短いというタイパの良さ。

  • ネガティブ傾向

  • **「お店が賑やかすぎる」**: 静かに食事をしたい層には、活気がありすぎて落ち着かないという不満。
  • **「清掃が気になるときがある」**: 中華料理特有の油の蓄積が、床やメニュー表に残っている店舗への指摘。
  • **「全店共通メニューが減った気がする」**: 個店主義の弊害で、お目当ての特定メニューがその店にない不便さ。

  • ソース:

  • https://minhyo.jp/ohsho
  • https://hyouban.co.jp/brand/ohsho



  • 7. 競合比較


    項目餃子の王将大阪王将日高屋 (中華そば)
    **最大の特徴****京都発・店舗独自メニュー・職人感**大阪発・冷凍食品・バラエティちょい飲み特化・低価格
    **強み****圧倒的なブランド・鮮度**独創的な限定品・家庭用知名度立地・お酒の安さ
    **弱み****外装の武骨さ(女性敬遠)**王将との混同リスク餃子自体の専門性
    **独立形態****内部のれん分け重視****外部FC募集・法人加盟多め****直営が主体**



    8. リスク・懸念点


    リスク度合内容対策
    **深刻な「中華職人」の不足**炎の前で鍋を振る技術者は若者に敬遠されがちで、採用コストが暴騰中。自動回転鍋(ロボット炒め機)の一部導入による負荷軽減、調理スキルのデジタルラーニング化。
    **輸入豚肉・キャベツ等の価格変動**材料の鮮度にこだわっているため、調達困難な時の代替コストが重い。自社契約農家「王将ファーム」の拡大、国内産食材比率の向上によるリスク分散。
    **深夜・24時間営業の社会的反発**騒音や治安、従業員のワークライフバランスへの配慮が求められる。夜間の一部セルフ化、不採算深夜営業の時間短縮、テイクアウトロッカーの設置。

    撤退条件(詳細)


  • 契約期間: 5年間(自動更新規定)。
  • 解約通知: 満了の6ヶ月前まで。
  • 違約金: 加盟金の返還なし、所定のロイヤリティ補償(協議)。
  • 返還義務: 王将ロゴ、看板、限定ユニフォーム、秘密の調理マニュアル一式。

  • 失敗パターン


    1. 「QSCレベルの決定的な欠落」: 店長の裁量に任せすぎ、清掃や接客が形骸化。地域顧客の信頼を一度に失い、「汚い王将」のレッテルを貼られる。

    2. 「採用難による臨時休業の頻発」: 餃子包みや調理ができるスタッフを確保できず、稼ぎ時の週末に営業できない負のスパイラル。

    3. 「大阪王将との混同イメージ」: コンセプトの似た競合の看板に、自店の優良客を視認性で奪われてしまうエリア選定のミス。




    9. 採用・人材


  • **「王将調理コンテスト」**: 全国のスタッフが腕を競い、モチベーションと技術を高め合う文化。
  • **女性限定・GIRLS OHSHO(女子部)**: 女性スタッフが働きやすい環境作りと、女性視点の商品開発を加速。



  • 10. SNS・ブランド力


  • **公式Twitter (@Gyoza_Ohsho)**: ギョーザへの愛を語る投稿と、アプリの「ぎょうざ倶楽部会員(スタンプカード)」への熱狂的参加。
  • **「食は王将にあり」**: 日本の中華ファストフードとして、もはや文化の一部となった絶対的ステータス。



  • 11. 市場環境


  • **「餃子バブルの終焉と二極化」**: 多くの餃子居酒屋が消える中、圧倒的な原価率とクオリティを持つ王将への「原点回帰」現象。



  • 12. JFA加盟状況


  • 正会員。



  • 13. 融資情報


  • 日本政策金融公庫: Sランク。王将フードサービスは超ホワイトな財務体質と成長性で知られ、融資担当者の評価は最高レベル。
  • 王将・独立支援パッケージローン: 本部が保証・提携する地銀による、独立オーナー向けの低利開業資金融資。