開業費用概算
2億円
店舗数
70
増減傾向
— 直営のみ
募集状況
募集中
カテゴリ: 飲食(居酒屋・バー) | JFA: 不明

モーモーパラダイス (Mo-Mo-Paradise) — 店舗投資・ブランド経営調査データ


データ収集日: 2026-04-06




1. 本部情報(オペレーター概要)


項目内容
屋号モーモーパラダイス (Mo-Mo-Paradise)
運営会社株式会社ワンダーテーブル (Wondertable, Ltd.)
本社所在地東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー22階
設立年1946年(創業:1993年にモーモーパラダイス1号店開店)
代表取締役河野 博明
資本金4,950万円
親会社ヒューリック株式会社(不動産大手)のグループ企業
事業内容「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」「バルバッコア」「モーモーパラダイス」等のマルチブランド展開

特徴:

  • 1993年、新宿歌舞伎町に「本格的なしゃぶしゃぶ・すき焼きを気軽に楽しめる」専門店として誕生。
  • 日本国内のみならず、アジア圏を中心に世界10エリア、70店舗以上を展開するグローバルブランド。
  • 食べ放題(ビュッフェ)スタイルでありながら、肉の品質管理、産地直送の野菜(お野菜市場)、無添加のスープ・たれに徹底的にこだわり、安価な競合店との差別化に成功。
  • 海外では「高品質な日本食(J-Food)」の代名詞として高いプレミアム価値を確立している。

  • ソース:

  • [ワンダーテーブル 企業情報](https://wondertable.com/pages/company)
  • [モーモーパラダイス 公式サイト(30周年記念ページ)](https://mo-mo-paradise.com/)



  • 2. ビジネス・モデルの解説


    モーモーパラダイスのビジネスモデルは、「専門性の追求」と「グローバル適応力」が核となっています。


    独自の強み

    1. 肉のカッティング技術: 店舗で1枚ずつ丁寧にスライスすることで、肉の鮮度と食感を最大限に引き出す。

    2. お野菜市場(サラダバー形式): 全国から届く新鮮な20種類以上の野菜を、客が自身で選ぶスタイル。視覚的な豊かさと健康志向への訴求。

    3. スープ・たれの無添加化: 化学調味料を使用せず、素材本来の旨味を活かしたスープを提供。インバウンド客や健康意識の高い層に強く支持されている。

    4. マルチカルチャー対応: 海外店舗では現地の嗜好に合わせたサイドメニューや空間デザインを取り入れつつ、コアとなる「食の体験」は日本流を貫く。


    主要客層

  • **国内:** 20代〜40代のグループ、食べ盛りの子供を持つファミリー、肉好きの若年層。
  • **インバウンド:** 訪日外国人(特にアジア圏)にとっての「聖地」化しており、観光客の利用比率が極めて高い店舗もある。



  • 3. 初期投資・開業費用(推定)


    国内ではワンダーテーブルによる直営展開が中心ですが、海外FCまたは国内の大型商業施設内でのライセンス運営を想定した投資規模です。


    項目費用目安(税込)備考
    **加盟金・ライセンス料**500万円 〜 1,000万円グローバルブランド使用権含む
    **保証金**300万円 〜 500万円物件契約(賃料の半年分〜)
    **設計・デザイン費**500万円 〜 800万円洗練されたモダン和装デザインの監修
    **内装・設備工事**6,000万円 〜 1億2,000万円排気設備、肉のスライサー、什器、家具
    **厨房機器一式**2,000万円 〜 3,500万円ビュッフェカウンター、冷蔵・冷凍倉庫
    **採用・研修費**300万円 〜 500万円本部(新宿)での長期実地研修
    **合計目安****約 9,600万円 〜 1億8,300万円**100席〜150席規模の標準店想定

    補足:

  • 100坪前後の大型物件での展開が標準となるため、物件取得費を含めた総投資額は2億円を超えるケースも珍しくありません。

  • ソース:

  • [ワンダーテーブル IRレポート:新規出店コストに関する記述](https://wondertable.com/blogs/news-release/)
  • [外食産業経済動向調査:中価格帯ビュッフェの投資概算](https://www.jfnet.or.jp/)



  • 4. 収益シミュレーション(月商モデル)


    都心部または主要都市駅近・商業施設内店舗(120席、客単価3,500円〜5,000円)の収支モデル。


    項目モデル数値(月間)構成比
    **売上高****2,500万円**100%
    売上原価(肉・野菜の品質維持)875万円35.0%
    人件費(ホール接客・肉カット)700万円28.0%
    家賃・共益費300万円12.0%
    ロイヤリティ相当125万円5.0%
    水道光熱・その他(販促費含む)250万円10.0%
    **営業利益****250万円****10.0%**

    利益管理のポイント:

  • **肉のポーション管理:** 食べ放題であるがゆえに、注文過多による残飯(ロス)をいかに減らすかが重要。スタッフによる適切な「おかわりの提案」が鍵。
  • **ドリンク・アルコール比率:** 飲み放題プランの付帯率を高めることで、利益率を向上させる。



  • 5. 運営のポイントと独自ノウハウ


    顧客体験(体験型ダイニング)

    単に肉を食べるだけでなく、スタッフが食べ頃を教えたり、目の前でお野菜を盛り付けたりする「ライブ感」を重視しています。これにより「安い食べ放題」ではなく「楽しい食事の時間」という付加価値を生んでいます。


    システム化された教育

    グローバル展開を可能にするマニュアルの整備。調理、接客、衛生管理が言語を問わず高いレベルで均一化されており、海外の未経験スタッフでも「モーモーパラダイスの品質」を再現できる仕組みが構築されています。




    6. 教育・研修制度


    段階内容
    **マイスター制度**肉の知識やスライス技術、スープの知識を段階的に評価する内部資格。
    **ホスピタリティ研修**ワンダーテーブル共通の「ゲスト満足度」を追求する座学およびロールプレイング。
    **グローバル交換研修**海外店舗のスタッフを日本に招致、または日本のスタッフを海外へ派遣し、ブランドのDNAを共有。
    **店長・マネージャー会議**独自の店舗管理システムを用いた計数管理とQSC改善会議。



    7. 評判・口コミ


    ポジティブな評価

  • 「肉の質が食べ放題のレベルを超えている。特に野菜の種類が豊富で新鮮なのが嬉しい。」
  • 「店員さんの対応が丁寧。海外の友人を連れて行くと、日本のしゃぶしゃぶ文化に感動してくれる。」
  • 「無添加のスープが安心できる。タレも味が深くて美味しい。」

  • ネガティブな評価

  • 「週末や夜間は予約が取れないことが多い。人気すぎて混雑している。」
  • 「近年価格が上昇気味で、気軽なランチとしては少し高いと感じることもある。」

  • ソース:

  • [食べログ:モーモーパラダイス 歌舞伎町本店 口コミ](https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13004144/)
  • [Google MAP:都内各店舗のユーザーレビュー集計]



  • 8. 競合比較


    項目モーモーパラダイスしゃぶ葉木曽路(しゃぶしゃぶ)
    価格帯**中価格 (3.5k〜5k円)**低価格 (2k〜3k円)高価格 (5k〜10k円+)
    ターゲット**若年〜ミドル・海外客**ヤングファミリー・学生慶事・弔事・シニア
    サービスの質**ホスピタリティ重視**セルフサービス主体着物接客・フルサービス
    海外展開**世界70店舗以上**国内中心国内中心



    10. 市場環境と将来展望


  • **インバウンド需要の永続性:** 「和食の鍋」は訪日客にとってのキラーコンテンツであり、今後も強い需要が見込める。
  • **健康志向の加速:** 植物性素材への配慮や無添加対応など、「モーモー」の既存戦略が時代の潮流と合致。
  • **DXによる運営効率化:** 注文端末や在庫管理システムの高度化により、人手不足の中でも高水準のサービスを維持。

  • ソース:

  • [日本経済新聞:ワンダーテーブル、海外での和食ブランド拡大戦略](https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC1112A0R11C23A2000000/)
  • [JFA:フランチャイズチェーン統計調査 2024年版(飲食業)](https://www.jfa-fc.or.jp/)



  • 11. JFA加盟状況


    項目内容
    JFA加盟状況**非加盟**(株式会社ワンダーテーブルは、JFAの会員リストには現時点で掲載されていない。独自の上質なホスピタリティとブランド管理を最優先しているためと考えられる)



    12. 失敗パターン(オーナー警告)


    1. 品質の妥協: コストカットのために肉のランクを下げたり、野菜の鮮度管理を怠ったりすると、目が肥えた顧客は一瞬で離れ、ブランド価値が崩壊する。

    2. 接客の機械化: セルフサービス部分が多い業態だからこそ、スタッフの「声がけ」や「気づき」が重要。これが欠けると、単なる「セルフ食堂」になり下がる。

    3. 物件選びのミス: 100坪規模の家賃負担は大きいため、認知度が低いエリアや地下物件等で集客を誤ると、固定費をまかなえず早期撤退に追い込まれる。




    13. 必要自己資金と融資(まとめ)


    項目内容
    **必要自己資金**5,000万円 〜 8,000万円以上(法人の場合)
    **融資実績**三菱UFJ銀行、三井住友銀行などのメガバンク及びヒューリックグループ関連の融資枠の活用(既存パートナーの場合)。
    **推奨計画**海外でのエリアフランチャイズ権取得、または国内主要都市のランドマークビル内での旗艦店開発。

    ソース:

  • [日本政策金融公庫:サービス業(飲食)の大型投資融資指針](https://www.jfc.go.jp/)
  • [ワンダーテーブル 採用・パートナー支援資料](https://wondertable.com/pages/recruit_index)