このFCは現在外部からのFC加盟を募集していません(直営・社内制度のみ)
開業費用概算
約3,500万〜8,000万円
店舗数
524店舗(2009年2月)
増減傾向
▲ 増加中
募集状況
FC募集なし
カテゴリ: 飲食(ファストフード・ハンバーガー) | JFA: 加盟

ロッテリア — FC調査データ


データ収集日: 2026-04-05




⚠️ ブランド転換アップデート(2023年〜2026年)

ロッテリアは2023年にゼンショーHD傘下となり、「ゼッテリア」へのブランド転換を進めている。既存店舗はゼッテリアとして営業継続(閉店ではなくリブランド)。ロッテリアブランドとしての新規FC加盟受付は終了。ゼッテリアとしての加盟はゼンショーHDに別途確認が必要。




1. FC本部・企業情報


項目データソース
会社名株式会社ロッテリア(2023年にゼンショーHD傘下入り)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2556J0V21C25A2000000/
旧本社所在地〒160-8428 東京都新宿区西新宿1-1-6 ミラノビル旧公式サイト
設立年1972年4月(渋谷に日本1号店オープン)Wikipedia
資本金14億円(旧ロッテリア時代)旧公式
親会社変遷ロッテホールディングス → 2023年4月にゼンショーHDが全株式取得東洋経済
ブランド終了2023年よりゼッテリアへブランド転換中日本経済新聞2026年1月21日
歴史1972年〜2026年の約54年間営業Wikipedia
旧店舗数ピーク約524店舗(2009年2月)Wikipedia
閉店時点の店舗数約106店舗(2025年12月末)Yahoo!ニュース

ブランド概要(歴史的記録):

1972年に日本に上陸したハンバーガーチェーン。「エビバーガー(エビサンド)」を日本で最初に定番化し、「絶品チーズバーガー」「ロッテ菓子コラボデザートバーガー」など日本人の嗜好に最適化したメニュー開発で半世紀以上支持された。しかし、マクドナルドとモスバーガーの二強体制の中で徐々に存在感が低下。2023年にゼンショーHDに買収後、「ゼッテリア」への段階的なブランド転換を推進中。店舗は閉店ではなくリブランドにより営業継続。




2. 加盟条件・初期費用(歴史的記録)


初期費用内訳(過去の公開データ)


項目金額備考
加盟金330万円(税込)旧公開情報
保証金250万円〜旧公開情報
研修費99万円約5週間の実務研修
内装工事費1,500万〜4,000万円駅ビル・SC・ロードサイドにより変動
厨房設備500万〜1,000万円グリル・フライヤー等
**初期投資総額****約3,500万〜8,000万円**旧公開データ

月間固定費内訳(過去の公開データ)


項目金額備考
ロイヤリティ売上の3%旧公式情報(比較的低率)
広告分担金売上の約2.0%TVCMなど
地代家賃売上の15〜20%(駅ビル・SC想定)立地による

現状: ロッテリアとしての新規加盟受付は終了。ゼッテリアとしての加盟は別途ゼンショーHD傘下で検討が必要。




3. 店舗数・出店動向


店舗数増減備考
1972年1店東京・渋谷に日本1号店
1990年代約600店増加全盛期。百貨店・駅ビルに網羅
2009年2月524店過去最高店舗数
2011年6月398店−126縮小開始
2015年約450店マクドナルド・モスに押され縮小
2017年8月370店継続縮小
2021年約380店コロナ禍でのプレミアム路線転換
2023年1月358店ゼンショーHDによる買収年
2025年6月222店−1362年半で4割弱が消滅
2025年12月末約106店−116ゼッテリア転換が加速
2026年3月末0店−106ゼッテリアへのブランド転換



4. 収益モデル・オーナー収益の実態(過去データ)


モデルケース(2022年時点の参考値)


ケース月商営業利益オーナー年収
駅ビル内・好調時(40坪)1,400万円153万円約1,200万円/年
標準的ロードサイド店900万円70万円約600万円/年
不振店(施設老朽化・競合激化)500万円−30万円以下赤字

収益モデル詳細(月商1,400万円・駅ビル内・40坪の過去参考値)


費目月額(推定)比率
月間売上高14,000,000円100%
食材原価(エビ・ビーフ・ロッテ素材)▲4,830,000円34.5%
**売上総利益(粗利)****9,170,000円****65.5%**
ロイヤリティ(3%)▲420,000円3%
広告分担金(2%)▲280,000円2%
地代家賃(18%)▲2,520,000円18%
人件費(24%)▲3,360,000円24%
水光熱費・システム▲700,000円5%
消耗品・販促▲350,000円2.5%
**営業利益(オーナー純利益)****1,540,000円****11%**

損益分岐点


月商状況
500万円以下赤字(駅ビル家賃で固定費が高い)
750万円損益分岐点付近
1,000万円以上安定黒字
1,500万円以上高収益(全店平均を大きく上回るケース)



5. 本部サポート体制(過去の体制・参考記録)


項目内容
ロッテグループ素材・菓子連携パイの実・ガーナチョコ等を活用した独自商品開発
エビバーガー専用素材安定供給50年の実績を持つエビソースと海老フライ専用調達ルート
アプリクーポンシステム旧「ロッテリアチケット」アプリ(180万DL)でのクーポン配布
全国駅ビル・SCデベロッパーとの交渉50年の信頼を活かした主要施設での区画確保力
24時間品質緊急対応食材・衛生トラブルへの即応
SV月2回巡回QSCスコアリングと品質管理

現状: ゼッテリアとしての新サポート体制はゼンショーHD方針に移行。




6. オーナー・加盟者の評判


ポジティブな声(過去の記録)

  • 「エビバーガーはロッテリアにしかない。50年愛された商品への信頼感があった」
  • 「絶品チーズバーガーがSNSでバズって客数が増えた時期があった」
  • 「ロッテグループの菓子コラボは毎シーズン話題になり、リピーターが増えた」
  • 「ロイヤリティが3%と業界内で比較的低率だった」

  • ネガティブな声

  • 「マクドナルドとモスバーガーに挟まれて立ち位置が曖昧だった」
  • 「店舗の老朽化が進んでいたが、リノベーション費用の本部支援が不足していた」
  • 「ゼンショーへの買収後、方針が頻繁に変わりオーナーは振り回された」
  • 「最終的にブランドごと廃止され、多くのFC加盟者が契約先を失う事態に」
  • 「2年半で4割弱の店舗が消えた。ブランドの衰退を目の当たりにした」

  • 重大なリスク事例(ロッテリアの教訓)

    ロッテリアは2023年にゼンショーHDへの売却後、「ゼッテリア」へのブランド転換を進めている。店舗は順次ゼッテリアとして営業継続。FCオーナーはブランド転換に伴う契約条件の変更が生じる点に注意が必要。この事例は、非上場・財閥系FCに加盟する際の「親会社リスク」として業界に記憶される。




    7. 競合他社との比較


    FC名初期投資ロイヤリティ特徴
    ~~ロッテリア(終了)~~~~3,500万〜8,000万円~~~~売上3%~~~~ゼッテリアへ転換~~
    **ゼッテリア(後継ブランド)****要資料請求****要資料請求****ゼンショーHD傘下。ロッテリアの転換先**
    マクドナルド4,000万〜8,000万円売上5〜10%世界最大チェーン。圧倒的規模
    モスバーガー2,500万〜6,000万円売上5%品質・野菜素材・アフターオーダー
    バーガーキング4,000万〜1億円売上5%ワッパー・直火焼き。高価格帯
    フレッシュネスバーガー3,000万〜7,000万円売上5〜6%カフェ融合・質重視・少数精鋭



    8. リスク・撤退条件


    ロッテリア終了の主要因分析


    要因内容教訓
    ブランドの中途半端なポジションマクドナルド(安さ・速さ)とモス(質・ヘルシー)の間に埋没差別化軸の確立が生死を分ける
    親会社変更リスクロッテHD→ゼンショーHDへの売却でブランド方針が大転換非上場・財閥系FCは親会社の経営判断リスクを常に孕む
    店舗老朽化への投資不足駅ビル・SC内の旧店舗が改装追いつかず競争力低下設備投資の計画的実施が不可欠
    若年層への訴求力低下Z世代がロッテリアを「古いチェーン」として認識ブランドの世代更新に失敗

    撤退・解約条件(過去の記録)


    項目内容
    ブランド転換リスクロッテリアからゼッテリアへのリブランドに伴い加盟条件が変更される可能性
    中途解約通常は違約金発生。ただしブランド廃止に伴う条件は個別交渉
    ゼッテリアへの転換多くの店舗がゼッテリアに看板転換。加盟条件はゼンショーHD方針による



    9. 採用・人材要件


    項目内容
    旧ロッテリア体制アルバイト中心の運営。食品衛生・QSC管理の標準研修
    ゼッテリアへの移行ゼンショーグループの標準研修・人事体制に統合



    10. SNS・ブランド力


    項目内容
    旧公式Twitter@Lotteria_Japan。活動終了
    ブランド終了の反響SNS上で「俺たちのロッテリアを返せ」というユーザーの惜別投稿が多数
    ゼッテリア認知度2025年現在。「絶品バーガー」「カフェ機能強化」で若年層への訴求を開始
    ノスタルジア効果ロッテリアの閉店ラッシュがメディアで報道され、一時的な来店・惜別消費が発生



    11. 市場環境・業界動向


    項目内容
    ハンバーガー市場規模国内市場約1.1兆円。マクドナルドが50%以上のシェアを占める
    ロッテリア撤退の意味「価格競争」でも「品質競争」でも中途半端な第3ブランドは生き残れないことを証明
    ゼッテリアへの再編ゼンショーHDはすき家・なか卯・はま寿司等の大量調達力を武器にバーガー市場を再構築
    バーガー業界の今後マクドナルド(規模)・モスバーガー(品質)・ゼッテリア(新興)・バーガーキング(高級)の4極化
    日本独自メニューの継承ゼッテリアはロッテリアの人気定番(エビバーガー系)の一部を継承



    12. JFA加盟状況


    項目内容
    旧JFA加盟正会員(ロッテリア時代)。非上場ながらロッテグループ傘下として加盟
    現在の状況ロッテリアブランド終了につき、JFA加盟はゼッテリアとして継続するかは要確認
    コンプライアンスゼンショーHD傘下でのコンプライアンス体制に統合



    13. 融資・資金調達情報


    項目内容
    旧ロッテリア加盟時非上場ながらロッテグループの財閥バックアップで融資審査は通りやすかった
    **現在の注意事項****ロッテリアブランドは終了。ゼッテリアへの加盟を検討する場合、ゼンショーHD傘下の新条件を要確認。過去のロッテリア融資データは参考にならない**
    教訓親会社変更リスクのある非上場FCへの融資は、ブランド消滅リスクを加味した事業計画が必要
    日本政策金融公庫既存加盟者の事業転換(ゼッテリアへ)については、経営改善貸付等の活用が考えられる



    補足: ゼッテリアへの移行と今後の展望


    ゼッテリアとは何か


    項目内容
    ブランド名ゼッテリア(ZETTERIA)。「絶品」の「絶」から命名
    運営会社株式会社ゼッテリア(ゼンショーHD傘下)
    看板商品「絶品バーガー」を核に据えたプレミアムバーガー路線
    カフェ機能フェアトレードコーヒー・スイーツを充実させ、カフェ機能を強化
    価格帯旧ロッテリアより高価格帯を志向。ランチセット900円〜
    2025年末時点の店舗数約144店舗(ロッテリアからの転換店舗を含む)
    FC加盟の可否ゼンショーHD傘下のため、条件はゼンショーHDに要問い合わせ

    ロッテリア終了から学ぶFC加盟のリスク教訓


    FC加盟を検討する際に、ロッテリアの事例は複数の重大な教訓を残している。


    教訓1: 財閥・非上場FCの親会社変更リスク

    ロッテホールディングスという巨大財閥が背後にいても、グループ全体の経営判断によってブランドが売却・廃止されるリスクは常に存在する。特に非上場FCでは財務情報が限定的であり、親会社の経営状況を独自に把握することが重要。


    教訓2: ブランドの差別化軸の重要性

    「エビバーガー」という独自商品があっても、マクドナルドの「規模・安さ・速さ」とモスバーガーの「品質・ヘルシー」という2軸の間に埋没した。FC加盟前に「そのブランドが10年後も生き残れる独自価値を持っているか」を厳しく見極める必要がある。


    教訓3: 駅ビル・SC立地の撤退リスク

    施設の老朽化・改装・閉鎖による強制退去リスクがある。長期契約のFC加盟は、立地の不動産リスクを含めて総合的に判断すべき。


    教訓4: 「人気ブランドだから安心」という思い込みの危険性

    半世紀の歴史・認知度があっても倒産・ブランド廃止は起こりうる。加盟前には直近3〜5年の財務動向・店舗数推移・同業態との競合環境を必ず確認すること。


    現時点での推奨


    2026年4月現在、ロッテリアとしての加盟は不可能。ゼッテリアとしての加盟を検討する場合はゼンショーHDに直接問い合わせが必要。ただし、ゼッテリアはまだブランド確立途上にあり、投資判断には慎重を期すことを推奨する。


    ロッテリアが繁栄した時代のビジネスモデル評価


    ロッテリアが約54年間続いた理由を分析することは、FC投資の観点から教育的価値がある。


    強みだった点:

  • 「エビバーガー(エビサンド)」という日本独自の看板商品。日本で最初にエビを定番化したパイオニア性。
  • ロッテグループの菓子(パイの実・ガーナチョコ等)との季節コラボ商品による話題性の継続的創出。
  • 駅ビル・SCデベロッパーとの50年以上の信頼関係による優良立地の確保力。
  • ロイヤリティが売上3%と業界内で比較的低率だったため、オーナーの利益率が確保しやすかった。

  • 衰退した要因:

  • 2009年以降の店舗数ピーク(524店)からの継続的縮小が負のスパイラルを生んだ。
  • 「安さ」でも「品質」でも「速さ」でも中途半端になり、存在意義が薄れた。
  • 店舗老朽化に対する設備投資が不足し、若年層への訴求力が年々低下した。
  • 2023年のゼンショーHDへの売却後、FC加盟者の不安感が高まり離脱が加速した。

  • FCプラットフォームとしての評価:

    最盛期のロッテリアはオーナーにとって比較的有利な条件(低ロイヤリティ・安定した食材調達)を提供していた。ブランドの衰退という外部要因がなければ、個別店舗の収益性は維持できていた可能性がある。ブランドリスクと個別店舗収益は切り離して評価することの重要性を示した事例。




    参考ソース


    1. ロッテリアゼッテリアへブランド転換・ゼッテリアへ転換(日本経済新聞)

    2. ロッテリア ゼンショーに売却・業界3つの理由(ITmedia)

    3. 「俺たちのロッテリアを返せ」ゼッテリアとは何者か(文春オンライン)

    4. ロッテリア「2年半で4割減」ゼッテリア急拡大(Yahoo!ニュース)

    5. ロッテリア消滅・ゼッテリアの正体(daisukemiwa.com)

    6. ロッテリア、54年の歴史に幕(coki)

    7. ロッテリアゼッテリアへブランド転換発表(MEDIA DOGS)

    8. ロッテリアゼッテリアへブランド転換390円モーニング(東洋経済)

    9. ロッテリアはどこでしくじったか(東洋経済)

    10. ロッテリア 全店閉店へ・最盛期は業界2位(現代ビジネス)

    11. 2025年版ハンバーガーチェーン店舗数ランキング(日本ソフト販売)

    12. ロッテリアのFC開業メリット・デメリット(アントレランド)

    13. ロッテリア フランチャイズ(next-business)

    14. ロッテリア Wikipedia

    15. フランチャイズの窓口 ロッテリア

    16. ロッテリアのフランチャイズは儲かる(strate.biz)

    17. ロッテリアゼッテリアへブランド転換 飲食店ドットコム

    18. ロッテリアの閉店ラッシュ(CBC MAGAZINE)

    19. 日本フランチャイズチェーン協会(JFA)会員一覧

    20. ロッテリア フランチャイズ独立net