KEiROW (ケイロウ) — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-04
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | HITOWAライフパートナー株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都港区港南2-15-3 品川インターシティC棟 |
| 設立年 | 2015年7月 (HITOWAグループ) |
| 代表取締役 | 沼田 剛 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 売上高 | 非公開(グループ計では約600億円規模) |
| 事業内容 | 訪問医療マッサージ「KEiROW」、おそうじ本舗等の運営・FC展開 |
| TEL | 03-6632-7701 |
ブランドの概要:
KEiROW(ケイロウ)は、ハウスクリーニング最大手の「おそうじ本舗」を擁するHITOWAグループが展開する、訪問マッサージの国内最大級フランチャイズチェーンです。国家資格を持つ「あん摩マッサージ指圧師」が、歩行困難な高齢者の自宅や施設へ訪問し、医師の同意のもとで医療保険(健康保険)を適用した施術を行います。最大の強みは、保険適用による利用者の低負担(1回数百円程度)と、HITOWAグループとしての圧倒的な知名度、そして不正請求防止のためのGPS連動レセプトシステムなど、上場企業レベルのコンプライアンス体制にあります。
ソース: https://www.keirow.com/company/, https://hitowa.com/lifepartner/
2. FC加盟条件
| 項目 | 金額 | ソース |
|---|---|---|
| 加盟金 | 2,200,000円(税込・目安) | https://fc-hikaku.net/brand/1202 |
| 研修費 | 550,000円 | 経営者研修、スタッフ技術研修 |
| システム初期費用 | 550,000円 | レセプト・GPS管理導入 |
| **契約時支払い合計** | **3,300,000円** | 諸経費除く |
| **ロイヤリティ(月額)** | **売上の9.0%** | 定率方式 |
| 精算事務手数料(月額) | 売上の3.0% | 保険請求(レセプト)代行料 |
| システム利用料(月額) | 20,000円 | 基幹システム維持費 |
| **月額固定費合計** | **売上の約12%〜** | ロイヤリティ+手数料 |
| 物件取得費 | 500,000円 | 2階以上の事務所、マンション可 |
| 備品・機材費 | 500,000円 | 施術ベッド、通信機器等 |
| **初期投資総額** | **400万円~700万円** | 運転資金含む |
| 契約期間 | 2年(自動更新) | |
| 更新加盟金 | 100,000円 |
月間固定費の全容
| 費目 | 月額 | 備考 |
|---|---|---|
| ロイヤリティ等(計12%) | 228,000円 | 月商190万の場合(平均的) |
| システム費 | 20,000円 | 固定 |
| **本部への支払い合計** | **248,000円** | 事務代行含む |
| 事務所家賃(推定) | 100,000円 | 事務所仕様のマンション等 |
| 水光熱・通信費(推定) | 20,000円 | 訪問主体のための低コスト |
| 施術スタッフ給与 | 600,000円 | 施術者2名体制を想定 |
| **月間固定費合計(推定)** | **988,000円** | 送迎(バイク・軽自動車)維持費別途 |
特徴:
ソース: https://www.keirow.com/franchise/profit/, https://prone.jp/analysis-keirow/
3. 店舗数・推移
| 時期 | 店舗数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2013年 | 0店舗 | 事業立ち上げ |
| 2015年 | 120店舗 | 急速立ち上げ、HITOWA傘下へ |
| 2018年 | 280店舗 | 業界トップクラスのシェア獲得 |
| 2021年 | 320店舗 | コンプライアンス強化、再編 |
| 2024年 | 345店舗 | 最新の店舗数(国内最大級) |
| 2025年 | 350店舗 | 安定した継続成長 |
成長背景:
ソース: HITOWAライフパートナー株式会社 決算報告・推移資料, https://keirow.com/news/
4. 収益の実態
モデルケース&実績
| 事例 | 月商 | 利益/年収 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 標準拠点・施術者2名 | 1,900,000円 | 400,000円 | 営業利益率21% |
| 成功拠点・施術者5名 | 4,500,000円 | 1,200,000円 | ケアマネからの信頼が厚い |
| **平均年収** | - | **600万円~1,200万円** | 1拠点オーナー単体 |
利益構造
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | 1.0年 | オーナー自身が施術師の場合 |
| 平均的 | 2.5年 | 標準的な開業(30ヶ月) |
| 現実的 | 3.5年 | 施術師採用に時間が掛かった場合 |
損益分岐点(推定)
| 月商 | 営業利益 | 状況 |
|---|---|---|
| 80万円以下 | 赤字 | ロイヤリティ、最少人数の人件費、家賃でマイナス |
| 110万円 | 損益分岐点 | 施術者1名+週の一部稼働 |
| 200万円 | 安定黒字 | 収益40万超、施術者2〜3名 |
ソース: https://www.keirow.com/franchise/profit/simulator, https://strate.biz/brand/keirow/
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開業前研修 | 5日間の本部研修(経営、コンプライアンス、実務、営業ロープレ) |
| 施術師採用支援 | 本部の人材バンク活用、求人媒体掲載ノウハウ、面接同行(一部)。 |
| 営業同行 | SVによるケアマネジャーへの初回訪問同行、チラシ配布代行。 |
| レセコン提供 | 保険請求を自動化し、ミスを極小化する独自システム。 |
| コンプライアンス | 不正請求を防止するGPS走行記録、施術記録のオンライン化。 |
| 継続教育 | 施術師向けのスキルアップ動画配信、法律・制度改正の勉強会。 |
ソース: https://www.keirow.com/franchise/support/
6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
ソース: https://franchise-kuchikomi.com/keirow, アントレ・オーナー体験談
7. 競合比較
| 項目 | KEiROW | フレアス | レイス治療院 |
|---|---|---|---|
| 加盟金 | 200万円前後 | 250万円 | 300万円 |
| ロイヤリティ | 9% | 13.5%(システム費等込み) | 売上のn% |
| バックボーン | HITOWA(多角化) | 上場企業(専業) | 訪問マッサージ先駆者 |
| 店舗数 | ~350店舗 | ~300店舗 | ~200店舗 |
| サポート | システム・採用支援 | 医師会連携・研修 | 指導・クオリティ重視 |
ソース: 訪問マッサージFC徹底比較 2024
8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 説明 | 対策 |
|---|---|---|---|
| 厚労省の規制 | 高 | 療養費(保険)の支給要件の厳格化 | 同意書の適切な取得と、コンプライアンス遵守 |
| 不正請求リスク | 中 | 施術師によるサボり、虚偽報告の防止 | 本部標準のGPS・タブレット記録の徹底 |
| 採用難 | 高 | 施術師の確保が遅れ、売上の機会損失 | 自社での施術師養成、待遇改善 |
撤退条件(詳細)
| 項目 | 内容 | ソース |
|---|---|---|
| 契約期間 | 2年 | 以降自動更新 |
| 中途解約の違約金 | 解約月までの固定費精算、違約金(契約条項による) | |
| 競業避止義務 | 契約終了後2年間、周辺近隣での同様の事業禁止 |
失敗パターン
| パターン | 説明 | 頻度 |
|---|---|---|
| 施術師の「独立」 | オーナーが大切に育てた施術師が、患者を連れて独立してしまう | 中 |
| ケアマネ営業の放棄 | 採用にばかり気を取られ、紹介元との信頼関係を失う | 高 |
本部トラブル・訴訟
大規模な本部・加盟店間の訴訟は報じられていない。HITOWAグループはコンプライアンスに非常に厳しく、内部統制が効いているため、不透明な違約金請求などのリスクは極めて低い。過去、業界全体で問題となった「架空請求」に対しても、KEiROWは業界に先駆けてITによる透明化を図った経緯がある。
ソース: 東京商工リサーチ、HITOWAコーポレートガバナンス報告書
9. 採用・人材
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要資格 | **あん摩マッサージ指圧師**(国家資格・必須)、鍼灸師(尚可) |
| 経営経験 | 不要(ただし営業センスとマメさが重要) |
| スタッフ規模 | オーナー+施術スタッフ2〜5名 |
| オーナー層 | 40代〜50代、副業オーナー、建設・清掃法人 |
ソース: https://www.keirow.com/recruit/
10. SNS・ブランド力
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Web看板 | 訪問マッサージ検索で常に上位。HITOWAブランドの信用力。 |
| 認知度 | 中(エンドユーザーより介護・医療職の間で高い) |
| 来店客数(相談) | 月間10名〜25名(ケアマネ経由) |
| リピート率 | 95%超(一度同意が得られれば、継続率は極めて高い) |
| SNS活用 | X(Twitter), LINEでの「高齢者のお役立ち情報」配信 |
ソース: https://twitter.com/keirow_official
11. 市場環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 市場規模 | 約1,000億円(訪問マッサージ・鍼灸市場全体) |
| 需要動向 | 増加(施設から在宅へ、そして予防医学への関心向上) |
| 競争環境 | 激化(個人開業医との差別化が課題) |
| 業界トレンド | 「ITによる透明化」「多職種連携」「オンライン同意書」 |
| ターゲット | 在宅療養中で歩行が困難な高齢者(全人口の数%がポテンシャル) |
ソース: 矢野経済研究所「2024 訪問介護・看護・マッサージ市場の調査」
12. JFA加盟状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| JFA加盟 | 正会員 |
ソース: 日本フランチャイズチェーン協会 正会員リスト確認(2024)
13. 融資情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要自己資金 | 200万円〜400万円 |
| 初期投資総額 | 約700万円 |
| 日本政策金融公庫 | 実績多。訪問型は投資リスクが低く「創業融資」の審査が通りやすい。 |
| 融資額の目安 | 400万円〜600万円 |
| 本部の融資支援 | 収支シミュレーション、事業計画の作成アドバイス、提携銀行の紹介。 |
ソース: https://www.jfc.go.jp/
14. 業界用語解説・お役立ちメモ
15. FAQ:よくある質問
Q1:介護保険の枠を使ってしまっている高齢者でも利用できますか?
A: はい。訪問マッサージは「医療保険」を使用するため、介護保険の限度額がいっぱいの方でも、全く別枠で利用可能です。ここがケアマネジャーに喜ばれるポイントです。
Q2:施術師が辞めたら売上はどうなりますか?
A: 施術師がいなくなるとサービスが提供できないため、売上は止まります。本部の採用サポートをフル活用し、常にバックアップスタッフを検討しておくことが大切です。
Q3:全くの素人ですが、契約の内容が難しくて不安です。
A: 本部主催の説明会で詳しく解説されるほか、上場企業基準のホワイトな契約書ですので、不当な搾取などはありません。弁護士による確認等、慎重な検討を本部も推奨しています。
16. 信頼の参考情報・ソースURL一覧
1. https://www.keirow.com/ (KEiROW 公式)
2. https://hitowa.com/lifepartner/ (HITOWAライフパートナー)
3. https://www.keirow.com/franchise/ (FC加盟のご案内)
4. https://fc-hikaku.net/brand/1202 (FC比較ネット:KEiROW)
5. https://strate.biz/brand/keirow/ (Strate.biz:収支シミュレーション)
6. https://carewelfare-franchise.com/houmon-massage/ (介護福祉FC分析)
7. https://entrenet.jp/ (アントレ:KEiROW募集要項)
8. https://www.yano.co.jp/ (矢野経済研究所)
9. https://www.jfc.go.jp/ (日本政策金融公庫)
10. https://www.mhlw.go.jp/ (厚労省:療養費の不正請求対策ガイドライン)
11. https://sagasufc.com/case/keirow/ (さがすFC:オーナーインタビュー)
12. https://bestjuku.com/ (訪問マッサージ 評判比較)
13. https://www.j-platpat.inpit.go.jp/ (商標検索)
14. https://driversjob.work/column/houmon-massage (業界コラム:訪問マッサージの将来性)
15. https://prone.jp/ (プロン:介護系FC経営分析)
16. https://atpress.ne.jp/news/company/13811/ (プレスリリース実績)
17. https://beauty.hotpepper.jp/ (周辺需要分析)
18. https://kurofunefc.com/ (FC業界全体の収支構造レポート)
17. 編集後記:KEiROWの「王道」経営
KEiROWが訪問マッサージ業界で安定した地位を築いたのは、グループの総合力と「情報の不透明性」の解消にあります。かつて訪問マッサージ業界には一部で不適切な請求などの闇がありましたが、KEiROWは大手の資本力を活かしてこれを「システム」で解決しました。このクリーンなイメージは、紹介元である地方の医師やケアマネジャーにとって何物にも代えがたい安心ブランドです。低リスク高リターンのストックビジネスを目指すなら、KEiROWは最も「王道」で「外さない」選択肢となるでしょう。
以上。