KeePer技研 — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-04
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | KeePer技研株式会社 (KeePer Technical Laboratory Co., Ltd.) |
| 本社所在地 | 〒474-0046 愛知県大府市吉津町亀田17番地 |
| 設立年 | 1985年2月 |
| 代表取締役 | 賀来 宣久 |
| 資本金 | 13億4,755万円 |
| 上場市場 | 東証プライム / 名証プレミア (証券コード: 6036) |
| 拠点数 | 国内 6,500店舗超 (KeePerプロショップ含む) |
| 特徴 | カーコーティング材料の製造販売と施工店の展開。圧倒的な技術ブランド力。 |
| TEL | 0562-45-5258(代表) |
ソース:
2. FC加盟条件
KeePer技研の展開には、直営・FCの「KeePer LABO(キーパーラボ)」と、既存のガソリンスタンドや整備工場が技術認定を受ける「KeePer PRO SHOP(キーパープロショップ)」の2層構造があります。ここでは本格的な店舗展開を行う「LABO」のFC条件を中心に記載します。
| 項目 | 金額(標準プラン) | 備考 |
|---|---|---|
| **加盟金** | **330万円 (税込)** | ノウハウ提供・商標使用 |
| **保証金** | **200万円** | 預託金(非課税) |
| 研修費 | 込 (技術資格取得研修) | 認定1級資格者の配置が必須 |
| **契約期間** | **5年間** | 自動更新規定あり |
| **ロイヤリティ** | **売上の 5%** | **または固定額プラン(契約形態による)。** |
| 店舗指導料 | 月額 5.5万円 | 定期的な技術指導・監査 |
| 初期投資目安 | 3,500万〜8,000万円 | 物件(専用ブース)、専用排水設備、照明、什器 |
特徴:
ソース:
3. 店舗数・推移
| 時期 | 店舗数 (LABO/PRO合計) | 備考 |
|---|---|---|
| 1990年代 | 100店舗 | ガソリンスタンドへの資材販売からスタート |
| 2013年 | 4,000店舗 | PRO SHOPの認定制度が全国に普及 |
| 2020年 | 6,000店舗 | LABO(専門路面店)の出店加速 |
| 2024年 | 6,450店舗 | 「新車を買ったらKeePer」という文化の定着 |
| 2025年 | **6,600店舗超** | **中古車販売店や輸入車ディーラー内への「インショップ型」FC増** |
成長背景:
ソース:
4. 収益の実態
収益モデルケース(月間施工台数200台・月商600万円の場合)
| 項目 | 内容 | 収支額 |
|---|---|---|
| **月間売上高** | コーティング+洗車+サイドメニュー | 6,000,000円 |
| 売上原価 | ケミカル・消耗品(約10〜15%) | ▲750,000円 |
| **売上総利益(粗利)** | **5,250,000円** | |
| ロイヤリティ (5%) | 売上高に対して | ▲300,000円 |
| 地代家賃 | 専用ブースを構えるロードサイド | ▲1,000,000円 |
| 人件費 | 技術スタッフ3名(FL45%目安) | ▲2,000,000円 |
| 水光熱費 | 高圧洗浄機・照明 | ▲150,000円 |
| 広告宣伝費 | 地域ポスティング・ネット予約 | ▲200,000円 |
| **営業利益(オーナー純利益)** | **純利益率:約26.6% (売上対比)** | **1,600,000円** |
収益の安定性
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | **1.5年〜2.5年** | 既存のガソリンスタンドの一角を改装してLABO化した場合。 |
| 平均的 | 3.0年〜5.0年 | 新規土地・建物での出店。 |
| 保守的な計画 | 7.0年〜 | 洗車需要の低い寒冷地や、天候不順が続くエリア。 |
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全国17拠点の定例研修所 | 誰でも「キーパー1級」が取れるまで何度でも通える教育環境。 |
| 技術力診断コンテスト | 全国規模の競技会。スタッフのモチベーションとプライドを醸成。 |
| 本部開発の最新ケミカル | 特許取得のECOダイヤモンドキーパーなど、競合を寄せ付けない新製品供給。 |
| ネット予約システム「KeePer予約」 | TVCMから直接店舗へ在庫・予約を流し込む強力な集客プラットフォーム。 |
| SV(テクニカルリーダー)訪問 | 施工品質が落ちていないか、店舗の照明や清掃状況も含めて厳格にチェック。 |
| 新車ディーラー紹介制度 | 地元のディーラーから新車納車時の施工を請け負うBtoBマッチング支援。 |
6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
ソース:
7. 競合比較
| 項目 | KeePer LABO | ガソリンスタンド洗車 | 個人コーティング店 |
|---|---|---|---|
| **商品力** | **ブランド化された薬剤** | 汎用機・流れ作業 | 職人の手仕事・高額 |
| **価格帯** | 中 (2~10万円) | 低 (数百円~3,000円) | 高 (15万円~30万円) |
| **安心感** | **上場企業の全国保証** | 低 | 職人との相性次第 |
| **作業時間** | 2時間~1日 (完全密閉) | 15分~40分 | 2日~1週間 |
8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|---|
| **景気後退による節約** | 中 | 趣味性の高いコーティングへの支出抑制。 | 「洗車回数が減り、トータルで安くなる」というコスパ訴求の強化。 |
| **技術漏洩・独立** | 中 | 育ったスタッフが個人で開業してしまうリスク。 | 店長への利益配分、複数店舗経営によるキャリアパス提示。 |
| **電気自動車(EV)化の影響** | 低 | 車の構造変化。 | 構造が変わっても「外装の保護」需要は不変。 |
撤退条件(詳細)
失敗パターン
1. 「技術の妥協」: 忙しさに追われ、マニュアル通りの下地処理を怠り、クレームが多発。
2. 「雨天時の稼働ロス」: 雨の日にスタッフを遊ばせてしまい、労働分配率が急上昇して赤字化。
3. 「近隣PRO SHOPとの不和」: 認定店であるGSとLABOで客を奪い合い、本部とのリレーションが悪化。