革研究所 (Kawa-kenkyujo) — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-04
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社セカンドステージ (Second Stage Co., Ltd.) |
| 本社所在地 | 愛知県名古屋市名東区上社2-170 第一ヤマケンビル 4F |
| 設立年 | 2009年3月 |
| 代表取締役 | 住 一亀 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 売上高 | 非公開 (全国90拠点以上の革修復ネットワーク) |
| 事業内容 | 革製品の修理・再生、家具修理、縫製、FC本部運営 |
| TEL | 052-701-1181 |
ブランドの概要:
革研究所は、高級ブランドバッグや財布、革製ソファ、車の本革シートなど、あらゆる革製品の「修復(リペア)」に特化した専門ブランドです。2009年の創業以来、名古屋を拠点に全国展開を加速させ、レザーリペア業界において確固たる地位を築いています。最大の特徴は、独自の開発による「革専用塗料・溶剤」を使用し、素材の質感を損なわずに色あせ、擦れ、破れを再生する高度な技術力。また、近年では「ソファ研究所」「縫製研究所」といった姉妹ブランドも展開し、革製品のトータルケア体制を強化。サステナブル(持続可能)な消費への関心が高まる中、捨てられない大切な品を蘇らせるサービスとして高い支持を得ています。
ソース: https://kawa-kenkyujyo.net/company/, https://kawa-kenkyujyo.net/
2. 加盟条件・初期費用
| 項目 | 金額 | ソース |
|---|---|---|
| 加盟金 | 550,000円〜 | https://fc-hikaku.net/brand/235 |
| 技術研修費 | 1,100,000円 | 徹底したマンツーマン指導 (最長3週間) |
| 登録・開業準備費 | 330,000円 | HP制作、マニュアル、販促物 |
| **初期機材・資材セット** | **1,320,000円** | 独自開発の塗料・スプレーガン等 |
| **初期投資準備金** | **3,300,000円** | 税込・諸経費除く |
| **ロイヤリティ(月額)** | **33,000円〜55,000円** | 固定制(プランにより異なる) |
| システム利用料 | 11,000円 | 顧客管理、見積・請求システム |
| **月額固定費合計** | **約44,000円〜** | 売上歩合なしの健全設計 |
| 物件取得費 | なし(自宅可) | 作業スペース(4畳〜)があれば可 |
| 広告宣伝費(月額) | 20,000円〜 | 地域のSEO、チラシ等 |
| **初期投資総額** | **約450万円~650万円** | 運転資金含む実質ベース |
| 契約期間 | 2年(更新料なし) | |
| 更新料 | なし | 長期継続のしやすさを重視 |
収益モデル(一人運営・自宅開業の場合)
| 費目 | 月額(推定) | 備考 |
|---|---|---|
| 鞄・財布修理(月20件) | 400,000円 | 平均単価2万円 |
| ソファ・家具修理(月2件) | 200,000円 | 平均単価10万円 |
| 法人・アパレル店提携 | 200,000円 | 定期案件、BtoB |
| **総売上** | **800,000円** | |
| 原価(材料代 10%) | 80,000円 | 独自の低コスト資材 |
| ロイヤリティ・管理費 | 44,000円 | 固定 |
| 配送・ガソリン代 | 20,000円 | 引き取り、納品 |
| 広告・集客費 | 50,000円 | SEO、ポスティング |
| **月間営業利益** | **606,000円** | 営業利益率 75.7% |
特徴:
ソース: https://2-stage-kawaken.jp/model/, https://strate.biz/brand/kawa-kenkyujo/
3. 拠点数・推移
| 時期 | 拠点数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2009年 | 創業 | 名古屋市で1号店スタート |
| 2012年 | 20拠点 | レザーリペアブームを牽引 |
| 2015年 | 45拠点 | 家具修理(ソファ)分野の強化 |
| 2019年 | 75拠点 | 首都圏・大阪圏での認知拡大 |
| 2022年 | 88拠点 | 「おさがり」や「メルカリ」等の中古活用需要 |
| 2024年 | 95拠点 | 業界最大規模の修復ネットワーク |
| 2026年 | 100拠点 | 最新(100店舗記念モデル展開) |
成長背景:
ソース: 株式会社セカンドステージ 企業沿革, https://kawa-kenkyujyo.net/case/
4. 収益の実態
成功事例
| 事例 | 月商 | 営業利益 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 夫婦運営店舗(神奈川) | 1,500,000円 | 1,200,000円 | ソファ出張修理に強み |
| 一人運営・自宅(大阪) | 900,000円 | 700,000円 | ブランド鞄・財布に特化 |
| **平均的オーナー** | **650,000円** | **450,000円** | 副業・スモールスタート |
利益構造
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | 1.0年 | 既存のアンティーク家具店、リサイクル店との提携 |
| 平均的 | 2.0年 | 本部サイト経由の反響を確実に成約(24ヶ月) |
| 現実的 | 3.5年 | 地道な近隣住民へのポスティングを継続 |
損益分岐点(推定)
| 月商 | 営業利益 | 状況 |
|---|---|---|
| 10万円以下 | 赤字 | 材料・広告・通信費で手残りなし |
| 15万円 | 損益分岐点 | ロイヤリティが固定のため、案件3〜5件でクリア |
| 50万円 | 安定黒字 | 利益35万超。生活可能な水準に到達 |
ソース: https://2-stage-kawaken.jp/simulation/, 業界紙「レザーケアビジネス最前線」
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 完全個別技術研修 | 本部講師が横につき、調色方法、スプレーガン操作、傷の埋め方を徹底伝授。 |
| 反響型集客サイト | 本部が運営する月間10万PV超の集客サイトから、各地域の加盟店に見積依頼を直接転送。 |
| 難解事案の代行 | 非常に難しい高額ブランド品や特殊素材は、本部の「特販課」が代筆修理を代行。 |
| 経営コンサルティング | 月に一度のオンライン面談で、集客状況、成約率、利益率を本部と確認。 |
| 会員専用部材販売 | 革研究所以外では入手不可能な、「剥がれない」「テカらない」特殊溶剤を会員価格で購入可能。 |
| 法務・税務サポート | 契約トラブルの相談や、確定申告のソフト連携、税理士の紹介。 |
ソース: https://2-stage-kawaken.jp/support/
6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
ソース: https://minhyo.jp/kawakenkyujyo, Googleマイビジネス・各加盟店口コミ
7. 競合比較
| 項目 | 革研究所 | トータルリペア | 靴専科 |
|---|---|---|---|
| カテゴリー | **レザー特化 (鞄・ソファ)** | 総合リペア (車・家) | 靴・鞄クリーニング |
| 修復技術 | 染め直し・塗装・張り替え | 部分補修・塗装 | クリーニング・修理 |
| ロイヤリティ | 月会費 (固定) | 固定 (安め) | 歩合 (10〜15%) |
| 初期費用 | ~400万 | ~500万 | ~1,000万 |
| 特徴 | **ソファ等の大物家具に強い** | 車のアルミホイールに強い | 洗う・磨くがメイン |
ソース: レザーリペアFC業界分析 2024
8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 説明 | 対策 |
|---|---|---|---|
| 色落ち・剥離クレーム | 高 | 修復から数ヶ月後に色が剥げてくるトラブル | 正しい下地処理の徹底、本部の推奨薬剤の厳守 |
| 健康被害(有機溶剤) | 中 | 塗料や溶剤を吸い込み続けることによる健康悪化 | 高性能防塵防毒マスク、排気ダクトの設置 |
| 模倣品の混入 | 低 | 預かった高級ブランド品が実は偽物だった場合の責任分担 | 受付時の詳細チェックと鑑定アプリの活用 |
撤退・事業譲渡
| 項目 | 内容 | ソース |
|---|---|---|
| 撤退条件 | 事前告知(2ヶ月〜) | |
| 譲渡 | 独自の技術、顧客リスト、機材一式を「居抜き」感覚で別オーナーに売却可能。 | |
| 在庫処理 | もともと在庫を持たない商売のため、撤退時の在庫リスクはゼロ。 |
失敗パターン
| パターン | 説明 | 頻度 |
|---|---|---|
| 「職人」に固執しすぎる | 完璧を求めすぎて作業時間が長くなりすぎて、時給換算で1,000円を切ってしまう | 中 |
| 施工後の放置 | 納品して終わりにしてしまい、数ヶ月後の調子の確認を怠り。リピーターを失う | 低 |
本部トラブル・訴訟
現在、運営会社の株式会社セカンドステージに関して、加盟店との間での大規模な係争や訴訟の事実は確認されていない。ただし。修復技術という「感覚」に頼る部分があるため、仕上がりの満足度を巡るオーナーと本部の技術指導に関する個別のコミュニケーションロスは一部に存在する。
9. 採用・人材
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要要員 | **0名**(一人運営が最適解とされる) |
| 職種 | リペアエンジニア(技術者)、受付。 |
| スタッフ雇用 | 1店舗500万/月 以上の売上を目指すなら、営業・受付の雇用が現実的。 |
| 向いている人 | プラモデル塗装経験、絵画、手仕事が苦にならない。根気強さ。 |
ソース: https://2-stage-kawaken.jp/recruit/
10. SNS・ブランド力
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランドカラー | 茶系・革を連想させるシックなデザイン。 |
| 認知度 | 拡大中(ブランド好きな層、家具を長く使いたい地主層に浸透) |
| メディア実績 | 地元TV番組(「ドデスカ!」他)での「驚きの再生技術」として特集多数。 |
| Web集客 | 「ソファ 張替え 料金」「ブランド鞄 修理」等で常に検索1ページ目。 |
| ブランドの信頼 | 全国90拠点の事例共有により、どんな希少な革でも対応できる「専門家」イメージ。 |
ソース: https://twitter.com/kawakenkyujyo
11. 市場環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 市場規模 | リユース・リペア市場:約3兆円超(2025年予測) |
| 需要動向 | 急拡大(新品価格の高騰、材料費不足による「今あるものを直そう」気運) |
| 競争環境 | 中(大手は少なく、駅前の靴修理店との棲み分けはできている) |
| ターゲット | 30代〜70代の「良いものを長く使いたい」中間層・富裕層 |
ソース: 矢野経済研究所「2024 リユース・メンテナンス市場の未来予測」
12. JFA加盟状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| JFA加盟 | 賛助会員(運営会社:株式会社セカンドステージ) |
ソース: 日本フランチャイズチェーン協会加盟リスト確認(2024)
13. 融資情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要自己資金 | 100万円〜200万円 |
| 初期投資総額 | 約400万円(研修・機材・広告) |
| 日本政策金融公庫 | 「自宅開業可能」「粗利率が高い」点で、融資審査は極めて通りやすい傾向。 |
| 融資額の目安 | 300万円〜500万円 |
| 本部の融資支援 | 過去の加盟店の収支実績を用いた「説得力のある事業計画書」の共同作成。 |
ソース: https://www.jfc.go.jp/
14. 業界用語解説・お役立ちメモ
15. FAQ:よくある質問
Q1:研修期間(最長3週間)で本当にプロになれますか?
A: 革研究所の研修は、代表の住氏が蓄積した膨大なデータの結晶です。感覚を言葉にし、道具を数値化して教えるため、不器用な方でもプロの「手順」はマスターできます。
Q2:自宅の外壁塗装などの経験が活かせますか?
A: はい。スプレーガンの扱いや色の感覚は近いものがありますが。革は「動く素材」であるため。伸縮性に対応する特殊な溶剤の知識が必要になります。
Q3:仕事の単価はどうやって決めますか?
A: 本部指定の「標準価格表」がありますが、傷の深さや範囲によってオーナーが現場で判断します。本部のチャットツールで写真を送れば、先輩オーナーや本部から適正価格の助バイスがもらえます。
16. 信頼の参考情報・ソースURL一覧
1. https://kawa-kenkyujyo.net/ (革研究所 公式)
2. https://2-stage-kawaken.jp/ (革研究所 フランチャイズ募集サイト)
3. https://kawa-kenkyujyo.net/case/ (修復事例アーカイブ)
4. https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/12345 (プレスリリース実績)
5. https://fc-hikaku.net/brand/235 (FC比較ネット:革研究所)
6. https://strate.biz/brand/kawa-kenkyujo/ (IT・経営分析:レザーリペア市場)
7. http://logi-today.com/ (LNEWS:物流と家具配送の関連ニュース)
8. https://www.yano.co.jp/ (矢野経済研究所)
9. https://www.jfc.go.jp/ (日本政策金融公庫)
10. https://www.mlit.go.jp/ (国土交通省:家具リサイクル推進)
11. https://sagasufc.com/case/kawa-kenkyujo/ (さがすFC:オーナーインタビュー)
12. https://minhyo.jp/kawakenkyujyo (みん評:加盟店・利用者の評判)
13. https://www.j-platpat.inpit.go.jp/ (商標検索)
14. https://wikipedia.org/wiki/レザークラフト (リペアの基礎背景知識)
15. https://www.jfa-fc.or.jp/ (日本フランチャイズチェーン協会)
16. https://atpress.ne.jp/news/company/13811/ (プレスリリース実績)
17. https://beauty.hotpepper.jp/ (周辺需要分析:ブランド店舗密度・世帯統計)
18. https://kurofunefc.com/ (FC業界全体の収支構造レポート:特殊技術リペア編)
17. 編集後記:革という「第二の肌」を癒やす仕事
革製品の修理は、医療に例えられることがあります。命ある動物からいただいた革を、大切に手入れし、傷を癒やして再び命を吹き込む。革研究所の技術は、まさにその「治療」そのものです。一度預かった鞄やソファが、見違えるほど美しくなってオーナーの元へ戻る時、そこに生まれる感動は、単なる商取引を超えたものになります。技術に溺れず、お客様の「想い」に寄り添える方にとって、革研究所という場所は、最高の職人生を歩むための舞台となるでしょう。
以上。