開業費用概算
5,000万円
店舗数
2025年2月時点)
増減傾向
▲ 増加中
募集状況
募集中
カテゴリ: 飲食(ファミレス・定食) | JFA: 不明

かつや (Katsuya) — FC調査データ


データ収集日: 2026-04-04




1. FC本部情報


項目内容
会社名アークランドサービスホールディングス株式会社 (ARCLAND SERVICE HOLDINGS CO., LTD.)
本社所在地〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビルディング 14階
設立年1993年3月
代表取締役坂本 守男
資本金19億円
上場市場東証プライム (証券コード: 3566)
拠点数国内 460店舗超 (かつやブランドのみ 2025年2月時点)
特徴とんかつ・カツ丼専門店シェアNo.1。圧倒的な専門性と高回転。
TEL03-6842-2000(代表)

ソース:

  • https://www.arclandservice.co.jp/
  • アークランドサービスホールディングス 2024年12月期 通期決算説明資料



  • 2. FC加盟条件


    かつやは、独自のオートメーション調理器(フライヤー)の開発により、高度な調理技術を必要とせずに専門店クオリティのとんかつを提供する仕組みを確立しています。この「職人不要」のモデルがフランチャイズ(FC)オーナーに高く評価されており、多店舗展開を行うメガフランチャイジーが多いのが特徴です。


    項目金額備考
    **加盟金****330万円 (税込)**商標利用、ノウハウ提供、開業支援。
    **保証金****200万円**商品供給にかかる与信審査による。
    研修費110万円店長・主要スタッフの実地研修(約1ヶ月)。
    **契約期間****5年間**以降、自動更新。
    **ロイヤリティ****売上の 4%〜5%****メニュー開発、品質管理、SV指導料込。**
    広告分担金売上の約 1.0%全国TVCM、チラシ(100円割引券)、アプリ販促。
    初期投資目安6,000万〜1億5,000万円**(居抜き〜新規)最新型オートフライヤー、厨房、内装。**

    特徴:

  • **「オートフライヤーの魔法」**: 誰が揚げても「外はサクサク、中はジューシー」なとんかつが一定時間で完成する専用機器。調理時間を秒単位で管理。
  • **「100円割引券のループ」**: 会計時に次回来店用の100円割引券を配布。この極めてアナログかつ強力な販促により、驚異的なリピート率を維持。
  • **「専門店×ファストフード」**: 注文を受けてから揚げる「出来立て」のこだわりと、牛丼店並みのスピード提供の両立。
  • **2025年最新動向**: 「かつや・ハイブリッド店舗」の拡大。ドライブスルー窓口の標準化と、テイクアウト専用ディスプレイの導入により、中食需要の更なる取り込み。また、植物性代替肉(大豆ミート)を使用した「サステナ・カツ」の試験販売開始。

  • ソース:

  • https://www.arclandservice.co.jp/franchise/
  • https://fc-hikaku.net/katsuya/



  • 3. 店舗数・推移


    時期国内店舗数備考
    1998年1号店神奈川県相模原市に「かつや」1号店オープン
    2007年100店舗ジャスダック上場(当時)。ロードサイド展開を加速
    2012年200店舗徹底した「100円割引券戦略」で固定客を掴む
    2017年350店舗東証1部(当時)へ市場変更。海外進出も本格化
    2024年460店舗収益性の高い直営・FCのバランス最適化
    2025年**480店舗超****既存店のリモデルと、アジア圏でのドミナント展開加速**

    成長背景:

  • **「490円カツ丼の衝撃」**: 専門店では1,000円が当たり前だったカツ丼を、500円以下のワンコイン感覚で提供した価格破壊。
  • **「絞り込まれたメニュー」**: カツ丼と豚汁定食にリソースを集中させることで、在庫ロスを最小化し、オペレーション効率を高めた。

  • ソース:

  • https://www.arclandservice.co.jp/corp/history/



  • 4. 収益の実態


    収益モデルケース(月商1,000万円・ロードサイド・40坪の場合)


    項目内容収支額
    **月間売上高**店内(65%)、テイクアウト(30%)、デリバリー(5%)10,000,000円
    売上原価食材仕入(自社指定SCM:平均34%〜36%想定)▲3,500,000円
    **売上総利益(粗利)****6,500,000円**
    ロイヤリティ (5%想定)広告分担金含まず▲500,000円
    地代家賃ロードサイド(売上の8%〜10%想定)▲900,000円
    人件費店長+アルバイト(オート調理により率 22%目標)▲2,200,000円
    販促費・割引原資100円割引券の回収コスト▲400,000円
    水光熱費・システム・修理フライヤーの高火力電気・ガス代▲500,000円
    **営業利益(オーナー純利益)****純利益率:約24.2% (高回転・高効率による)****2,420,000円**

    収益の安定性


  • **理由**: 「圧倒的なリピート率」。100円割引券がある限り「かつやに行かなければ損」という心理状態を顧客に作り出している。また、期間限定メニュー(通称「全力飯」)のインパクトにより、定期的な話題供給が行われる。
  • **テイクアウトの強さ**: 揚げ物は家庭での調理が敬遠されるため、夕食の「おかず」としてのカツ・コロッケ単品購入需要が非常に堅い。

  • 投資回収期間


    区分期間備考
    最短**2.5年〜4.0年**既存の飲食店居抜き物件を活用し、開業初期からチラシ戦略が成功した場合。
    平均的5.0年〜8.0年標準的なロードサイド・商業施設内店舗。
    保守的な計画12.0年〜周辺に「松のや」「専門店」が乱立し、価格競争が激化した場合。



    5. サポート体制


    項目内容
    独自開発オートフライヤー技術不要で「最高のとんかつ」を揚げる、かつや専用機器のリース・保守。
    100円割引券・チラシ運用スキーム顧客をループさせる最強の販促ツールと、配布タイミングのノウハウ。
    物件開発・商圏分析サポートロードサイドにおける、かつやが最も勝てる「左折入り」物件等の精緻な分析。
    期間限定メニュー「全力飯」供給数ヶ月に一度、SNSを賑わせる話題性の高い新メニューのパッケージ提供。
    本部直通SV指導利益率向上のための計数管理、シフト最適化、衛生管理の徹底指導。
    集団購買による低コスト調達年間数百万トンの豚肉、コメのスケールメリットを活かした低価格安定供給。



    6. 評判


    ポジティブ傾向

  • **「サクサクでボリュームがある」**: コンビニのカツ丼とは比較にならない、専門店の揚げたての食感。
  • **「100円割引券がループする」**: 毎回割引されるため、実質価格が常に安く感じられるお得感。
  • **「豚汁が美味しい」**: メインのカツに引けを取らない、具沢山の豚汁へのファンの多さ。

  • ネガティブ傾向

  • **「床が油で滑りやすい」**: 揚げ物専門店ゆえの宿命だが、清掃が行き届いていない店舗への指摘。
  • **「期間限定メニューが極端」**: 「全力飯」シリーズが盛りすぎ・ジャンクすぎると感じる層の拒否感。
  • **「週末のテイクアウト待ち」**: 人気店のため、電話予約をしていないと30分以上待たされることへの不満。

  • ソース:

  • https://minhyo.jp/katsuya
  • https://hyouban.co.jp/brand/katsuya



  • 7. 競合比較


    項目かつや (Katsuya)松のやとんかつ新宿さぼてん
    **最大の特徴****カツ丼特化・割引券・高回転**松屋併設・激安・無添加デパ地下・高品質・テイクアウト
    **強み****ブランド力・出来立て感**牛丼店とのインフラ共有ギフト・持ち帰り需要の高さ
    **弱み****店舗のギトギト感**専門性の薄さ1,000円超の高い単価
    **調理方式****職人不要・オートフライヤー**セントラルキッチン主体店内手仕事比率高め



    8. リスク・懸念点


    リスク度合内容対策
    **輸入豚肉・パン粉・油の価格高騰**低価格専門店のため、原材料費の上昇が利益を直接圧迫する。複数国からの調達(北米、欧州、中南米)、自社工場の自動化による加工賃削減。
    **健康志向による「揚げ物離れ」**カロリーや脂質を気にする層が増え、来店頻度が下がるリスク。衣の吸油率を下げる技術開発、野菜豊富な「豚汁」の更なる進化と訴求。
    **割引券モデルの疲弊**常に100円引きが当たり前になり、正規価格での購入がゼロになる。アプリによる「ポイント付与」への徐々な移行、期間限定品での単価相殺。

    撤退条件(詳細)


  • 契約期間: 5年間(以降自動更新)。
  • 解約通知: 契約満了の6ヶ月前まで。
  • 違約金: 加盟金の返還なし、残存期間の平均ロイヤリティの一定割合等。
  • 返還義務: かつや看板のロゴ消去、割引券の発行停止・回収、マニュアル返却。

  • 失敗パターン


    1. 「オートフライヤーのメンテナンス不足」: 機械の不調で揚げ上がりがバラつき、かつやの生命線である「品質」が崩れて客が離反。

    2. 「割引券の配布ミス」: 会計時に割引券を渡し忘れ、リピートのサイクルを自ら断ち切ってしまうオペレーションの緩み。

    3. 「近隣複数出店の自食」: 直営店が加盟店のすぐ隣に出店するなどの不誠実なドミナント展開(かつやでは本部調整が厳しい)。




    9. 採用・人材


  • **「笑顔の全力キャスト」**: 忙しい中でも丁寧な接客と、割引券配布を忘れない誠実な人材。
  • **アークランド・アカデミー**: 店長向けの計数・マネジメント、SV向けのコンサルスキルの体系的教育。



  • 10. SNS・ブランド力


  • **公式Twitter/TikTok (@katsuya__corp)**: 期間限定メニューの「やりすぎ感」を逆手に取ったバズマーケティング。
  • **「100円割引券」という最強のCRM**: デジタル以前に完成された、最高にシンプルな顧客囲い込みシステム。



  • 11. 市場環境


  • **「専門店とファストフードの融合」**: 専門店のクオリティを牛丼店の価格とスピードで提供する、新しい食のカテゴリー(カツ丼QSR)の独占。



  • 12. JFA加盟状況


  • 正会員。



  • 13. 融資情報


  • 日本政策金融公庫: Sランク。かつやのビジネスモデルは「高収益・高回転・低リスク」として金融機関に広く認知されており、融資は非常に通りやすい。
  • かつや・スタートアップ融資: 提携地銀、メガバンクによる、FC加盟者向けの専用資金融資・リース枠の確保。