かんてい局 (Kanteikyoku) — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-04
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | FTC株式会社 (FTC Co., Ltd.) |
| 本社所在地 | 〒503-0934 岐阜県大垣市外渕2-113 |
| 設立年 | 1993年12月 |
| 代表取締役 | 吉村 安雄 |
| 資本金 | 1億円 |
| 拠点数 | 国内 200店舗超 (かんてい局・リサイクルマート等合計 2025年2月時点) |
| 特徴 | 「質屋」と「リサイクルショップ」のハイブリッド。中部圏に強固な基盤。 |
| TEL | 0584-89-5321(代表) |
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2. FC加盟条件
かんてい局は、伝統的な「質屋」の機能(融資)に、現代的な「買取・販売」の機能を融合させた高度なフランチャイズモデルを展開しています。岐阜・愛知を中心とした中部圏から全国へ拡大しており、高い鑑定技術と独自のオークション網を加盟店に提供しています。
| 項目 | 金額(標準プラン) | 備考 |
|---|---|---|
| **加盟金** | **550万円 (税込)** | ノウハウ提供、商標使用権利、開業支援 |
| **保証金** | **300万円** | 預託金(非課税) |
| 研修費 | 110万円 | 真贋判定研修(3ヶ月〜)、質実務、接客、店舗運営研修 |
| **契約期間** | **5年間** | 自動更新規定反映。 |
| **ロイヤリティ** | **月額固定 16.5万円〜** | **または売上の一定割合。収益規模による。** |
| システム利用料 | 月額 5.5万円 | 独自査定支援・質管理システム利用料 |
| 初期投資目安 | 5,000万〜1億5,000万円 | **内装(質預かり・販売併設)、大型金庫、防犯設備、初期仕入。** |
特徴:
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3. 店舗数・推移
| 時期 | 国内店舗数 | 備考 |
|---|---|---|
| 1993年 | 創業 | 岐阜県にて質屋の多店舗展開を開始 |
| 2005年 | 80店舗 | 「かんてい局」ブランドでのFC展開を本格化 |
| 2015年 | 150店舗 | ロードサイド型の大型店舗を中心に出店 |
| 2024年 | 210店舗 | 既存店舗の「ラグジュアリー化」改装の推進 |
| 2025年 | **230店舗超** | **海外(東南アジア・北米)への再販ルート拡大に伴う店舗増** |
成長背景:
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4. 収益の実態
収益モデルケース(月間買収総額2,000万円・ロードサイド、50坪店舗の場合)
| 項目 | 内容 | 収支額 |
|---|---|---|
| **月間売上高(販売+利息)** | 店頭販売(50%)、本部/業者売却(40%)、質利息(10%) | 26,000,000円 |
| 買収原価(顧客支払額) | 顧客への買取支払金(平均75%想定) | ▲20,000,000円 |
| **売上総利益(粗利)** | **6,000,000円** | |
| ロイヤリティ (固定) | ▲165,000円 | |
| 地代家賃 | 駐車場付きロードサイド店舗 | ▲1,200,000円 |
| 人件費 | 店長1名、鑑定スタッフ2名、バイト2名 | ▲1,800,000円 |
| 広告宣伝費・システム | 地域チラシ、公式アプリ、システム料 | ▲400,000円 |
| 水光熱費・防犯・諸経費 | ▲300,000円 | |
| **営業利益(オーナー純利益)** | **純利益率:約8.2% (実質利回りでは極めて高い)** | **2,135,000円** |
収益の安定性
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | **2.5年〜4.0年** | ロレックス等の高級時計相場の高騰時期に、大量の買取・販売が成立した場合。 |
| 平均的 | 5.0年〜7.0年 | 着実な質預かり残高の構築。 |
| 保守的な計画 | 10.0年〜 | 周辺に「コメ兵」「大黒屋」等の大手競合が乱立し、相場合戦が発生。 |
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 3ヶ月の「鑑定士養成キャンプ」 | 宝石、時計、バッグの真贋だけでなく、相場感、接客、コンプラの徹底教育。 |
| 自社主催「FTCオークション」 | 毎週数千点が出品される独自市場へのアクセス権。仕入れ・売却の即時実行。 |
| 遠隔査定ホットライン | 24時間(営業中)いつでも本部の熟練鑑定士から査定指示を仰げる体制。 |
| WEBマーケティング支援 | Googleマップ対策(MEO)、リスティング広告、地域別ブログの運用支援。 |
| 防犯・リスク管理パッケージ | 金庫室の設計、SECOM連携、特殊ガラス導入等の最高レベルの防犯支援。 |
| 業者間取引代行 | 海外バイヤーや宝石卸商との交渉を本部が代行し、加盟店に有利な条件を提供。 |
6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
ソース:
7. 競合比較
| 項目 | かんてい局 | 大黒屋 | コメ兵 (KOMEHYO) |
|---|---|---|---|
| **最大の特徴** | **質+リユース・中部強・DB充実** | 業界最大手・換金・拠点数 | 圧倒的技術・百貨店風・高級 |
| **主要ターゲット** | **全層・地域住民・事業主** | 急ぎの層・サラリーマン | 富裕層・女性・こだわり層 |
| **強み** | **ストック収益(質利息)** | 圧倒的なブランド知名度 | 信頼性・巨大な販売力 |
| **加盟のしやすさ** | **固定ロイヤリティで有利** | 審査厳格 | 直営中心(FC少) |
8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|---|
| **偽造品(スーパーコピー)の進化** | 高 | 鑑定士1人の目では見抜けない、超精巧な偽ブランド品の流入リスク。 | AI画像認識鑑定、独自のデータベース共有、本部ダブルチェックの更なる強化。 |
| **ブランド品相場の暴落** | 高 | ロレックス等の特定主要モデルの価格下落による在庫評価損。 | 店頭販売と業者オークションの併用による早期売却の徹底、在庫滞留期間の厳格化。 |
| **法規制(利息制限法等)の変更** | 中 | 質屋営業法に基づく利息設定に対する批判や規制強化の可能性。 | 法令遵守(コンプライアンス)の徹底、透明性の高い利息表示と事前説明。 |
撤退条件(詳細)
失敗パターン
1. 「鑑定ミスの連続」: 研修を疎かにし、偽物を数件つかまされただけで、1ヶ月分の利益が完全に吹き飛ぶ。
2. 「在庫のデッドストック化」: 店頭での高値販売にこだわりすぎ、旬のブランド品を捌ききれず、相場下落に直撃。
3. 「接客の傲慢」: 地域の「質屋」としての御用聞きスタンスを忘れ、上から目線の査定で地域の高齢者から嫌われる。