本家かまどや — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-04
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社本家かまどや (Honke Kamadoya Co., Ltd.) |
| 本社所在地 | 〒650-0044 兵庫県神戸市中央区東川崎町1-3-3 神戸ハーバーランドセンタービル |
| 設立年 | 1980年11月 |
| 代表取締役 | 金原 弘周 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 拠点数 | 国内 1,500店舗超 (2025年2月時点) |
| 特徴 | 持ち帰り弁当の全国チェーン。圧倒的な歴史と、加盟店重視の低ロイヤリティ。 |
| TEL | 078-362-0231(代表) |
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2. FC加盟条件
本家かまどやは、業界内でも際立って低い「月額固定ロイヤリティ」と、オーナーの自律性を尊重した経営環境を提供しています。
| 項目 | 金額(標準プラン) | 備考 |
|---|---|---|
| **加盟金** | **110万円 (税込)** | ノウハウ提供・商標使用 |
| **保証金** | **50万円** | 預託金(非課税) |
| 研修費 | 込 (加盟金に含む) | 実際の店舗での実地研修(約7〜10日間) |
| **契約期間** | **5年間** | 自動更新規定あり |
| **ロイヤリティ** | **月額固定 6.6万円 (税込)** | **売上歩合なし。極めて低い固定額設定。** |
| 広告分担金 | 月額 4.4万円 | エリアプロモーション、共通販促物、WEB集客 |
| 初期投資目安 | 800万〜1,500万円 | 物件(居抜き活用可)、厨房、看板、什器 |
特徴:
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3. 店舗数・推移
| 時期 | 国内店舗数 | 備考 |
|---|---|---|
| 1980年 | 創業 | 神戸市で1号店オープン |
| 1990年代 | 2,000店舗超 | 全国津々浦々、小規模な街角にも出店 |
| 2010年 | 2,300店舗 | 日本最大級の弁当チェーンとして君臨 |
| 2024年 | 1,550店舗 | 収益性向上のための統廃合と、新コンセプト店舗への転換 |
| 2025年 | **1,600店舗超** | **既存店オーナーによる「小規模商圏」での多店舗展開が継続** |
成長背景:
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4. 収益の実態
収益モデルケース(オーナー1名+スタッフ3名・月商400万円の場合)
| 項目 | 内容 | 収支額 |
|---|---|---|
| **月間売上高** | 店頭+近隣法人配達 | 4,000,000円 |
| 売上原価 | 食材・備品(約38%) | ▲1,520,000円 |
| **売上総利益(粗利)** | **2,480,000円** | |
| ロイヤリティ (固定) | ▲66,000円 | |
| 地代家賃 | 10坪程度の商店街・住宅街 | ▲150,000円 |
| 人件費 | オーナー+アルバイト(FL計60%想定) | ▲880,000円 |
| 広告分担金 | ▲44,000円 | |
| 水光熱費 | 調理設備(ガス・電気) | ▲180,000円 |
| **営業利益(オーナー純利益)** | **純利益率:約28.5% (売上対比)** | **1,140,000円** |
収益の安定性
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | **1.0年〜2.0年** | 居抜き物件で開業し、初期から法人大口案件(現場弁当等)を確保。 |
| 平均的 | 3.0年〜5.0年 | 標準的な投資と利益推移。 |
| 保守的な計画 | 8.0年〜 | 周辺に大手スーパーが「300円弁当」等の安売りを開始。 |
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 10日間の実戦研修 | 熟練店長の元で、スピード調理と接客の極意をマンツーマンで伝授。 |
| デジタル受注インフラ「かまどなび」 | ネット予約、法人注文を一元管理。配車管理機能も搭載。 |
| スーパーバイザー(SV)の臨店 | 「売るための売場作り」のアドバイス。地域競合に勝つための販促提案。 |
| 商品開発力 | 定番の「あか弁当」など、長年愛されるヒット商品と新商品のハイブリッド。 |
| 安全・衛生管理指導 | 本部専門部署による抜き打ち検査。食中毒リスクを最小化。 |
| 廃棄管理システム | 天候や曜日による売上予測。無駄な廃棄をゼロにする発注支援。 |
6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
ソース:
7. 競合比較
| 項目 | 本家かまどや | ほっともっと | 近隣の個人弁当屋 |
|---|---|---|---|
| **最大の特徴** | **低ロイヤリティ・地域密着** | 最大手・システム・洗練 | 柔軟な対応・人情 |
| **ロイヤリティ** | **6.6万円 (一律)** | 8.8万円〜 | なし |
| **商品価格** | **低〜中 (コスパ重視)** | 中 | 不定 |
| **集客の核** | **店頭・地域看板** | TVCM・アプリ | 常連客 |
8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|---|
| **原材料・包材の高騰** | 高 | 米、油、容器代の継続的な上昇。 | 包材の共通化・軽量化、PB食材の比率向上。 |
| **オーナーの高齢化** | 高 | 創業期から支えてきたオーナーの引退。 | ブルーム制度に近い「事業承継支援プログラム」の実施。 |
| **コンビニの総菜強化** | 中 | 24時間いつでも買えるコンビニとの競争。 | 「作りたて」と「大口注文への対応力」での差別化。 |
撤退条件(詳細)
失敗パターン
1. 「品質の劣化」: 食材の賞味期限管理を疎かにし、味が落ちても気づかず客足が遠のく。
2. 「配達の軽視」: 店頭販売が忙しいからと配達を断り、主要な収益源である法人客を失う。
3. 「近隣店舗とのトラブル」: 勝手な大幅値引きや、本部非公認メニューの不適切販売。