保険見直し本舗 — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-05
1. FC本部・企業情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社保険見直し本舗 |
| 親会社 | 株式会社ウェブクルー(東証スタンダード上場:8767) |
| ウェブクルー設立 | 1999年(IT系比較サイト運営会社として創業) |
| 保険見直し本舗設立 | 2008年(保険相談ショップ事業開始) |
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿(ウェブクルー本社)/ 東京都新宿区(保険見直し本舗) |
| 代表取締役 | 非公開(ウェブクルーグループ経営陣) |
| 資本金 | 1億円(株式会社保険見直し本舗) |
| グループ事業 | 保険比較サイト「保険スクエアbang!」「ズバット」「ズバブーン」等運営 |
| 取扱保険会社数 | 40社以上 |
| 公式サイト | https://www.hokepon.com/ |
| ビジネスモデル | 来店型保険相談ショップのフランチャイズチェーン展開 |
ブランドの概要:
保険見直し本舗は「中立的な保険相談窓口」として2008年に事業開始し、40社以上の保険会社の商品を比較・提案する乗合代理店方式を採用している。2019年5月にフランチャイズ展開を正式発表し、グループ会社のみつばち保険グループを皮切りにFC加盟店を拡大した。最大の特徴は「加盟金・ロイヤリティ・保証金すべて0円」という業界内でも極めて異例な低コスト参入体制。本部収益はFC加盟店を通じた保険手数料の一部から得る構造とみられる。
親会社のウェブクルー(8767)は東証スタンダード市場に上場しており、「保険スクエアbang!」などの比較見積もりサービスを全国展開するIT企業。保険見直し本舗ブランドは同グループの実店舗戦略の中核を担う。
参考ソース:
2. 加盟条件・初期費用
| 項目 | 金額・内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 加盟金 | **0円** | 業界最低水準 |
| ロイヤリティ | **0円** | 売上歩合なし |
| 保証金 | **0円** | デポジット不要 |
| 契約形式 | フランチャイズ契約 | |
| 契約期間 | 非公開(一般的に3〜5年) | |
| 更新料 | 非公開 | |
| 物件取得費 | 数十〜数百万円 | 賃料・敷金・礼金 |
| 内装費 | 数十〜百万円程度 | ショップデザイン統一 |
| 備品・システム費 | 数十万円 | タブレット・POSほか |
| **実質初期費用合計** | **200〜500万円程度** | 物件グレードによる |
収益モデル(推定)
保険見直し本舗の収益は、加盟店が成立させた保険契約に対して保険会社から支払われる代理店手数料が全て。通常の飲食・小売FCと根本的に異なる収益構造であり、ストックビジネス(継続保険の更新手数料)による安定収益が特長。
| 項目 | 概算 | 備考 |
|---|---|---|
| 年収1億円規模(10年継続例) | 実在(埼玉の加盟店) | ストック型収益の複利効果 |
| 生命保険手数料 | 初年度年払保険料の20〜60% | 保険種類・会社による |
| 損害保険手数料 | 年間保険料の10〜15%程度 | 更新のたび受取 |
| 損益分岐点 | 月商50万円程度(推定) | 固定費が極めて低い |
| 投資回収期間 | 6〜12ヶ月(推定) | 顧客獲得が順調な場合 |
特徴:
0円加盟という条件は、本部が「加盟店手数料で稼ぐ」ではなく「代理店ネットワーク拡大による保険会社との交渉力強化と集客基盤拡充」を目的とした戦略的判断とみられる。加盟者は自営業者として保険代理店業を営むため、営業スキル・顧客開拓力が成否を大きく左右する。
参考ソース:
3. 店舗数・出店動向
| 時期 | 店舗数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2019年 | FC展開開始 | みつばち保険グループが第一弾 |
| 2020年12月 | 311店舗 | 着実に拡大中 |
| 2021年 | 330店舗超 | コロナ禍でも出店継続 |
| 2023年末 | 約390店舗 | ピーク近辺 |
| 2024年8月 | 380店舗 | 直営358店・FC22店 |
| 2025年3月 | 385店舗 | 最新データ |
| 2025年10月 | 359店舗 | 統廃合で微減傾向 |
| 累計契約実績 | 120万件以上 | 全国累計 |
推移分析:
2019年のFC展開開始から急拡大し、2023年に約390店舗でピークを迎えた。その後は緩やかな統廃合・減少傾向が見られる。2024年8月時点でFC店は22店と全体の約6%にとどまり、実態は「ほぼ直営に近い構造」が維持されている。
競合の動向:
業界最大手「ほけんの窓口」は2025年6月末時点でFC含む全国683店舗を展開しており、規模・ブランド認知ともに保険見直し本舗を上回る。
参考ソース:
4. 収益モデル・オーナー収益の実態
加盟店オーナーの年収実態
| 事例 | 年商 | 備考 |
|---|---|---|
| 埼玉・開業10年超 | 年商1億円 | ストックビジネスの複利効果 |
| 標準的な加盟店 | 年収300〜600万円程度 | 推定 |
| 従業員口コミ(正社員) | 平均年収444万円 | 就活会議・エン社調査 |
収益構造の詳細
保険見直し本舗の収益は以下の3タイプの保険手数料による:
1. 生命保険(継続型)
2. 損害保険(更新型)
3. 乗合代理店の強み
開業後の収益推移(イメージ)
| 開業年数 | 月商(推定) | 備考 |
|---|---|---|
| 1年目 | 20〜50万円 | 顧客獲得の立ち上がり期 |
| 3年目 | 50〜100万円 | 継続手数料が積み上がる |
| 5年目 | 100〜200万円 | ストック効果が本格化 |
| 10年目 | 500万円〜 | 成功事例レベル |
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5. 本部サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取扱保険会社数 | 40社以上 |
| 研修内容 | 保険代理人資格取得支援、商品知識研修 |
| 営業ツール提供 | タブレット・比較ツール・提案書作成支援 |
| システムサポート | 顧客管理システム・契約管理ツール |
| 本部サポート姿勢 | 「自立した代理店運営」を前提とした体制 |
| SV訪問 | 詳細不明(定期訪問の有無は公開情報なし) |
| 集客支援 | 親会社ウェブクルーの「保険スクエアbang!」等オンライン流入 |
資格要件(加盟者):
保険代理店を開業するには保険募集人資格(損害保険代理店試験・生命保険募集人資格)が必要。難易度は低〜中程度で、未経験者でも数ヶ月の学習で取得可能。保険見直し本舗の研修制度内でフォローされる見込み。
評価:
ほけんの窓口など他社に比べると本部の手厚いハンズオン支援はやや限定的との評価も。ただし加盟金・ロイヤリティ0円の分、自立した運営が前提設計とも言える。
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6. オーナー・加盟者の評判
顧客(利用者)視点
| 評価ポイント | 内容 |
|---|---|
| 総合満足度 | 顧客満足度85〜93%(各調査による) |
| 強み | 40社以上の保険を中立的に比較、担当者の知識量 |
| 弱み | 担当者との相性依存、連絡頻度が多いとの声 |
ポジティブな声
懸念点・ネガティブな声
加盟店(FC経営者)視点
参考ソース:
7. 競合他社との比較
| 企業名 | FC/直営 | 加盟金 | 店舗数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 保険見直し本舗 | FC(実態はほぼ直営) | **0円** | 約360店 | 0円参入、40社以上取扱 |
| ほけんの窓口 | FC含む | 非公開(有料) | 683店 | 業界最大手・知名度1位 |
| 保険クリニック | 主に直営 | 有料 | 非公開 | 保険相談ショップ大手 |
| FP相談ねっと | FC型 | 有料 | 小規模 | FP資格者向け |
| 損保ジャパン代理店 | 保険会社直営系 | 低額(約20万〜) | 多数 | 1社専属 |
保険見直し本舗の差別化ポイント:
1. 加盟金・ロイヤリティ・保証金が全て0円(業界唯一に近い)
2. 40社以上の乗合代理店として高い提案力
3. ウェブクルーグループのオンラインチャネルとの連携
4. 中立的な保険相談窓口としてのブランドイメージ
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8. リスク・撤退条件
主なリスク一覧
| リスク | 内容 | 影響度 |
|---|---|---|
| 顧客獲得難 | 集客は自力が基本、初期の立ち上がりが困難 | 高 |
| 市場飽和 | 全国360店以上で既存競合との競争激化 | 中〜高 |
| 代理店規制強化 | 金融庁による保険代理店への規制が強化傾向 | 中 |
| 本部依存リスク | ウェブクルー(親会社)の経営状況に左右 | 中 |
| 保険手数料の変動 | 保険会社の代理店手数料改定リスク | 中 |
| 担当者依存 | 優秀なアドバイザー離職で顧客流出 | 中 |
撤退・解約の条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 中途解約 | 加盟金・ロイヤリティが0円のため、返還問題は発生しにくい |
| 違約金 | 契約書に規定あり(詳細は非公開)。一般的なFCと同等の2〜4年分の相当額が設定される可能性 |
| 競業避止 | 解約後の保険代理店業への従事に制限がある可能性(要確認) |
| 契約期間 | 3〜5年(推定)。更新時に条件見直し |
失敗パターン
1. 顧客獲得の壁 — 営業スキルや人脈がなければ初期の保険契約獲得は困難
2. 既存代理店との競合 — 近隣に保険見直し本舗・ほけんの窓口が既存の場合は厳しい
3. 知識不足 — 40社の保険商品を正確に理解・提案するには相当の習得時間が必要
4. 本部支援への期待過剰 — 「0円参入=本部が集客してくれる」と誤解するケース
参考ソース:
9. 採用・人材要件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 加盟者対象 | 独立志向のある個人・法人(保険代理店経営希望者) |
| 必須資格 | 保険募集人資格(取得支援あり)※ |
| 推奨資格 | FP(ファイナンシャルプランナー)2〜3級 |
| 推奨スキル | 営業経験、顧客対応力、地域の人脈 |
| 向いている人物像 | 自立した経営マインドを持ち、地域密着の営業が得意な人 |
| 経験業種 | 保険・金融出身者のほか、営業・接客業からの転身者も多い |
資格について:
保険代理業の開業には損害保険代理店試験・生命保険募集人資格が必要。難易度は比較的低く(合格率60〜80%)、3ヶ月程度の学習で取得可能。
参考ソース:
10. SNS・ブランド力
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド認知度 | 中程度(全国360店舗だが「ほけんの窓口」より認知は低い) |
| 公式サイト | https://www.hokepon.com/(SEO最適化済み) |
| SNS公式 | 公式SNS展開は限定的 |
| 親会社連携 | 「保険スクエアbang!」等の比較サイトからの集客が強み |
| テレビCM | 実施有(一部エリア・時期) |
| 「中立的な窓口」イメージ | 特定保険会社に偏らない相談窓口として一定の信頼感あり |
ブランド力評価: 中程度
参考ソース:
11. 市場環境・業界動向
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 保険代理店業界規模 | 生損保合計約40兆円市場(日本全体の保険収入ベース) |
| 代理店数の動向 | 法人代理店8年連続減、個人代理店9年連続減(2024年保険協会調査) |
| 来店型保険相談市場 | 拡大傾向(シニア層の対面需要は堅調) |
| 競争環境 | 保険会社直営・金融機関・インターネット販売との競争が激化 |
| 規制動向 | 金融庁による乗合代理店の情報提供義務・比較説明義務の強化 |
| M&A動向 | 中小代理店の買収・統合が活発化(2025年現在) |
市場評価:
保険代理店業界全体の数は減少傾向だが、来店型ショップは一定の需要がある。シニア層向け対面相談や、ライフイベント(結婚・出産・住宅購入)に連動した相談需要は堅調。ただしインターネット保険の拡大により若年層の代理店利用は減少傾向。
参考ソース:
12. JFA加盟状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| JFA(日本フランチャイズチェーン協会)加盟 | **確認されず** |
| 確認方法 | JFA公式会員リストに保険見直し本舗の記載なし |
| 理由(推定) | 保険代理業界のため、JFAより金融庁・保険業界団体の規制下 |
| 所属業界団体 | 生命保険協会・日本損害保険協会の傘下代理店として登録 |
注釈:
保険見直し本舗は「保険代理店フランチャイズ」という特殊業態であり、JFA加盟FCブランドとは性質が異なる。金融庁の保険業法規制の下で運営されており、一般的なフランチャイズの開示書類(JFTC)とは別の法的枠組みで管理されている。
参考ソース:
13. 融資・資金調達情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要自己資金 | 200〜500万円程度(物件取得費・内装費等) |
| 日本政策金融公庫融資 | 対応可(保険代理店開業での創業融資) |
| 融資対象 | JFA正会員FCとの契約が条件の場合、JFA非加盟のため対象外の可能性あり |
| 民間銀行融資 | 開業資金として相談可 |
| 注意点 | 加盟金・ロイヤリティ0円のため、日本政策金融公庫の「FC専用融資」の適用外の可能性あり |
融資戦略の考え方:
加盟金・ロイヤリティが0円のため、初期費用は物件取得と内装に絞られる。自己資金200〜300万円あれば開業可能なケースが多く、一般的なFCより融資依存度は低い。ただし、収益が立ち上がるまでの運転資金(最低6〜12ヶ月分)は手元に確保することが推奨される。
参考ソース:
参考ソース(18件)
3. 保険見直し本舗 沿革
5. ウェブクルー 公式サイト
10. 保険見直しラボ - 口コミ調査
12. アントレ - FC募集情報
13. 就活会議 - 年収口コミ
14. エン転職 - 評判
18. 保険代理店業界動向・M&A