日乃屋カレー — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-05
1. FC本部・企業情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| FC名 | 日乃屋カレー |
| 運営会社 | 有限会社ノアランド |
| 本社所在地 | 東京都文京区湯島2-2-1 東邦深澤ビル1階 |
| 設立年 | 2004年8月 |
| 代表取締役 | 日浦 大 |
| 資本金 | 300万円 |
| 売上高 | 非公開(非上場) |
| 事業内容 | カレー専門店「日乃屋カレー」の直営店運営及びフランチャイズ展開、その他飲食事業 |
| 公式サイト | https://hinoya.jp/ |
| FC募集ページ | https://hinoya.jp/franchise/ |
ブランド概要:
日乃屋カレーは2004年に東京・神田でオープンした日本の王道スタイルのカレー専門店。2013年の神田カレーグランプリで優勝、2015年には史上初の殿堂入りを果たした実績を持つ。「わずか数坪・1人から開業可能」という低コスト・省スペース・省人数オペレーションが最大の特徴。固定額ロイヤリティ(月38,500円)で売上に関係なく毎月の本部への支払いが確定しており、売上が高いほどオーナーの取り分が増える仕組みが加盟者から高く評価されている。2025年時点でカレー専門店チェーン業界第2〜3位グループの約97〜100店舗を展開。
ソース: https://hinoya.jp/company/, https://entrenet.jp/dplan/0002120/, https://strate.biz/fcs/hinoya-curry/
2. 加盟条件・初期費用
初期費用内訳テーブル
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 加盟金 | 1,430,000円(税込) | |
| 保証金 | 500,000円(非課税・退会時返還) | |
| 研修費 | 55,000円(税込) | 約1週間の研修費 |
| 印紙代 | 4,000円 | |
| **契約時合計** | **約1,989,000円** | 設備・内装費除く |
| 物件取得費 | 別途(立地・規模による) | 一般的に100〜300万円 |
| 調理機材 | 0〜2,000,000円 | 居抜き設備の活用度による |
| 内外装施工費 | 1,000,000円〜 | 物件状況による |
| 店舗備品 | 200,000〜600,000円 | 規模による |
| **初期投資総額** | **最低300万円程度〜** | 居抜き活用時の最安値 |
月間固定費内訳テーブル
| 費目 | 月額 | 備考 |
|---|---|---|
| **ロイヤリティ(定額)** | **38,500円(税込)** | 業界最安水準の固定額 |
| 広告分担金 | 要資料請求 | |
| システム利用料 | 要資料請求 | |
| **本部への支払い合計(推定)** | **約38,500円** | |
| 家賃(推定) | 100,000〜300,000円 | 小型店のため比較的低い |
| 水光熱費(推定) | 50,000〜100,000円 | |
| 人件費(1名の場合) | 0〜200,000円 | 1人オペレーションも可能 |
| **月間固定費合計(推定)** | **約200,000〜700,000円** | ロイヤリティ含む |
本部の公表するモデルケース(月商350万円の場合):
| 費目 | 月額 | 構成比 |
|---|---|---|
| 売上 | 3,500,000円 | 100% |
| 仕入 | 1,155,000円 | 33% |
| 人件費 | 800,000円 | 22.9% |
| 家賃・光熱費・その他 | 500,000円 | 14.3% |
| ロイヤリティ | 38,500円 | 1.1% |
| **月次営業利益** | **1,006,500円** | **28.8%** |
特徴:
ソース: https://entrenet.jp/dplan/0002120/, https://www.fc-mado.com/detail/3850, https://strate.biz/fcs/hinoya-curry/, https://web-repo.jp/fc/82426/model_init
3. 店舗数・出店動向
| 時期 | 店舗数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2004年 | 1店舗 | 神田1号店オープン |
| 2013年 | - | 神田カレーグランプリ 優勝 |
| 2015年 | - | 史上初の殿堂入り |
| 2018年 | 約80店舗 | 推定 |
| 2022年 | 約95店舗 | 推定 |
| 2023年1月 | 97店舗 | 公式情報 |
| 2023年12月 | 98店舗 | 業界2〜3位相当 |
| 2025年 | 約97〜100店舗 | 直営3店舗+加盟店約97店舗 |
成長背景:
競合のCoCo壱番屋との比較:
CoCo壱番屋が約1,200〜1,400店舗で業界圧倒的1位の中、日乃屋カレーは約100店舗規模の業界2〜3位グループに位置する。ゴーゴーカレー(約70〜120店舗)が直接的な競合となる。
ソース: https://strate.biz/fcs/hinoya-curry/, https://www.fc-hikaku.net/hinoya_fc, https://web-repo.jp/articles/654
4. 収益モデル・オーナー収益の実態
モデルケース
| 事例 | 月商 | 月利益目安 | 年収目安 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 公式モデルケース1 | 350万円 | 101万円 | 約816万円 | 本部公表シミュレーション |
| 公式モデルケース2 | 450万円 | 105.5万円 | 約1,266万円 | 本部公表シミュレーション |
| 開業事例A | - | 85万円/月 | 約1,020万円 | 40代男性・自己資金300万円・開業3年目 |
| 開業事例B | - | 106万円/月 | 約1,270万円 | 30代男性・自己資金500万円・開業2年目 |
| **平均的な実態** | 150万〜350万円 | 30〜80万円 | **600〜1,000万円** | 立地・努力次第で差が大きい |
利益構造
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 条件 |
|---|---|---|
| 最短 | 1〜2年 | 月商400万円以上・居抜き開業の場合 |
| 平均的 | 2〜3年 | 初期費用300〜500万円のケース |
| 現実的 | 3〜5年 | 物件取得費含む総投資での試算 |
損益分岐点(月商)
| 月商 | 状況 | 備考 |
|---|---|---|
| 100万円以下 | 赤字確実 | ロイヤリティ最安でも家賃・人件費でアウト |
| 120〜140万円 | 損益分岐点 | 推定(定額ロイヤリティの恩恵で低め) |
| 200万円以上 | 安定黒字 | 月利益20万円超のめど |
| 350万円以上 | 好調ゾーン | 本部モデルケース基準 |
ソース: https://strate.biz/fcs/hinoya-curry/, https://entrenet.jp/dplan/0002120/, https://next-business.co.jp/brand/33007/
5. 本部サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開業前研修 | 約1週間(調理・接客・オペレーションの習得) |
| 物件選定支援 | 70店舗以上の出店経験を活かした本部主導での物件選定支援 |
| 工事業者斡旋 | 内装・設備の工事業者選定サポート |
| 開業後SV訪問 | あり(頻度は要資料請求) |
| コールセンター | 有(詳細は要資料請求) |
| 赤字補填制度 | 記載なし(全店舗黒字実績をアピール) |
| 広告戦略 | 神田カレーグランプリ実績・グルメサイトでのプロモーション |
| 本部提供システム | 食材調達・レシピ・マニュアル・POSシステム |
| 食材供給 | 本部経由での一括仕入れ(価格安定化) |
評価ポイント:
加盟者からは「社長(日浦氏)の人柄に惹かれ、フランチャイジー側の立場で考えてくれる」という評価が多い。小さな本部規模ゆえに経営者との距離が近い点が強み。
ソース: https://www.fc-mado.com/detail/3850, https://www.fc-success.net/popular/hinoya.html
6. オーナー・加盟者の評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
ソース: https://strate.biz/fcs/hinoya-curry/, https://www.tapnow.jp/hinoyacurry-review/, https://www.fc-success.net/popular/hinoya.html
7. 競合他社との比較
| 項目 | 日乃屋カレー | CoCo壱番屋 | ゴーゴーカレー | ターバンカレー |
|---|---|---|---|---|
| 加盟金 | 143万円 | 非公開(300〜500万円程度) | 100〜130万円 | 非公開 |
| ロイヤリティ | **月38,500円(定額)** | 売上の3% | 売上の4〜5.5% | 売上歩合 |
| 初期投資 | **300万円〜** | 1,000万円〜 | 353万円〜(物件別) | 非公開 |
| 店舗数 | 約97〜100店舗 | **約1,200〜1,400店舗** | 約70〜122店舗 | 少数 |
| 特徴 | **定額ロイヤリティ・省スペース・殿堂入り** | カレー最大手・知名度圧倒的 | 金沢カレー先駆け | - |
| 創業年 | 2004年 | 1978年 | 1999年 | - |
日乃屋カレーの差別化ポイント:
ソース: https://strate.biz/fcs/hinoya-curry/, https://www.fc-hikaku.net/franchises/2121
8. リスク・撤退条件
| リスク | 深刻度 | 説明 | 対策 |
|---|---|---|---|
| 本部規模の小ささ | 中 | 有限会社ノアランドは大手と比べてサポート体制が限られる可能性あり | 加盟前に契約内容・サポート体制を詳細確認 |
| 立地依存 | 高 | 小型店舗でも立地次第で売上は大きく変動する | 本部との商圏調査を徹底。ビジネス街優先 |
| 競合増加 | 中 | カレー専門店チェーンの増加で差別化が難しくなっている | ブランド品質・殿堂入り実績の訴求 |
| 知名度の地域差 | 中 | 東京・関東圏以外では知名度が低いエリアもある | ローカルSNSの活用・口コミ拡散施策 |
| 1人オペレーションリスク | 低〜中 | 体調不良時の休業リスク。売上機会損失 | 家族・近隣サポートのバックアップ体制 |
撤退条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 契約期間 | 要資料請求(一般的なFCは2〜5年が多い) |
| 中途解約の違約金 | 要資料請求(残存期間に応じた額が一般的) |
| 競業避止義務 | 要資料請求(カレー業態への参入制限の可能性あり) |
| 保証金の返還 | 50万円は退会時に返還あり |
失敗パターン
| パターン | 説明 | 頻度 |
|---|---|---|
| 立地ミス | 売上が損益分岐点を下回る立地での開業 | 高 |
| 資金ショート | 初期費用が安くても運転資金が不足して閉店 | 中 |
| 1人オペレーション疲弊 | 体調不良・家族対応で運営不能になる | 低〜中 |
| 集客不足 | グルメサイト・SNS活用不足での認知度不足 | 中 |
本部トラブル・訴訟
重大なトラブル・訴訟の報道なし(調査時点)。加盟店49店舗すべて黒字という本部の公表情報があり、良好な関係が維持されていると見られる。
ソース: https://strate.biz/fcs/hinoya-curry/, https://www.ninkitaurant-fc.com/restaurant/hinoya.html
9. 採用・人材要件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要資格 | 食品衛生責任者(必須・取得支援あり) |
| 経営経験 | 未経験可(1週間程度の研修で習得可能) |
| スタッフ規模 | 1〜3名程度(7席程度の小型店舗) |
| オーナー層 | 30〜65歳(幅広い年齢層が加盟。脱サラ・定年後起業層も) |
| 採用難易度 | 低(小規模オペレーションのためスタッフ確保しやすい) |
| 性別 | 不問(男女ともに加盟事例あり) |
| 開業までの期間 | 物件確保後、約2〜3ヶ月程度(標準的) |
ソース: https://entrenet.jp/dplan/0002120/, https://www.fc-mado.com/detail/3850
10. SNS・ブランド力
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 認知度 | 中(神田・東京圏では高認知。全国的にはCoCo壱・ゴーゴーより低い) |
| 神田カレーグランプリ実績 | 2013年優勝・2015年史上初殿堂入り。グルメ系メディアに掲載多数 |
| グルメサイト評価 | 食べログ・ぐるなびで高評価店舗が多い |
| SNS活用 | 公式Instagram・X(旧Twitter)・公式サイトでの情報発信あり |
| テレビ露出 | グルメ番組への出演実績あり |
| カップ麺化 | エスビー食品との協業で「神田カレーグランプリ 日乃屋カレー 和風ビーフカレー」製品化 |
ブランド強化ポイント:
カップ麺化・スーパー販売によるブランド認知の広がりが、実店舗への集客に間接的に貢献している。
ソース: https://hinoya.jp/company/, https://shareview.jp/item/detail/16825
11. 市場環境・業界動向
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 国内カレー外食市場規模 | 約2,000億円超 |
| 需要動向 | 安定的な需要。健康意識の高まりとカレースパイスへの注目が追い風 |
| 競争環境 | CoCo壱番屋の一強構造に変化なし。日乃屋は第2〜3位グループとして位置づけ |
| 業界トレンド | 「専門性」「こだわり」「スパイスカレー」が求められる傾向。物価高での外食コスパ需要も継続 |
| ターゲット顧客 | 20〜50代、特にビジネス街でのランチ需要。オフィス街立地での安定集客 |
| 新興業態の台頭 | スパイスカレー・ネパールカレー等の個人店が台頭。差別化競争が激化 |
市場チャンス:
物価高でも500〜800円台のカレーはコスパ外食として需要が底堅い。また定額ロイヤリティモデルは物価高環境でFC加盟者の実質負担増加を抑制できる点で、募集面でも有利。
ソース: https://www.fc-hikaku.net/franchises/2121, https://strate.biz/fcs/hinoya-curry/
12. JFA加盟状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| JFA正会員 | 要確認(小規模本部のため非加盟の可能性あり) |
| 加盟年 | 要確認 |
| 公開情報 | JFA公式サイトでの掲載確認が必要 |
| 代替的な信頼性指標 | アントレ・フランチャイズWEBリポート等大手FC募集サイトに長期掲載 |
注: 有限会社という小規模本部だが、複数の信頼できるFC募集媒体への長期掲載が信頼性の根拠となっている。
ソース: https://hinoya.jp/company/, https://www.jfa-fc.or.jp/
13. 融資・資金調達情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要自己資金(目安) | 300万円〜(居抜き開業の場合) |
| 初期投資総額 | 300万円〜(物件・内装費含む場合は500〜800万円) |
| 日本政策金融公庫利用 | 可能(飲食業FCとして新規開業資金の利用実績あり) |
| 融資額の目安 | 初期投資の50〜70%程度(自己資金比率30〜50%が望ましい) |
| 本部の融資支援 | 要資料請求(物件取得・開業のサポートは充実) |
| 融資実績 | 自己資金300万円での開業事例が公式に公開されている |
融資のポイント:
神田カレーグランプリ殿堂入りという実績・ブランド力が融資審査の際の信頼性担保として機能する。小規模FCだが実績が明確なため、公庫融資の通過率は飲食業FC全般と同水準(推定)。
ソース: https://entrenet.jp/dplan/0002120/, https://strate.biz/fcs/hinoya-curry/, https://www.jfc.go.jp/
参考ソース(15件以上)
1. 日乃屋カレー 公式サイト
6. 日乃屋カレー 加盟プラン・収支モデル(FC WEBリポート)
7. 日乃屋カレー フランチャイズは儲かる?(strate.biz)
8. 日乃屋カレー フランチャイズ 儲かる?初期費用・失敗(next-business)
10. 日乃屋カレー オーナー口コミ(fc-success)
11. 日乃屋カレー FC比較ネット
13. 日乃屋カレー 業界3位にかけのぼった経緯(FC WEBリポート)
17. 日本政策金融公庫