光フードサービス(鶏笑・からあげ専門店) — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-05
1. FC本部・企業情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社NIS(エヌアイエス) |
| ブランド名 | からあげ専門店「鶏笑(とりしょう)」 |
| 本社所在地 | 大阪府大阪市中央区南船場2-3-2 南船場ハートビル13F |
| 代表者 | 岡田 連平 |
| 資本金 | 100万円 |
| 従業員数 | 80名(2023年時点) |
| 親会社 | SRSホールディングス株式会社(東証プライム上場:8163) |
| SRS傘下入り | 2023年2月(子会社化) |
| SRSグループの規模 | 全国800店舗以上(和食さと・すた丼の店等) |
| 公式サイト | https://nis-torisho.com/ |
| 主力事業 | からあげ専門テイクアウト店のFC展開 |
注: 「光フードサービス」という社名での公式表記は確認できず。調査対象は「株式会社NIS」運営の「鶏笑」FCチェーンとして記録する。
ブランドの概要:
鶏笑(とりしょう)は2015年設立の株式会社NISが運営するからあげ専門テイクアウトFCチェーン。2017年「からあげグランプリ チキン南蛮部門」、2019年「東日本しょうゆダレ部門」で最高金賞を受賞し、からあげ業界内で確固たる品質ブランドを確立した。
最大の特徴は「ロイヤリティゼロ、ブランド使用料22,000円/月のみ」という業界内でも異例の低コスト体制。テイクアウト専門のため小スペース(6〜15坪)での開業が可能で、原価率約40〜45%(業界標準50〜55%より低い)と高い利益率を実現している。
2023年2月にSRSホールディングスが子会社化したことで経営基盤が強化され、和食さとなど800店舗超のグループ調達力・ノウハウを活用できる体制となった。
参考ソース:
2. 加盟条件・初期費用
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 加盟金 | 100万円 | 契約時支払 |
| 研修費 | 30万円 | 実践研修14日間 |
| **加盟関連合計** | **130万円** | |
| 厨房機器一式 | 約130万円 | フライヤー等 |
| 物件取得費 | 80〜100万円 | 敷金・礼金 |
| 内外装工事費 | 200〜400万円 | 物件状態による |
| 販促・POS・備品 | 約100万円 | オープン時の販促含む |
| **開業資金総額** | **600〜700万円** | 物件グレードによる |
| **ロイヤリティ(月額)** | **0円** | 売上%ロイヤリティなし |
| ブランド使用料(月額) | 22,000円(税別) | 固定費のみ |
| 契約期間 | 5年(推定) | 更新可 |
費用の特徴
ロイヤリティゼロ体制のメリット:
通常の飲食FCでは売上の3〜10%程度のロイヤリティが発生するが、鶏笑は固定22,000円/月のみ。月商400万円の店舗でも月額2.2万円しか支払わないため、売上が上がるほどオーナーの手取りが増える構造。
参考ソース:
3. 店舗数・出店動向
| 時期 | 店舗数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2015年 | 創業 | 大阪で1号店 |
| 2017年 | 数十店 | からあげグランプリ最高金賞受賞で急拡大 |
| 2022年 | 約300店舗 | ピーク(推定) |
| 2023年2月 | 250店舗以上 | SRSグループ参画時 |
| 2025年3月 | 200店舗以上 | 国内+海外 |
| 2025年最新 | 約151〜200店舗 | 店舗検索ページ登録数 |
| 海外店舗 | 4店舗以上 | 米国1(LA)・フィリピン2・カナダ1 |
動向分析:
2022年ピーク時の約300店舗から2025年時点では200店舗程度に減少している可能性がある。からあげFC市場全体の競争激化と、コロナ禍テイクアウト需要の落ち着きによる影響が推察される。SRSグループ傘下入りにより経営基盤は安定化。
2025年も新規出店は継続しており(岐阜・鵜沼店、福岡・長者原店、兵庫・丹波氷上店等が2025年に開店)、縮小ではなく「質を保ちながら適正規模を維持する」方向性とみられる。
参考ソース:
4. 収益モデル・オーナー収益の実態
標準的な収益シミュレーション
Aモデル(15坪店舗・オーナー+アルバイト6名)
| 項目 | 月額 |
|---|---|
| 月間売上 | 3,900,000円 |
| 仕入原価(約45%) | 1,755,000円 |
| ブランド使用料 | 22,000円 |
| 家賃・光熱費 | 200,000円 |
| 人件費 | 350,000円 |
| その他諸経費 | 100,000円 |
| **月間利益(税引前)** | **1,473,000円** |
| 年収換算(税引前) | 約1,776万円 |
| 利益率 | 約38% |
Bモデル(6坪店舗・1人運営)
| 項目 | 月額 |
|---|---|
| 月間売上 | 1,760,000円 |
| 仕入原価(約44%) | 774,000円 |
| ブランド使用料 | 22,000円 |
| 家賃・光熱費 | 150,000円 |
| その他諸経費 | 80,000円 |
| **月間利益(税引前)** | **734,000円** |
| 年収換算(税引前) | 約880万円 |
| 利益率 | 約42% |
投資回収期間
| 店舗規模 | 開業資金 | 月間利益 | 回収期間 |
|---|---|---|---|
| A店(15坪) | 650万円 | 147万円 | 約4.4ヶ月 |
| B店(6坪) | 600万円 | 73万円 | 約8.2ヶ月 |
業界平均(一般飲食FC)の回収期間が3〜5年と比較すると、極めて短期の投資回収が可能な条件。
損益分岐点
| 店舗規模 | 損益分岐点(月商) |
|---|---|
| A店(15坪) | 約130万円 |
| B店(6坪) | 約50万円 |
参考ソース:
5. 本部サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開業前研修 | **14日間の実践研修** |
| 研修内容 | 「揚げるだけ」で最高の唐揚げが作れるレベルまで習得 |
| 対象者 | 未経験者OK(調理経験不要) |
| 開業後サポート | メール・電話による継続相談 |
| 食材供給 | 秘伝タレ・食材の安定供給 |
| 本部レシピ | 秘伝のレシピ・製法を完全提供 |
| SRSグループ活用 | 2023年以降はSRS800店舗のノウハウ・調達力の恩恵 |
| マーケティング支援 | 店舗用のPOP・販促ツール提供 |
研修の特徴:
「揚げるだけで日本一」という製法の単純化により、飲食未経験者でも短期間で高品質な唐揚げを提供できる体制が整っている。調理の複雑さを極限まで排除したオペレーション設計が特長。
参考ソース:
6. オーナー・加盟者の評判
ポジティブな評判
懸念・ネガティブ評価
加盟者の特性
参考ソース:
7. 競合他社との比較
| 企業名 | ブランド | 加盟金 | ブランド使用料/ロイヤリティ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社NIS | 鶏笑 | 100万円 | 22,000円/月固定 | からあげグランプリ最高金賞・最大店舗数 |
| ブロスタ | ブロスタチキン | 要確認 | 要確認 | 韓国系フライドチキン |
| 唐揚げ天才 | からあげ天才 | 要確認 | 要確認 | 地域特化型チェーン |
| ケンタッキー | KFC | 数千万円 | 売上の6〜8% | 大手チキンチェーン |
| 各地のからあげ専門FC | 複数 | 30〜200万円 | 様々 | 小規模地域展開 |
鶏笑の優位性:
1. からあげ専門FC業界で最大規模の全国展開
2. 「グランプリ受賞」という消費者向けの信頼ブランド
3. ロイヤリティゼロ(固定22,000円のみ)という業界最安値水準の月額費用
4. 6〜15坪の小規模店舗から開業可能
5. SRSグループ(東証プライム上場)傘下として経営安定性が高い
参考ソース:
8. リスク・撤退条件
主なリスク
| リスク | 内容 | 影響度 |
|---|---|---|
| 立地選定ミス | 客足少ないエリアでの開業は月商60〜80万円に留まる | 高 |
| 市場競争激化 | からあげFC参入企業が急増、エリア競合が増加 | 中〜高 |
| 食材コスト上昇 | 鶏肉価格変動で利益率が圧迫される | 中 |
| 季節・時間帯変動 | テイクアウト専門のため時間帯別の売上差が大きい | 中 |
| スタッフ離職 | 繁忙期の人手不足による機会損失 | 中 |
| ブランドリスク | 食品事故・SNS炎上による連鎖的な売上減 | 低〜中 |
撤退・解約条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 撤退基準(推奨) | 月商が120万円以下が9ヶ月以上継続した場合 |
| 中途解約 | 加盟金100万円の返還なし(一般的なFC慣行) |
| 違約金 | 契約期間中途解約の場合に発生する可能性あり(詳細要確認) |
| 競業避止 | 解約後一定期間・エリアでのからあげ専門店開業の制限(推定) |
失敗パターン
1. 立地ミス — 人口・通行量が少ないエリアで月商が低迷
2. 時間帯ミスマッチ — ビジネス街等で夕方以降の需要に対応できない
3. スタッフ離職 — アルバイト高離職率による繁忙期の機会損失
4. 競合店出現 — 近隣に類似チェーンが出店した場合の客数低下
5. 原価率上昇 — 鶏肉価格高騰時の価格転嫁ができないケース
6. メニュー飽き — からあげ専門のためリピート低下
参考ソース:
9. 採用・人材要件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 加盟者対象 | 個人・法人(飲食未経験者歓迎) |
| 必要資格 | 食品衛生責任者(1日講習で取得可能) |
| 推奨スキル | 接客経験・地域の立地感覚 |
| 従業員規模 | 6坪なら1人でも運営可 / 15坪なら4〜8名 |
| オーナー向き | 脱サラ希望者・副業から独立したい人・夫婦経営希望 |
スタッフ採用の特徴:
調理が「揚げるだけ」に特化しているため、パートタイムスタッフのトレーニング期間が短い。ただし、フライヤー作業の安全管理や衛生管理は必須。
10. SNS・ブランド力
| プラットフォーム | 状況 |
|---|---|
| 公式サイト | https://nis-torisho.com/ |
| Twitter/X | 公式アカウントあり(@NIS96796978) |
| ブランド認知度 | からあげ業界内では高い(グランプリ受賞実績) |
| 一般消費者認知度 | 中程度(からあげ専門店市場に限定) |
| 口コミサイト | Google Maps等に各店舗の口コミ蓄積あり |
ブランド力評価:
「グランプリ受賞」という客観的実績が集客の訴求力になっている。ただし全国テレビCMなどのマス広告は行っておらず、口コミ・地域認知が中心。SRSグループ傘下入り後のブランディング強化は今後の課題。
参考ソース:
11. 市場環境・業界動向
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| からあげ市場規模 | 全国消費個数:年間220億個以上 |
| からあげ専門店数 | 2011年420店→2018年1,408店(3.4倍に急拡大) |
| 市場トレンド | テイクアウト・デリバリー需要増(コロナ後も定着) |
| 競争環境 | からあげFC参入企業が急増、エリア競合が厳しい |
| 食材コスト動向 | 鶏肉価格は上昇傾向(円安・飼料コスト増) |
| 出前・デリバリー対応 | Uber Eats等との連携で追加収益機会あり |
| 消費者嗜好 | 「専門店」「グランプリ受賞」等の品質訴求が有効 |
市場評価:
からあげは季節変動が少なく安定したニーズがある。テイクアウト・デリバリー需要の定着で小規模専門店は追い風。ただし新規参入企業が多く、エリア競合は激化している。価格競争より「品質・ブランド」での差別化が重要。
参考ソース:
12. JFA加盟状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| JFA(日本フランチャイズチェーン協会)加盟 | 確認されず(JFA会員リストに記載なし) |
| 業界団体 | 日本唐揚協会(2017・2019年グランプリ受賞) |
| SRSホールディングス | 東証プライム上場(8163)として機関投資家のチェック下 |
注釈:
JFA非加盟でも、東証プライム上場のSRSホールディングス傘下のFC事業として、上場企業ガバナンスの規律下にある。財務的な透明性はJFA加盟FCと比較しても一定程度確保されている。
参考ソース:
13. 融資・資金調達情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要自己資金 | 200〜300万円程度(総額600〜700万円の3〜4割が目安) |
| 日本政策金融公庫 | 対応可(飲食店開業の創業融資として申請可) |
| 融資額目安 | 300〜500万円(自己資金比率・事業計画による) |
| 民間銀行 | 信用保証協会付き融資として相談可 |
融資のポイント:
600〜700万円の開業資金のうち、自己資金200〜300万円・融資300〜400万円の組み合わせが一般的。日本政策金融公庫の「新創業融資制度」対象となる。SRSホールディングス(上場企業)傘下ブランドという点が融資審査において信用力として機能する可能性がある。
参考ソース:
参考ソース(18件)
1. 鶏笑 公式サイト
2. 鶏笑 会社概要
3. 鶏笑 FC加盟募集ページ
9. 鶏笑オーナーの声
10. FCオーナーズ - 鶏笑
11. tapnow - 鶏笑口コミ
12. SRSホールディングスによる子会社化ニュース(Strike)
16. からあげFC比較まとめ
17. Yahoo知恵袋 - 閉店情報
18. 鶏笑FC情報(個人ブログ)