はなの舞 (Hananomai) — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-04
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | チムニー株式会社 (Chimney Co., Ltd.) |
| 本社所在地 | 〒111-0052 東京都台東区柳橋2-19-6 柳橋ファーストビル 3F |
| 設立年 | 1984年2月 |
| 代表取締役 | 茨田 賢治 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 親会社 | 株式会社やまや (東証プライム上場) 関連会社 |
| 拠点数 | 国内 約400店舗 (2025年2月時点) |
| 特徴 | 海鮮居酒屋の代表格。産地直送の鮮魚と地域密着運営。 |
| TEL | 03-5833-9560(代表) |
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2. FC加盟条件
はなの舞は、居酒屋経営の醍醐味である「仕入れ」と「調理」において、本部が強力なプラットフォームを提供しつつ、加盟店の独自性(地域メニュー等)を許容する柔軟なフランチャイズモデルを展開しています。
| 項目 | 金額(標準プラン) | 備考 |
|---|---|---|
| **加盟金** | **330万円 (税込)** | ノウハウ提供、商標使用権利、開業支援 |
| **保証金** | **300万円** | 預託金(非課税) |
| 研修費 | 110万円 | 経営、調理、接客研修(直営店での実地を含む) |
| **契約期間** | **5年間** | 自動更新規定反映。 |
| **ロイヤリティ** | **売上の 3%〜5%** | **エリアや店舗規模により相談。** |
| 広告分担金 | 月額 11万円 | 全国プロモーション、WEB媒体掲載、公式アプリ運用 |
| 初期投資目安 | 4,000万〜8,000万円 | **(居抜き・標準店)内装、厨房設備、看板、初期在庫。** |
特徴:
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3. 店舗数・推移
| 時期 | 国内店舗数 | 備考 |
|---|---|---|
| 1984年 | 創業 | 米軍基地内の給食事業からスタート |
| 2003年 | 150店舗 | 「はなの舞」ブランドで海鮮居酒屋ブームを牽引 |
| 2013年 | 700店舗 | 多ブランド展開(さかなや道場等)を含め急拡大 |
| 2024年 | 420店舗 | コロナ禍後の不採算店整理と、収益性の高い中規模店への刷新 |
| 2025年 | **450店舗超** | **「ハイブリッド型(昼:定食、夜:居酒屋)」店舗の増設** |
成長背景:
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4. 収益の実態
収益モデルケース(月商1,200万円・50坪・70席店舗の場合)
| 項目 | 内容 | 収支額 |
|---|---|---|
| **月間売上高** | ドリンク(35%)、海鮮(40%)、他料理(25%) | 12,000,000円 |
| 売上原価 | 食材・酒類(平均32%〜35%:グループ調達力) | ▲4,000,000円 |
| **売上総利益(粗利)** | **8,000,000円** | |
| ロイヤリティ (4%) | ▲480,000円 | |
| 地代家賃 | 駅前ビル(坪2.5万〜3万想定) | ▲1,500,000円 |
| 人件費 | 社員2名、バイト中心(FL65%目標:人件費 30%相当) | ▲3,600,000円 |
| 広告分担金・システム | ▲150,000円 | |
| 水光熱費・消耗品 | ▲800,000円 | |
| **営業利益(オーナー純利益)** | **純利益率:約12.2% (居酒屋としては健全な数字)** | **1,470,000円** |
収益の安定性
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | **3.0年〜4.5年** | 居抜き出店で初期投資を抑え、忘年会・新年会シーズンにフル稼働した場合。 |
| 平均的 | 5.5年〜8.0年 | 標準的なスケルトンからの出店。 |
| 保守的な計画 | 12.0年〜 | 近隣に大手格安居酒屋(鳥貴族等)が進出し、平日客数が激減。 |
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| チムニー・トレーニングセンター | 接客、調理、衛生管理、そして「鮮魚の捌き方」の徹底指導。 |
| 全国一括調達・物流システム | やまやグループとの連携による、業界最安値圏の酒類供給。 |
| 公式アプリ「チムニーアプリ」 | 数十万人の会員へ、店舗限定クーポンやポイント還元による再訪促進。 |
| メニュー開発サポート | 年4回の季節メニュー更新に加え、法事・祝事などの特別コース作成支援。 |
| 定期QSC監査 | 匿名調査員によるクオリティチェックと、SVによる具体的な改善処方箋。 |
| 採用代行・支援 | 本部による一括求人サイト運営、求人広告費のボリュームディスカウント効果。 |
6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
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7. 競合比較
| 項目 | はなの舞 | さかなや道場 | 庄や (大庄) |
|---|---|---|---|
| **最大の特徴** | **知名度・やまや連携・海鮮** | 鮮魚専門性・高単価 | 板前割烹・手作り感 |
| **主要ターゲット** | **全層・サラリーマン** | 中高年・グループ | 年配・ファミリー |
| **価格帯** | **中 (3,500円〜)** | 中〜高 | 中 |
| **強み** | **安定のブランド・立地** | 卓越した調理技術 | 独自の仕入れルート |
8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|---|
| **アルコール離れ・若者の居酒屋離れ** | 高 | 宴会需要の構造的な減少。 | 定食メニューの強化による「食事処」への転換、ノンアル飲料の充実。 |
| **水産資源の価格高騰** | 高 | 燃料高騰や不漁による、鮮魚原価の不安定化。 | 自社養殖の比率向上、未利用魚の活用メニュー開発によるコスト分散。 |
| **深夜営業の人材確保** | 高 | 労働環境の厳しさによる離職と、賃金上昇のダブルパンチ。 | セルフオーダー端末、セミセルフレジの導入による「2名体制」運営の試行。 |
撤退条件(詳細)
失敗パターン
1. 「宴会一辺倒の経営」: 忘年会シーズン以外に集客できず、平日の閑散を埋められない。
2. 「調理の属人化」: 腕の良い調理師が辞めた途端に料理の質が落ち、常連客が一気に離れる。
3. 「衛生管理の油断」: 生ものを扱うリスクを軽視し、食中毒事故を発生させてしまい、営業停止と信用失墜。