ファストジム24 — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-04
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ティップネス (TIPNESS Limited) |
| 本社所在地 | 〒108-0023 東京都港区芝浦3丁目1番1号 田町ステーションタワーN |
| 設立年 | 1986年10月 |
| 代表取締役 | 岡部 智洋 |
| 資本金 | 1億円 |
| 親会社 | 日本テレビホールディングス株式会社 (100%子会社) |
| 拠点数 | 国内 100店舗超 (FASTGYM24単体 2025年2月時点) |
| 特徴 | 都市部・駅近に特化した24時間マシンジム。 |
| TEL | 03-3454-9411(代表) |
ソース:
2. FC加盟条件
ファストジム24は、大手フィットネスクラブ「ティップネス」が培ったノウハウを凝縮した、駅近・省スペース型の24時間ジムです。日本テレビグループとしての高い社会的信頼とコンプライアンスが強みです。
| 項目 | 金額(標準プラン) | 備考 |
|---|---|---|
| **加盟金** | **300万円〜400万円** | エリア・店舗規模により変動 |
| **保証金** | **100万円** | 預託金 |
| 研修費 | 50万円 | オーナー・スタッフ専門研修 |
| **契約期間** | **5年間** | 自動更新規定あり |
| **ロイヤリティ** | **売上の 5%〜7%** | **または固定ロイヤリティ制の選択。** |
| 広告分担金 | 月額 5万〜10万円 | グループ全体での広告・販促 |
| 初期投資目安 | 6,000万〜9,000万円 | 物件(40〜60坪)、高品質マシン、シャワー等 |
特徴:
ソース:
3. 店舗数・推移
| 時期 | 国内店舗数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2014年 | 1店舗 | ファストジム24(阿佐ヶ谷店)オープン |
| 2017年 | 50店舗 | 都市部ドミナント展開の加速 |
| 2020年 | 110店舗 | コロナ禍を耐え抜き、非対面運営の強みが奏功 |
| 2024年 | 115店舗 | 既存店舗のリニューアルと多角化 |
| 2025年 | **120店舗超** | **首都圏以外の政令指定都市への進出開始** |
成長背景:
ソース:
4. 収益の実態
収益モデルケース(駅前型・会員数550名・月会費7,500円の場合)
| 項目 | 内容 | 収支額 |
|---|---|---|
| **月間会費売上** | 7,500円×550名 | 4,125,000円 |
| オプション・初期費用 | 水素水、ロッカー、入会金 | 250,000円 |
| **総売上** | **4,375,000円** | |
| ロイヤリティ (6%) | ▲262,500円 | |
| 地代家賃 | 都市部・駅近物件 | ▲1,400,000円 |
| 人件費 | アルバイト活用 | ▲500,000円 |
| 水光熱費 | シャワー・空調管理 | ▲250,000円 |
| システム・清掃 | 警備・メンテナンス | ▲200,000円 |
| マシンリース・償却 | ▲600,000円 | |
| **営業利益(オーナー純利益)** | **純利益率:約26%** | **1,162,500円** |
収益の安定性
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | **3.0年〜4.0年** | 空き物件が好条件で、初月から会員400名を確保した場合。 |
| 平均的 | 5.0年〜6.5年 | 標準的な投資規模と成長推移。 |
| 保守的な計画 | 8.0年〜 | 同駅に競合(エニタイム、chocoZAP)が複数出現。 |
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日本テレビグループのリソース活用 | 番組内での紹介や、メディアタイアップによる圧倒的な露出機会。 |
| ティップネス・メソッドの提供 | 30年以上の指導実績に基づく、効果的なトレーニングプログラム。 |
| 物件紹介の強さ | 大手デベロッパーとのパイプ。未公開の駅前優良物件の優先紹介。 |
| 会員管理システム「T-Manager」 | 会員の来店頻度、滞在時間を分析し、リテンション(維持)施策を自動提案。 |
| 清掃・衛生基準の徹底 | 大手ならではの厳しい衛生マニュアル。定期的な外部監査。 |
| 専門業者によるマシンメンテナンス | 故障を未然に防ぐ、定額定期点検サービスの提供。 |
6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
ソース:
7. 競合比較
| 項目 | ファストジム24 | エニタイムフィットネス | chocoZAP |
|---|---|---|---|
| **立地戦略** | **駅前・都市部100%** | ロードサイド・住宅街 | 空きスペース・コンビニ跡 |
| **ブランド背景** | **日本テレビ / ティップネス** | 世界ブランド | RIZAP |
| **相互利用** | 提携ティップネス可 | 世界5,000店舗 | 全chocozap |
| **価格帯** | 中 (7,000〜8,000円) | 中 (7,000〜8,000円) | 低 (3,000円前後) |
8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|---|
| **都市部家賃の上昇** | 高 | 駅前物件の賃料高騰による固定費増。 | 複数フロア活用などの変則的な出店による坪効率向上。 |
| **働き方の変化** | 中 | リモートワーク増による、駅利用者(通勤客)の減少。 | 住宅地に近い「郊外型」への進出、24h利用価値の再定義。 |
| **深夜帯の防犯** | 低 | 無人時間帯のトラブル。 | 遠隔メガホンによる警告、防犯カメラの死角ゼロ化。 |
撤退条件(詳細)
失敗パターン
1. 「競合店への無策」: 近くに新店舗ができた際、入会キャンペーン競争に敗れ、会員数を維持できない。
2. 「物件維持コストの過小評価」: 古い物件に出店し、水漏れや空調故障の頻発で修繕費が嵩む。
3. 「近隣住民とのトラブル」: 音漏れや振動への対策を怠り、深夜営業への制限(行政指導)を受ける。