アイフルホーム (EYEFUL HOME) — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-04
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社LIXIL住宅研究所 (LIXIL Housing Research Institute, Ltd.) |
| 本社所在地 | 〒136-8535 東京都江東区大島2-1-1 |
| 設立年 | 1984年5月 |
| 代表取締役 | 加嶋 伸彦 |
| 資本金 | 4億円 |
| 親会社 | 株式会社LIXIL (100%子会社) |
| 拠点数 | 国内 160加盟法人超 / 約220拠点 (2025年2月時点) |
| 特徴 | 日本初の住宅フランチャイズ。LIXILグループの資材調達力。 |
| TEL | 03-5626-8201(代表) |
ソース:
2. FC加盟条件
アイフルホームは、地域の工務店が「アイフルホーム」ブランドを掲げて注文住宅を請け負う「テリトリー制フランチャイズ」です。LIXILグループの最新建材と、本部が開発した規格・設計ノウハウを武器に、大手ハウスメーカーに劣らない商品力を低コストで提供します。
| 項目 | 金額(標準プラン) | 備考 |
|---|---|---|
| **加盟金** | **550万円 (税込)** | **1テリトリーあたり** |
| **保証金** | **300万円** | 預託金(非課税) |
| 研修費 | 110万円 | 経営者研修、営業・工務・設計研修(約1ヶ月) |
| **契約期間** | **3年間** | 自動更新規定あり。 |
| **ロイヤリティ** | **完成引渡額の 3%〜5%** | **または固定+売上歩合のハイブリッド。** |
| システム利用料 | 月額 11万円 | 独自CAD、積算システム、顧客管理ツール |
| 初期投資目安 | 5,000万〜1億5,000万円 | **モデルハウス建設費(必須)、事務所。** |
特徴:
ソース:
3. 店舗数・推移
| 時期 | 加盟法人数 (拠点数) | 備考 |
|---|---|---|
| 1984年 | 創業 | 「日本初の住宅FC」としてスタート |
| 1990年代 | 200法人超 | 坪単価20万円台の「価格破壊」で急成長 |
| 2010年 | 180法人 (250拠点) | LIXILグループ入りによるブランド再編 |
| 2024年 | 165法人 (220拠点) | 優良法人への集約化と、対応エリアの広域化 |
| 2025年 | **170法人超 (230拠点)** | **既存加盟店による「サテライト出店(小型拠点)」の増加** |
成長背景:
ソース:
4. 収益の実態
収益モデルケース(年間完工15棟・平均単価2,500万円の場合)
| 項目 | 内容 | 収支額 |
|---|---|---|
| **年間売上高** | 注文住宅引渡額(2,500万×15棟) | 375,000,000円 |
| 直接工事原価 | 建材・技能工労賃(目標75%) | ▲281,250,000円 |
| **売上総利益(粗利)** | **93,750,000円** | |
| ロイヤリティ (4%) | ▲15,000,000円 | |
| 地代家賃・維持費 | モデルハウス維持管理・事務所 | ▲15,000,000円 |
| 人件費 | 営業・工務・事務(4〜6名) | ▲30,000,000円 |
| 広報宣伝費 | 総合展示場出展料・WEB広告 | ▲12,000,000円 |
| 水光熱費・システム諸経費 | ▲5,000,000円 | |
| **営業利益(オーナー純利益)** | **純利益率:約4.5% (住宅としては非常に安定)** | **16,750,000円** |
収益の安定性
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | **4.0年〜6.0年** | モデルハウスの効果が高く、初年度から年間20棟以上の受注を確保した場合。 |
| 平均的 | 7.0年〜10.0年 | 住宅業界の標準的なライフサイクル。 |
| 保守的な計画 | 15.0年〜 | 地域人口の急減、または大手他社の「1,000万円住宅」との競合。 |
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アイフルホーム・アカデミー | 営業・監督・事務の実践トレーニング。ロールプレイングによる決定率向上指導。 |
| 統一積算システム「EST」 | 瞬時に見積を作成し、利益率を確定。見積のミスによる損失を防止。 |
| 加盟店専用ポータルサイト | 最新の部材情報、他店の成功事例、チラシテンプレートの即時共有。 |
| 工事品質検査システム | 第三者機関と本部による、厳しい中間・完了検査の代行。 |
| 本部一括WEB集客代行 | アイフルホーム公式サイトからの資料請求案件を、各加盟店に即座に配信。 |
| 資金計画・住宅ローン支援 | 提携ローンの提供により、顧客の資金承認率を高めるサポートツールの提供。 |
6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
ソース:
7. 競合比較
| 項目 | アイフルホーム | 積水ハウス (大手) | タマホーム (格安) |
|---|---|---|---|
| **最大の特徴** | **LIXIL連動・コスパ・安全** | 信頼・ブランド・オーダーメイド | 価格破壊・大量生産 |
| **参考坪単価** | **50万〜70万円** | 80万〜120万円 | 40万〜60万円 |
| **運営形態** | **FC(地元工務店)** | 直営 | 直営主軸 |
| **主な顧客層** | **30代・子育て・一次取得** | 富裕・建替え層 | 若年・価格重視 |
8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|---|
| **ウッドショック・資材高騰** | 高 | 木材、建材の不規則な価格変動。 | 本部のグローバル調達網による在庫確保、価格改定の柔軟化。 |
| **大工・職人の深刻な不足** | 高 | 高齢化による現場施工力の低下。 | 「省施工化」されたパネル工法の導入、専属職人の育成支援。 |
| **住宅ローン金利の上昇** | 中 | 顧客の購買意欲減退と、返済比率の悪化。 | 高断熱(ZEH)による「光熱費削減分でローン返済」という提案の強化。 |
撤退条件(詳細)
失敗パターン
1. 「受注のムラを放置」: モデルハウスのイベント等に依存しすぎ、案件のパイプライン(受注残)が枯渇。
2. 「工期遅延の常態化」: 職人不足を理由に、約束の引渡日を遅らせ、違約金とクレームで利益喪失。
3. 「旧態依然とした営業」: デジタル集客(SNS、VR等)を軽視し、古い展示場来場者だけに頼り、顧客層の若返りに失敗。