開業費用概算
300万円〜600万円
店舗数
1,429
増減傾向
→ 横ばい
募集状況
募集中
カテゴリ: ハウスクリーニング・便利屋 | JFA: 加盟

ダイオーズ(オフィスコーヒーサービス・カバーオール) — FC調査データ


データ収集日: 2026-04-05




1. FC本部・企業情報


項目データソース
会社名株式会社ダイオーズ (Daiohs Corporation)https://www.daiohs.co.jp/
本社所在地東京都港区赤坂2丁目14番5号 Daiwa赤坂ビル公式サイト
設立年1969年ダイオーズ Wikipedia
代表取締役大久保 真一公式サイト
資本金1億円公式サイト
売上高218億9,200万円(ダイオーズジャパン、2025年3月期)NIKKEI COMPASS
株式上場2007年東証一部上場 → 2023年MBO・上場廃止(株主:ボイジャー・ダイオーエンタープライズ・大久保真一のみ)ダイオーズ Wikipedia
事業内容オフィスコーヒーサービス・ウォーターサービス・環境衛生(クリーンケア)・オフィス清掃FC「ダイオーズカバーオール」公式サイト
業界地位日本のOCS(オフィスコーヒーサービス)パイオニア(1969年に日本初のOCSを開始)ダイオーズ Wikipedia
FC提携米国最大の商業清掃FC「Coverall(カバーオール社)」と提携し、日本国内でFC展開ダイオーズ公式
得意先数20万件以上ダイオーズカバーオール公式
TEL03-6453-6111公式サイト

ブランド概要:

1969年創業、日本初のオフィスコーヒーサービス(OCS)を開始した老舗BtoBサービス企業。現在はコーヒー・水・清掃・衛生用品の「オフィスサービス総合企業」として法人間で高い認知度を持つ。FC事業「ダイオーズカバーオール」は、米国最大の商業清掃FC「カバーオール社」との提携による商業清掃フランチャイズ。本部が営業を代行し、加盟店に清掃案件を供給する「営業不要型」FCが最大の特徴。全国1,429名のFCオーナーの平均月商は88万円(2024年12月時点)。2023年にMBOで上場廃止し、創業家主導の非公開会社として経営改革を継続中。




2. 加盟条件・初期費用


> ダイオーズのフランチャイズは主に「ダイオーズカバーオール」ブランドでの商業清掃事業FC。エリアと開業プランによって費用が異なる。


初期費用内訳(北海道・関東エリア・標準プランの場合)


項目金額備考
加盟料・スターターキット・研修費198万円一括
顧客開発費66万円〜198万円希望する売上保証額プランによる
**契約時支払い合計****264万円〜396万円**プランによる
車両費別途(既存車両使用可)-
清掃道具・機材スターターキットに含む本部が提供
**初期投資総額****300万円〜600万円**自宅拠点・車両1台の場合

初期費用内訳(関西・中部・中国・九州エリア・チャレンジプランの場合)


項目金額備考
加盟料88万円-
研修費99万円-
スターターキット88万円-
顧客開発費0円(売上保証55万円)チャレンジプラン
**合計****275万円**低コスト入門プラン

月間固定費内訳(北海道・関東エリアの場合)


項目金額備考
ロイヤリティ売上の18.5%基本ロイヤリティ
広告分担費売上の1.0%-
マネジメントフィー売上の7.0%事務・請求代行
保険分担金売上の0.8%-
**本部経費合計****売上の27.3%**車両・燃料・消耗品は別途実費
車両費・燃料月5万円前後実費
清掃資材・消耗品月3万円前後実費

関西・中部エリアのロイヤリティ: 売上の17.3%(北海道・関東より低い設定)


契約期間: 2〜3年(自動更新あり)


加盟の主な特徴:

  • **営業活動一切不要**: 本部の専任営業チームが新規オフィスを開拓し、案件を加盟店に供給
  • **売上保証制度**: 10万円〜90万円(10万円単位)のプランから選択し、本部が保証売上を達成するまで案件を紹介
  • **顧客保険制度**: 紹介先の閉店・倒産時には同等の顧客を代替紹介
  • **無店舗開業**: 自宅拠点・車両1台から開業可。家賃等の固定費ゼロ



  • 3. 店舗数・出店動向


    加盟店数増減・備考
    2010年約300サービス基盤確立期
    2015年約500衛生管理ニーズの高まり
    2020年約700コロナ禍でも清掃需要は堅調
    2022年800+アフターコロナ需要でさらに拡大
    2024年12月1,429平均月商88万円(公式発表)
    2025年安定成長中国内最大級のオフィス清掃FCネットワーク

    成長背景:

  • コロナ禍以降の衛生管理意識の高まりで定期清掃アウトソーシング需要が急増
  • 「営業不要・1人から開業可能」という低参入障壁が支持を集める
  • テレワーク縮小後のオフィス回帰でオフィス清掃需要が再拡大
  • 最先端の除菌・衛生管理技術の導入で法人の安全管理ニーズを取り込み



  • 4. 収益モデル・オーナー収益の実態


    モデルケース


    ケース月商実質手残りオーナー年収(推定)
    1人・チャレンジプラン20〜60万円12〜42万円144〜504万円
    1人・標準プラン(月商75万円)75万円約45万円約540万円
    1人・標準プラン(月商88万円・平均)88万円約53万円約636万円
    多店舗・複数人運営300万円+180万円+年収2,000万円超事例あり
    開業3年目事例--年間所得804.5万円(公式実績)

    月商88万円(1人運営・北関東エリア)の収支モデル詳細


    費目金額比率
    売上88万円100%
    ロイヤリティ(18.5%)16.28万円18.5%
    マネジメントフィー(7%)6.16万円7%
    広告分担費(1%)0.88万円1%
    保険分担金(0.8%)0.70万円0.8%
    車両費・燃料5万円5.7%
    清掃資材・消耗品3万円3.4%
    **手残り(オーナー収入)****55.98万円****63.6%**

    損益分岐点


    月商状況
    30万円以下赤字(1人運営・車両1台の場合)
    約30〜40万円損益分岐点
    60万円月手残り約35万円(年収420万円水準)
    88万円(平均)月手残り約56万円(年収672万円水準)

    投資回収期間


    区分期間備考
    標準的な目安2年〜3年売上保証で案件供給が安定しているため堅実
    現実的な見通し3年〜5年顧客開発費の償却期間による



    5. 本部サポート体制


    項目内容
    営業代行本部の専任営業チームがオフィス街をローラー営業。加盟店への案件供給を継続
    技術研修カバーオール社公認プロフェッショナル清掃技術・マナー・薬品知識の習得研修
    事務代行請求業務・入金確認・クレーム対応一次窓口を本部が担当。煩雑な事務作業から解放
    顧客追加供給収益増を望む場合、本部から追加の契約先を有償提供
    顧客保険制度紹介先の閉店・倒産時に同等の顧客を代替紹介。安定収益を保護
    売上保証制度10万〜90万円(10万円単位)の月間売上保証プランを提供
    得意先数20万件以上のダイオーズ既存顧客ネットワークを活用



    6. オーナー・加盟者の評判


    ポジティブな声


  • **「営業不要の安心感」**: 「自分に営業は無理だと思っていたが、本部が案件をくれるので技術に集中できる」
  • **「収益の安定性」**: 定期清掃(月額契約)がメインのため、毎月の売上の振れ幅が極めて小さい。ストック型の安心感
  • **「未経験への配慮」**: 研修が非常に論理的かつ科学的で、清掃のプロとしての自覚が持てる
  • **「自分のペースで働ける」**: 1人で案件数・売上規模を調整でき、副業・ライフスタイル重視の経営が可能

  • ネガティブな声・問題点


  • **「ロイヤリティの高さ」**: 売上の約27.3%が本部に流れるため、「自分で営業できる人には割高」に感じられる。既存の清掃業者から見るとコスト高
  • **「体力的な負担」**: 深夜・早朝のビル清掃など不規則な時間帯の肉体労働が中心
  • **「売上上限がある」**: 1人運営の場合、売上上限が自らの体力と労働時間に制約される
  • **「開業エリアが限定的」**: 展開エリアが一部地域に集中しており、地方在住者は不便
  • **「初期費用が高め」**: 341万円前後(北関東エリア最小プラン)で同業FCより割高と感じるオーナーも



  • 7. 競合他社との比較


    FC名初期投資ロイヤリティ特徴
    **ダイオーズカバーオール****275〜600万円****約27.3%(北関東)****営業完全不要・ストック型・得意先20万件**
    ダスキン(サービスマスター)要資料請求売上歩合(中程度)知名度・法人信頼・清掃+衛生総合
    おそうじ本舗100〜200万円固定額(低め)家庭用・エアコン特化・個人向け
    カジタク(ヤフー系)低(プラットフォーム型)成約手数料マッチングプラットフォーム
    ハウスクリーニング個人独立0〜100万円なし自由度高い・営業は完全自力



    8. リスク・撤退条件


    主なリスク


    リスク度合い内容対策
    テレワーク拡大オフィス縮小・企業のコスト削減による清掃頻度低下多様な法人・小規模オフィスへの分散
    体力・健康リスク深夜・早朝の肉体労働。加齢とともに持続困難になるリスク収益が安定したら従業員雇用・マネージャー化へ
    作業品質の維持清掃技術へのこだわりが低いと案件解約が相次ぐ研修受講後も技術の定期確認
    売上上限1人運営では売上に物理的な天井がある多人数雇用・複数チーム運営への移行

    撤退条件


    項目内容
    契約期間2〜3年(自動更新あり)
    中途解約案件譲渡費用の精算・解約違約金が発生する場合あり(要資料請求)
    競業避止義務解約後の同エリアでの競合清掃業営業に制限あり(顧客情報の持ち出し禁止を含む)
    顧客情報本部から紹介された顧客情報の持ち出し・直接取引の禁止

    失敗パターン


    パターン説明頻度
    清掃品質の低下作業品質の低下→本部紹介案件の解約が相次ぐ→ロイヤリティ負担だけが残る
    体力限界深夜清掃の肉体的負担に耐えられず撤退
    売上保証誤解「保証=必ず儲かる」と誤解し、経営努力をせずに業績悪化



    9. 採用・人材要件


    項目内容
    開業人員1名(1人運営が標準的な入門形態)
    未経験比率98%が清掃業未経験スタートと公式が発表
    オーナー像脱サラ独立・副業希望・定年後の再就職等。30代〜60代まで幅広い
    採用拡大事業拡大に合わせて親族・アルバイトを雇用しマネージャー業へ移行するモデルが多い
    向いている人体力に自信がある・真面目・清潔感重視・コツコツ型。営業が苦手な人に特に向く



    10. SNS・ブランド力


    項目内容
    法人間認知度法人間では「ダイオーズ」はオフィスサービスの代名詞レベルの高認知度
    コンシューマー認知度BtoB中心のため一般消費者への認知度は低い
    ブランド展開コーヒー・水・清掃・衛生用品を網羅するオフィスサービス総合ブランド
    OCS(オフィスコーヒーサービス)1969年に日本初のOCSを開始した老舗ブランドとして法人信頼が高い
    MBO後の方向性2023年の上場廃止・MBO後は非公開でのブランド再構築・サービス強化を推進



    11. 市場環境・業界動向


    項目内容
    オフィス清掃市場衛生管理の標準化・外部委託化が進み、プロによる定期清掃アウトソーシング市場は堅調
    コロナ後の変化除菌・衛生管理への意識が恒久的に高まり、清掃水準への要求が上昇
    テレワーク影響テレワーク縮小とオフィス回帰が進みオフィス清掃需要が再拡大。一部企業のオフィス縮小は継続リスク
    OCSの市場環境コーヒー・お茶サービスの法人需要は安定。物価高でコスト管理の観点から自社購入よりOCS利用が増加
    競合環境ダスキン・おそうじ本舗等のFC、個人業者との競争。ダイオーズは「営業不要・法人特化」で差別化



    12. JFA加盟状況


    項目内容
    JFA加盟JFA正会員(株式会社ダイオーズとして)
    加盟意義FC取引適正化ガイドラインの遵守。加盟店との透明性のある関係構築の基盤
    確認方法https://www.jfa-fc.or.jp/ にて確認可



    13. 融資・資金調達情報


    項目内容
    必要自己資金100万円〜200万円(チャレンジプランなら低額でも参入可)
    初期投資総額275万円〜600万円(プランによる)
    日本政策金融公庫売上保証制度と上場企業関連(元東証一部上場)の信用力により、創業融資の審査で計画の妥当性が認められやすい
    融資のポイント売上保証制度の書面が融資計画の根拠として活用可能。「月商XX万円を本部が保証する」という根拠が審査担当者に刺さる
    MBO後の信用変化非上場化後も事業規模(売上218億円・20万得意先)は維持。法人間信頼は高い
    注意点ロイヤリティが売上の27.3%と高いため、融資額の設定と返済計画は保守的に組むことが重要



    参考ソース


    1. ダイオーズ 公式サイト

    2. ダイオーズカバーオール FCオーナー募集

    3. ダイオーズカバーオール LP

    4. fc-mado.com:ダイオーズカバーオール開業基本情報

    5. entrenet.jp:カバーオールジャパン

    6. ダイオーズ Wikipedia

    7. NIKKEI COMPASS:ダイオーズジャパン会社情報

    8. fc比較ネット:ダイオーズカバーオール

    9. アントレランド:ダイオーズ・カバーオールの開業資金

    10. ieclean-fckaigyou.com:ダイオーズカバーオールの口コミ評判

    11. fcchain-housecleaning.com:ダイオーズカバーオールの特徴と評判

    12. franchisesalon.net:ダイオーズカバーオールFC紹介

    13. fc-owners.com:ダイオーズカバーオール事業詳細

    14. franchise-kuchikomi.com:ダイオーズカバーオールの口コミ評判

    15. 日本フランチャイズチェーン協会(JFA)

    16. 日本政策金融公庫

    17. ダイオーズ グループ各社




    補足情報:ダイオーズカバーオールFC加盟の詳細・注意点


    ダイオーズの事業系統図


    事業ブランド名概要
    オフィスコーヒーサービス(OCS)ダイオーズ1969年創業・日本初OCS。コーヒー・お茶を法人に定期供給
    ウォーターサービスダイオーズウォーター天然水・ウォーターサーバーの法人・家庭向け提供
    環境衛生サービスダイオーズクリーンケア玄関マット・清掃モップ等の定期交換サービス
    商業清掃FCダイオーズカバーオール米国「Coverall社」と提携した商業施設・オフィス清掃FC

    FC加盟を検討する際の重要チェックリスト


    1. エリア確認 — 加盟可能エリアが限定されている(北海道・関東・関西・中部・中国・九州等)。希望地域で展開可能かを事前確認すること

    2. ロイヤリティ27.3%の理解 — 売上の27.3%が本部経費として発生する。「売上保証があるから楽」という認識は危険。高ロイヤリティを承知の上で参入判断すること

    3. 体力・健康の確認 — 深夜・早朝の肉体労働が継続できる体力があるかを現実的に評価すること

    4. 将来の出口戦略 — 1人運営の体力的限界を見越し、従業員雇用・マネージャー化への移行時期を事業計画に組み込むこと

    5. 競業避止義務の範囲 — 解約後の競業制限範囲(エリア・期間)を契約書で事前に確認し、法的助言を得ること

    6. MBO後の変化確認 — 2023年の上場廃止後の本部方針・サポート体制の変化がないかを最新情報で確認すること


    ダイオーズカバーオールの「営業不要」モデルの仕組み


    ステップ内容
    1. 本部が営業ダイオーズの既存顧客ネットワーク(20万件以上)を活用し、本部営業チームがオフィスを開拓
    2. 案件供給獲得した清掃契約をFCオーナーに割り当て(希望の売上保証プランに応じて案件数を調整)
    3. オーナーが施工FCオーナーは清掃技術の提供に専念。顧客との価格交渉・新規開拓は不要
    4. 請求・入金代行本部が請求書発行・入金管理を代行。オーナーは清掃実施後に報酬を受け取る形
    5. 顧客保険紹介先が閉店・倒産した場合、本部が同等の顧客を代替紹介して収益を保護