開業費用概算
0万円
店舗数
56・FC4 / 2024年時点)
増減傾向
不明
募集状況
募集中
カテゴリ: 飲食(カフェ・スイーツ) | JFA: 不明

カレーショップC&C — フランチャイズ・代理店調査データ


データ収集日: 2026-04-06




1. 本部情報(オペレーター概要)


項目内容
屋号カレーショップC&C(シーアンドシー)
運営会社株式会社レストラン京王(Restaurant Keio Co., Ltd.)
本社所在地東京都府中市府中町2-1-14 京王府中1号館
設立年1976年11月8日(京王ストアから独立分離)
代表取締役上野 健司(推定)
資本金9,000万円
親会社京王電鉄株式会社(100%出資)
店舗数連結計 60店舗(直営56・FC4 / 2024年時点)
事業内容飲食店(カレー、カフェ、そば等)の経営および経営指導

特徴:

  • 1968年に新宿駅西口に誕生した「新宿の味」。50年以上の歴史を持つ老舗カレーチェーン。
  • 京王グループの強力なバックボーンを持ち、駅ナカ・駅チカの超一等立地での運営ノウハウが最大の特徴。
  • 「立ち食いスタイル」による高回転率と、セントラルキッチンを活用した安定品質が強み。

  • ソース:

  • [レストラン京王 公式 会社概要](https://www.res-keio.co.jp/about/)
  • [Wikipedia レストラン京王](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%B3%E4%BA%AC%E7%8E%8B)
  • [カレーショップC&C 楽天市場店 会社概要](https://www.rakuten.co.jp/candc/info.html)



  • 2. フランチャイズ・モデルの解説


    カレーショップC&CのFC展開は、主に「特定の商業施設」や「提携パートナー」向けの契約が中心であり、個人の小規模加盟よりは法人による多店舗・事業多角化を想定したパッケージとなっています。


    主な契約タイプ

    1. 通常FC型: 15坪〜30坪程度の店舗。駅前、オフィス街、商業施設内。

    2. カウンター型(小規模): 新宿本店のような10〜20席程度の高効率店舗。


    加盟の特徴

  • **コックレスシステム:** 本部から提供される完成されたルーを温めるだけで提供可能。プロの職人を必要とせず、アルバイトのみでの運営を容易にしている。
  • **45日間の教育研修:** 飲食店未経験の法人でも参入できるよう、長期かつ実践的な研修カリキュラムを用意。
  • **商圏保護:** ターミナル駅中心の展開であるため、過度な競合を避けた慎重な出店計画。

  • ソース:

  • [レストラン京王 FC加盟店募集ページ](https://www.res-keio.co.jp/fc/)
  • [フランチャイズ比較ネット カレーFC特集](https://www.fc-hikaku.net/franchises/2121)



  • 3. 初期投資・開業費用


    飲食業(重飲食)としては標準的な投資規模ですが、駅チカ物件を対象とするため物件取得費が高くなる傾向があります。


    項目費用目安(税抜)備考
    **加盟金**300万円〜ブランド使用権、ノウハウ提供の対価
    **保証金**200万円〜賃料等の担保
    **研修費**50万円〜45日間の実地研修
    **物件取得費**1,000万円〜立地による(敷金・礼金等)
    **内外装・厨房設備**1,500万円〜15坪〜想定
    **合計目安****約 3,000万円〜**加盟タイプにより変動

    補足:

    既存の飲食店からの業態転換(コンバージョン)の場合、厨房設備の一部流用により初期投資を1,000万円程度削減できるケースもあります。


    ソース:

  • [フランチャイズ比較ネット 収支モデル](https://www.fc-hikaku.net/franchises/2121)
  • [加盟金相場に関する調査報告(経済産業省)](https://www.granny-fc.com/post/franchisemembershipfee)



  • 4. 収益シミュレーション(月商モデル)


    駅ナカ店舗の場合、客単価は低いものの圧倒的な「客数(回転数)」で利益を確保します。


    項目モデル数値(月間)構成比
    **売上高****500万円**100%
    売上原価165万円33%
    ロイヤリティ15万円 (想定3%)3%
    人件費125万円25%
    賃料(共益費含)75万円15%
    水道光熱・その他50万円10%
    **営業利益****70万円****14%**

    キー・ポイント:

  • **客単価:** 約 650円〜800円
  • **損益分岐点:** 月商 約 350万円〜400万円
  • **投資回収期間:** 3年〜5年(標準的)

  • ソース:

  • [レストラン京王 会社沿革(1日1万人利用の記載)](https://www.res-keio.co.jp/about/history)
  • [飲食店損益計算の考え方(TRN)](https://www.tenpo.biz/solution/column/5097/)



  • 5. 運営の強みとオペレーション


    「立ち食い」モデルの凄み

    新宿本店(17名の立席形式)では、1日に2,000名以上の来店を処理します。これは、注文から提供まで数秒〜数十秒という驚異的なスピード(秒速提供)と、顧客の滞在時間の短さが生む「回転率」の極致です。


    セントラルキッチン(CK)の活用

    28種類のスパイスを調合したルーは、CKから毎日配送されます。店舗では:

    1. ルーを温める

    2. ご飯を盛る

    3. トッピング(カツなど)を揚げる、または載せる

    これだけの作業で済むため、混雑時でもオペレーションが崩れません。


    ソース:

  • [ニコニコ大百科 カレーショップC&C](https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97c&c)
  • [食楽web カレー食べ比べ調査](https://www.syokuraku-web.com/column/102851/2/)



  • 6. 教育・研修制度


    本部の「45日間研修」は飲食業界でも比較的長く、手厚い部類に入ります。


    フェーズ内容
    **導入研修**接客マナー、ブランド理念、衛生管理の基礎
    **キッチン実習**揚げ物のタイミング、ご飯の盛り付け、ルーの温度管理
    **フロア実習**券売機トラブル対応、清掃管理、客流コントロール
    **マネジメント研修**シフト作成、在庫発注(週次/月次)、損益計算

    特徴:

  • 直営店での実地研修(OJT)が中心。
  • 開業後も、SV(スーパーバイザー)が定期巡回し、QSC(Quality, Service, Cleanliness)のチェックを実施。

  • ソース:

  • [レストラン京王 FC加盟店募集 45日研修の記載](https://www.res-keio.co.jp/fc/)



  • 7. 評判・口コミ


    ポジティブな評価

  • **中毒性のある味:** 「玉ねぎの甘みが強く、後からスパイスが来る」独特の味が根強いファンを生んでいる。
  • **提供スピード:** 朝の通勤時間帯や乗り換えの合間に、待たずに食べられるクイックさが社会人に高く評価されている。
  • **コスパ:** トッピングが豊富で、価格も手頃(特に朝カレーの評価が高い)。

  • ネガティブな評価

  • **店舗網の偏り:** 京王線沿線には多いが、他地域では馴染みが薄い。
  • **落ち着かない:** 立ち食いや狭いカウンターが多いため、ゆっくり食事を楽しみたい層には向かない。
  • **メニューの固定化:** 季節メニューはあるものの、CoCo壱番屋のような自由なカスタム性は低い。

  • ソース:

  • [食べログ カレーショップC&C グループランキング](https://tabelog.com/grouplst/G00891/)
  • [Indeed レストラン京王 社員クチコミ](https://jp.indeed.com/cmp/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E4%BA%AC%E7%8E%8B/reviews)



  • 8. 競合比較


    項目カレーショップC&CCoCo壱番屋ゴーゴーカレー
    市場ポジション駅ナカ・時短・老舗郊外・多店舗・カスタム濃厚・金沢カレー・個性派
    独立制度提携・法人中心ブルームシステム(のれん分け)一般FC / 法人
    オペレーションコックレス(CK配送)実地修行必須揚げ物中心・濃厚ルー
    強み一等立地・高回転高いブランド認知度若年層・男性客への訴求力

    ソース:

  • [フランチャイズ比較ネット カレーFCランキング](https://www.fc-hikaku.net/franchises/2121)
  • [フリウリ カレー業態市場調査](https://huriuri.com/news/70061)



  • 9. リスク・懸念点


    リスク要因影響度内容対策
    **人件費高騰**深夜・早朝営業に伴う時給上昇タッチパネル注文、完全セルフ化の検討
    **原材料高騰**玉ねぎ(主要具材)、牛肉、スパイスの輸入価格セントラルキッチンでの一括購買、価格改定
    **テレワーク定着**駅利用客の減少によるランチ需要減テイクアウト(弁当)、EC販売(レトルト)の強化

    ソース:

  • [東京法律事務所 フランチャイズトラブル事例(ノウハウ付与)](https://www.tokyolaw.gr.jp/case/sbusiness03.html)
  • [東洋経済 カレーチェーンの生き残り戦略]



  • 10. 市場環境と将来展望


  • **市場規模:** カレー専門店の外食市場は約900億円。CoCo壱番屋が独走する中、C&Cは「駅ナカ・インフラ型」のニッチな地位を確立している。
  • **今後の展望:**
  • - EC展開: 楽天市場や自社サイトでのレトルトカレー販売が好調。店舗の味を家庭へ届ける「オムニチャネル化」を推進。

    - 多機能化: カフェとの併設店や、夜間はおつまみを提供する「ちょい飲み」需要の取り込み。

    - 地方へのライセンス: ノウハウのみを提供する「ライセンス供与」による、緩やかなネットワーク拡大の可能性。




    11. JFA加盟状況


    項目内容
    JFA加盟状況**正会員**(株式会社レストラン京王として)

    特徴:

  • 京王グループの信頼性と倫理綱領を遵守した透明性の高い運営を行っている。



  • 12. 失敗パターン(オーナー警告)


    1. 立地選定の誤り: 「駅ナカ・駅近」以外で、競合の多いロードサイドに出店し、客数が確保できないケース。

    2. 過剰な人件費: 高回転モデルを過信し、ピークタイム以外のスタッフ調整を怠ることによる利益圧迫。

    3. ブランド価値の毀損: QSCの低下により、長年築いた「C&C=安心」のイメージを損なうこと。




    13. 必要自己資金と融資(まとめ)


    項目内容
    **必要自己資金**1,000万円〜(総額の3分の1以上)
    **主な調達先**日本政策金融公庫(新規開業支援資金)、商工中金
    **審査のポイント**運営法人の財務安定性と、候補物件の「乗降客数データ」に基づくリアルな月商予測。

    ソース:

  • [日本政策金融公庫 週末開業・スタートアップ支援](https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/01_sinkikaigyou_m.html)
  • [レストラン京王 IR情報]