開業費用概算
約5,000万円
店舗数
140〜160店舗(2023〜2025年)
増減傾向
→ 横ばい
募集状況
募集中
カテゴリ: 自動車・レンタカー | JFA: 加盟

カーセブン — FC調査データ


データ収集日: 2026-04-05




1. FC本部・企業情報


項目データソース
正式社名株式会社カーセブン デジフィールドhttps://www.carseven.co.jp/corporate/info/outline/
旧社名株式会社カーセブン ディベロプメント(2022年10月社名変更)Wikipedia
本社所在地東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズタワーhttps://www.carseven.co.jp/corporate/
設立1999年7月2日https://www.carseven.co.jp/corporate/info/outline/
資本金1億2,755万円(2024年2月時点)NIKKEIコンパス
代表取締役井上 貴之Baseconnect調査
従業員数105名(2025年3月時点)マイナビ2026
売上高34億1,694万円(2023年9月期)NIKKEIコンパス
事業内容中古車買取・販売FC運営、「デジフィールド」ITプラットフォーム事業公式サイト
FC展開店舗数全国約140〜160店舗(2023〜2025年)業界調査・公式
中長期目標5〜8年以内に300店舗・売上高1,000億円NetDenJD 2023年記事
公式サイトhttps://www.carseven.co.jp
業界団体JPUC(日本自動車購入協会)正会員・活動牽引https://www.jpuc.or.jp/

ブランドの概要


カーセブンは「安心宣言」を掲げる中古車買取・販売FCとして1999年創業。独自ITプラットフォーム「デジフィールド」による全国共有在庫システムと、JPUCが認定する「適正買取店」ブランドが最大の差別化要素。買取後の直接販売(ダイレクト販売)で中間マージンを削減し、高値買取と低価格販売を両立している。全国チェーンとして初のJPUC適正買取店認定を受け、5つの「安心宣言」(キャンセル料無料・提示額からの減額禁止・査定後の強引な契約禁止・買取不可の場合の明示・個人情報保護)を業界に先駆けて制度化した。2022年に社名を「デジフィールド」に変更し、ITとクルマの融合を加速させている。




2. 加盟条件・初期費用


初期費用内訳


項目金額備考
加盟金200〜400万円(税別)規模・形態による
保証金100〜200万円契約終了時返還
研修費100万円カーセブン・エデュケーション
看板・内装・設備500〜1,500万円既存店併設か路面店かによる
買取準備資金2,000万円前後仕入れ(在庫)資金
展示車両資金2,400万円前後展示・販売在庫
**開業資金総額****約5,000万円**業界調査ベース(カーメイ典・strate.biz)

月間固定費内訳


項目金額備考
ロイヤリティ月額固定47〜52万円(税込)売上歩合でなく固定型
システム利用料ロイヤリティに内包デジフィールド利用料
人件費(査定スタッフ2名)月60〜70万円目安
広告費本部負担分あり/地域広告は別途
月間固定費合計(目安)200〜400万円規模・エリアによる

加盟形態の特徴


  • ロイヤリティが「売上歩合」でなく「固定」体系のため、売上増加が利益に直結しやすい
  • 自動車ディーラー・ガソリンスタンド・整備工場など異業態からの参入を積極受入
  • 販売と買取をワンオペレーションで運営できるFCとして業界最大手クラス
  • 契約期間:5年(更新可)



  • 3. 店舗数・出店動向


    店舗数増減・備考
    1999年創業東京・神奈川で展開開始
    2003年7月100店舗全国100店舗ネットワーク達成
    2010年代120〜140店舗安定的拡大期
    2021年150店舗FC比較ネット調査
    2023年約140店舗300店舗目標を発表
    2024〜2025年約150〜160店舗横ばい〜微増傾向
    2030年目標300店舗グループ売上高1,000億円計画

    出店戦略の特徴


  • 新規出店より既存加盟店の収益向上・多店舗化を優先する方針
  • ガソリンスタンドや整備工場との併設モデルでコスト効率化(土地・建物を流用)
  • 中古車業界では店舗数よりネットワーク質(在庫共有・直販力)を重視した経営
  • 2022年のデジフィールドへの社名変更は「クルマ×IT」融合戦略の象徴
  • 異業態事業者(ディーラー・GS等)がカーセブン加盟で中古車事業を立ち上げるケースが増加



  • 4. 収益モデル・オーナー収益の実態


    モデルケース(月次収支)


    ケース月商粗利営業利益備考
    標準モデル(公表値)3,141.7万円475万円91.7万円小売13台・業販20台・買取33台
    地方路面店(好調時)5,000〜8,000万円1,000〜2,000万円200〜800万円ダイレクト販売比率高い場合
    既存店併設(小規模)1,500〜3,000万円300〜600万円60〜180万円ガソリンスタンド等との兼業

    損益分岐点


    月商状況
    1,500万円以下赤字リスク(固定費200〜250万円超)
    2,000〜2,500万円損益分岐点ライン
    3,000万円以上黒字安定域
    5,000万円超直販比率向上でオーナー年収1,000万円超可能

    利益構造の詳細


  • 直接販売(ダイレクト)時の粗利率:15〜25%
  • オークション経由業販時の粗利率:5〜10%
  • 目標:買取台数の50%以上をネットワーク内直販で回すこと
  • ダイレクト販売1台あたり平均粗利:20〜30万円(仕入れ値と販売価格の差)
  • 投資回収期間目安:2〜4年
  • オーナー年収推定:500万〜2,000万円(規模・運営力による)



  • 5. 本部サポート体制


    サポート項目内容
    研修制度カーセブン・エデュケーション:査定実務・コンプライアンス・システム操作・経営マネジメント(2週間〜1ヶ月)
    デジフィールドシステム全国相場データのリアルタイム共有・在庫マッチングシステム。価格算出の根拠が明確
    Web一括査定全国からのWeb送客(月間数万件のリード配布)。コロナ以降Web査定が急増
    ブランド広告プロ野球スポンサーシップ・TVCM等の全国ブランディング
    SVサポート定期巡回・接客品質面談・収支分析支援
    在庫交換システム加盟店間の在庫共有・マッチング支援。「売れない在庫」を全国ネットで循環
    JPUC連携「適正買取店」認定マーク取得支援・法令遵守サポート
    5つの安心宣言キャンセル料無料・減額なし・強引な契約禁止・明示的な買取不可提示・個人情報保護



    6. オーナー・加盟者の評判


    ポジティブな評判


  • **固定ロイヤリティの恩恵**:「月商が上がるほど利益率が高まる。頑張りが報われる仕組み」
  • **ブランド信頼性**:「JPUCの安心ブランドのため、法人客や紹介案件が増えやすい」
  • **システムの優秀さ**:「デジフィールドで全国相場が一発でわかるから、未経験でも適正価格を出せる」
  • **ダイレクト販売**:「他店が買い取った車を自分の店の顧客に直販できるのが大きい。オークション費用が浮く」
  • **異業態シナジー**:「ガソリンスタンドとの相性が抜群。来店客に査定を自然にオファーできる」

  • ネガティブな評判


  • **高い初期投資**:「総額5,000万円の準備は重い。融資をフル活用しないと厳しい」
  • **ルール遵守の厳格さ**:「安心宣言(再査定後の減額禁止等)は守る必要があり、現場での判断余地が少ない」
  • **Web査定のスピード競争**:「一括査定サイト経由は数分以内の架電が必要。対応が遅れると逃げる」
  • **競合激化**:「買取フランチャイズ全体の激化で、地域によっては価格競争が厳しい」
  • **在庫リスク**:「車1台平均150〜300万円。回転が遅いと金利負担と資金繰りが重くなる」



  • 7. 競合他社との比較


    FC名初期投資ロイヤリティ特徴
    カーセブン約5,000万円月額固定47〜52万円ダイレクト販売・安心宣言・JPUC準拠・デジフィールド
    アップル(中古車FC)2,000〜4,000万円売上歩合型老舗・安定感・オークション連携強
    ラビット(USS系)3,000〜5,000万円固定+歩合USS最大手オークション背景・業販力強
    買取大吉1,000〜1,500万円売上の3〜10%小型・軽量・多商材買取FCとの競合
    ビッグモーター後継不明不明業界再編進行中

    カーセブンの優位性は「消費者保護」と「直販インフラ」。5つの安心宣言(キャンセル料無料・減額なし等)は競合他社が模倣しにくい強力な差別化要素。ダイレクト販売比率の向上が収益の鍵であり、オークションへの依存度を下げることが加盟店成功の核心。




    8. リスク・撤退条件


    主要リスク


    リスク項目度合内容・対策
    海外相場・為替変動中〜高輸出人気車種(プリウス等)の価格急落リスク。本部情報で早期業販対応
    修復歴見落とし再販時に損失直結。ダブルチェックと研修の徹底が必須
    在庫キャッシュ問題車1台平均200〜300万円。回転が遅いと資金繰り悪化。在庫回転率の監視が必要
    スタッフモラル低下強引な買収によるクレーム。本部ミステリーショッパー活用
    競合激化一括査定経由の価格競争。データ根拠の適正価格提示で差別化
    整備不良リスク販売した車の不具合は補修・返金義務が生じる

    撤退・中途解約


    項目内容
    契約期間5年(更新可)
    契約解除通知契約書に基づき3〜6ヶ月前の予告が一般的
    違約金中途解約時は残存期間等に応じた違約金が発生(金額は個別契約次第)
    競業避止解約後一定期間・エリア内での同業開業を制限する条項あり
    在庫処分在庫車両の業販・オークション処分が必要(損失が出る場合あり)

    失敗パターン


  • 在庫回転率の低下(仕入れた車が売れず金利負担増)
  • Web査定対応の遅延(レスポンス1時間超は成約率急落。競合に奪われる)
  • 直販比率が上がらずオークション経費が嵩む(利益率が下がる一方)
  • 安心宣言違反による本部からのペナルティ・加盟契約解除
  • スタッフ依存で査定者が辞めた途端に業務停止



  • 9. 採用・人材要件


    項目内容
    必要人員最低2名(オーナー+査定スタッフ1名)。規模拡大で3〜5名
    法的必須条件古物商許可(必須)。JPUC認定査定士(推奨)
    未経験比率加盟者の多くが自動車業界未経験(異業態転換多い)
    推奨資格古物商許可・JPUC認定査定士・自動車検査員
    オーナー像ガソリンスタンド・整備工場等の既存自動車関連事業者、または40代脱サラ独立志望者
    向いている人データ重視・コンプライアンス意識高・スピード対応ができる人
    採用難易度査定士の確保が課題。ただしデジフィールドで未経験でも習得可能



    10. SNS・ブランド力


    項目内容
    認知度テレビCM・プロ野球スポンサーにより全国的に高い認知度
    ブランドカラーオレンジ・ブルー(明るく誠実なイメージ)
    JPUC認定「適正買取店」として社会的信頼性が高い(業界初)
    Web戦略Google「カーセブン 評判」等の検索上位を維持。口コミサイトでの評価も良好
    口コミ傾向「丁寧な説明」「キャンセル無料で安心」「査定価格が明確」などポジティブ評価が多い
    SNS活用公式X・YouTube等で買取ノウハウ・査定事例を発信



    11. 市場環境・業界動向


    項目データソース
    中古車流通市場規模3兆9,062億円(2023年)、前年比109%矢野経済研究所2024
    中古車購入単価172.1万円(2023年)、過去最高更新業界統計
    登録・届出台数646万7,884台(2024年度)前年比+0.3%国土交通省
    買取業界市場規模2020年1.7兆円→2025年2兆円(拡大傾向)業界レポート
    輸出動向2025年上期輸出前年比+15%。アフリカ・中東向け拡大ファブリカHD調査
    フランチャイズ動向買取大吉が2025年1月に1,100店超。業界FC化が加速FC比較ネット2025
    競合構造買取大吉(1,100店)・おたからや(1,000店超)が2強。中古車専業FCはカーセブン・アップルが中堅
    ビッグモーター後2023年の不正事件を機に業界の透明性・コンプライアンスへの注目が高まり、JPUC認定の価値が向上



    12. JFA加盟状況


    項目内容
    JFA加盟非公開(公式JFA会員リストでの確認なし)
    加盟業界団体JPUC(日本自動車購入協会)正会員・活動牽引
    古物営業法全加盟店で古物商許可取得必須。違反は刑事罰の対象
    個人情報管理プライバシーマーク相当の管理体制推奨
    安心宣言の法的位置づけ景品表示法・特定商取引法に準拠したルール体系を自主的に制度化



    13. 融資・資金調達情報


    項目内容
    自己資金目安1,500〜2,000万円(総額5,000万円の30〜40%)
    初期投資総額約5,000万円(規模による)
    日本政策金融公庫創業融資・新規事業融資で活用可能。車両在庫は「設備」扱いで借入可能
    設備資金返済期間7年以内(公庫一般融資標準)
    在庫資金3年以内で組むケースが多い
    融資のポイント商圏内の中古車需要・人口・可処分所得データの提示。JPUC認定取得で信頼性アップ
    保証協会信用保証協会付き融資で最大8,000万円規模も可能
    ガソリンスタンド等既存事業者として実績がある場合、金融機関の審査が通りやすい



    補足:カーセブンの「5つの安心宣言」詳細


    カーセブンが業界で最も重視するのが「消費者保護」であり、JPUC(日本自動車購入協会)と連携した5つの安心宣言は他社が模倣しにくい競争優位となっている。


    宣言番号内容意義
    安心宣言①査定後、オーナー都合のキャンセルは無料「試し査定」を心理的に後押しする
    安心宣言②提示した買取金額からの一方的な減額は禁止ビッグモーター問題以降最も評価が高まった項目
    安心宣言③査定後に強引な契約を迫ることの禁止押し売り型の業者との差別化
    安心宣言④買取不可の場合はその理由を明示する透明性の担保
    安心宣言⑤顧客情報の第三者提供禁止個人情報保護への明確なコミット

    これら5宣言は景品表示法・特定商取引法に準拠しており、2023年のビッグモーター問題以降「安心して売れる中古車店」として業界内での差別化が際立っている。


    参考ソース


    1. https://www.carseven.co.jp/corporate/info/outline/ — 株式会社カーセブン デジフィールド 会社概要

    2. https://www.carseven.co.jp/corporate/franchise/ — フランチャイズ事業公式ページ

    3. https://www.carseven.co.jp/corporate/franchise/franchise_strengths/ — カーセブンの強み・FCサポート

    4. https://www.carseven.co.jp/corporate/lp/fc/ — フランチャイズオーナー募集LP

    5. https://www.carseven.co.jp/corporate/franchise/post/yoshida/ — 加盟の具体的なメリット(営業担当による詳説)

    6. https://www.carseven.co.jp/guide/news/5998/ — 買取キャンセルポリシー(5つの安心宣言)

    7. https://www.jpuc.or.jp/ — 一般社団法人 日本自動車購入協会(JPUC)

    8. https://strate.biz/fcs/carseven/ — カーセブンFCは儲かる?開業資金・評判・年収

    9. https://next-business.co.jp/brand/34150/ — カーセブンFC完全ガイド(初期費用・ロイヤリティ・失敗事例)

    10. https://www.car-mei-fc.com/list/carseven.html — カーメイ典 カーセブン徹底解説

    11. https://www.kachifra-magazine.com/list/carseven.html — カーセブンFCの特徴

    12. https://web-repo.jp/fc/29599 — フランチャイズWEBリポート カーセブン

    13. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B8%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89 — Wikipedia カーセブンデジフィールド

    14. https://www.nikkei.com/compass/company/eVuhrBYKa9abdWHjxPQ9Py — NIKKEIコンパス企業情報

    15. https://baseconnect.in/companies/4bce95d5-2d4d-4f50-b19e-b0c3b8f3a3fb — Baseconnect 会社概要

    16. https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3532 — 矢野経済研究所 中古車流通市場調査2024

    17. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000022939.html — ファブリカHD 中古車市場統計2024年12月版

    18. https://www.fc-hikaku.net/carseven_fc — FC比較ネット カーセブン詳細

    19. https://www.netdenjd.com/articles/-/286048 — NetDenJD カーセブン300店舗・1000億目標記事(2023年)

    20. https://minhyo.jp/carseven-kaitori — みん評 カーセブン口コミ・評判

    21. https://ctn-net.jp/kaitori/car/column/car-purchase-franchise/ — CTN車一括査定 車買取フランチャイズ比較

    22. https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/kobutsu/index.html — 警察庁 古物営業法

    23. https://www.jfc.go.jp/ — 日本政策金融公庫