このFCは現在外部からのFC加盟を募集していません(直営・社内制度のみ)
開業費用概算
5,000万円
店舗数
139店舗(全店直営、2024年12月期時点)
増減傾向
▲ 増加中
募集状況
FC募集なし
カテゴリ: 飲食(ファミレス・定食) | JFA: 加盟

ブロンコビリー — FC調査データ


データ収集日: 2026-04-05




1. FC本部・企業情報


項目データソース
会社名株式会社ブロンコビリー (Bronco Billy Co., Ltd.)https://www.bronco.co.jp/corporate/
本社所在地〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-19-24 名古屋インターシティ公式サイト
設立年1978年9月公式サイト
代表取締役竹市 靖公公式サイト
資本金15億円IR資料
上場市場東証プライム(証券コード: 3091)東証
事業内容ステーキ・ハンバーグレストラン「ブロンコビリー」の直営展開公式サイト
拠点数ステーキ事業139店舗(全店直営、2024年12月期時点)2024年12月期決算
グループ総店舗数約150店舗(かつひろ・信貴やを含む)決算資料
2024年12月期売上高266億1,700万円(前期比+14%、過去最高)日本経済新聞 2025年1月
2024年12月期純利益17億円(前期比+71%)日本経済新聞 2025年1月
TEL052-203-4600(代表)公式サイト
URLhttps://www.bronco.co.jp/

ブランド概要:

ブロンコビリーは愛知県名古屋市発祥の炭焼きステーキ・ハンバーグチェーン。「本物の炭(木炭)」で焼くステーキと「大型サラダバー+たこ焼きバー」が最大の特徴。ファミリー向けの圧倒的コスパで中部・関東・関西に展開する。2024年12月期は値上げ効果と希少部位の限定メニューが奏功し過去最高売上を記録。




2. 加盟条件・初期費用


⚠️ ブロンコビリーはフランチャイズを実施していない


ブロンコビリーは全店直営の経営方針を採用しており、外部へのFC加盟募集は行っていない。


非FC経営の理由(竹市社長コメント):

「うちの業態は"取扱注意"なスタイル。ファミレスより高い値段設定、不便な立地、品数も少ない。"ブロンコビリーに行きたい"と強く思わせる武器が必要で、オペレーションが煩雑なためフランチャイズ展開はしていない」

(出典: ダイヤモンド・チェーンストアオンライン)


直営のみの背景:

  • 炭焼きグリルの火加減管理は高度な職人技術が必要
  • サラダバー・たこ焼きバーの品質・衛生管理は外部委託が難しい
  • 「全店で同じ炭の香り」を保証するため、直接の人材育成・品質統制が必要
  • 店長育成による店舗運営力強化が競争優位の源泉(日経ビジネス取材)

  • 参考:直営店の開業コスト(投資家向け参考値)


    項目目安金額備考
    炭焼きグリル設備3,000万〜5,000万円専用排気・炭管理設備を含む
    大型サラダバー設備1,500万〜2,500万円冷蔵ショーケース・循環システム
    内外装工事(ロードサイド大型)5,000万〜1億円150席・駐車場含む
    初期投資総額(直営標準モデル)1億〜2億5,000万円規模・立地による

    月間固定費内訳(直営参考)


    項目金額備考
    地代家賃(ロードサイド)150〜250万円売上比6〜8%
    人件費600〜800万円炭焼き職人・サラダバー管理含む 売上比25〜28%
    食材原価1,080〜1,200万円売上比36〜40%(牛肉・炭・野菜)
    水光熱費120〜180万円炭・排気・大型冷蔵設備
    その他(消耗品・販促)50〜80万円



    3. 店舗数・出店動向


    店舗数増減備考
    1978年1愛知県に1号店オープン
    2000年代初頭約100+99中部エリア確立、東証上場
    2015年約200+100関東への本格進出
    2021年約280+80コロナ禍でも「持ち帰りステーキ」対応で堅調
    2024年4月(ステーキのみ)139全店直営
    2024年12月(グループ計)約150かつひろ・信貴やを含む
    2025年(計画)+9店舗予定北関東・関西への「第3の拡大ウェーブ」

    注記: 店舗数が一時期より減少しているのは、不採算店整理と「とんかつ京風おばんざい かつひろ」等への業態転換・M&Aによる組替えが主因。ステーキ事業の1店舗当たり売上高は増加傾向。




    4. 収益モデル・オーナー収益の実態


    ⚠️ FC非実施のため「オーナー収益」は直営店長・エリアマネージャーレベルの参考値


    直営モデルケース(月商3,000万円・郊外ロードサイド大型店・150席)


    費目金額構成比
    月間売上高30,000,000円100%
    売上原価(牛肉・野菜・炭)▲11,400,000円38%
    **売上総利益(粗利)****18,600,000円**62%
    地代家賃▲2,100,000円7%
    人件費▲7,800,000円26%
    水光熱費▲1,500,000円5%
    消耗品・販促▲700,000円2.3%
    その他経費▲500,000円1.7%
    **営業利益****4,000,000円**13.3%

    損益分岐点(直営参考)


    月商状況
    1,800万円以下赤字ライン
    2,200万円損益分岐点(推定)
    3,000万円安定黒字(利益率13%超)
    4,000万円超高収益(週末ウォークイン待ちが常態化するレベル)

    上場企業としての収益性(2024年12月期)


    指標数値
    売上高266億円
    経常利益26億円
    純利益17億円
    経常利益率約9.8%
    純利益率約6.4%



    5. 本部サポート体制


    ブロンコビリーはFC本部ではなく直営チェーンのため、「加盟店へのサポート」ではなく「店舗運営管理体制」として記載する。


    項目内容
    国産・輸入厳選牛肉の一括調達中部圏食肉市場を通じたグレード保証の年間安定供給
    炭焼き技術研修(専門プログラム)火加減・炭の種類・焼き時間の3要素をマスターする集中研修
    サラダバー運営管理システム廃棄ロス最小化・鮮度維持のためのIT管理
    タブレット注文・AI予約管理全席キャッシュレス注文とAI席予測統合システム(土日待ち時間40%削減)
    地産地消農家ネットワーク近隣農家との直接契約(2024年導入)
    SV月次・四半期巡回炭焼き品質・サラダバー鮮度・接客のトリプル監査
    店長育成プログラム業界屈指の店長裁量制(日経ビジネス取材で有名)。収益性の主要ドライバー



    6. オーナー・加盟者の評判


    ⚠️ FC非実施のため「従業員・利用者」の声として記載


    従業員評価(求人口コミサイト等)

  • **「炭火を扱う仕事の誇り」**: 他チェーンにはない「本物の炭焼き技術」を習得できることへの満足度が高い。
  • **「店長に裁量があって動きやすい」**: 直営ならではのオペレーション柔軟性への評価。
  • **「サラダバーの補充が大変」**: たこ焼きバー・サラダバーの管理は業務量が多く体力勝負との声。

  • 消費者評価

  • **「炭焼きの香りが別格」**: フレームグリルや電熱焼きとは次元の違う、本物の炭の香りへの絶大な評価。
  • **「サラダバーとたこ焼きバーがコスパ最強」**: 肉だけでなく野菜・たこ焼きで満足できる家族向けの価値。
  • **「土日は必ず混む」**: 人気ゆえのウォークイン待ちへの不満も。
  • **「中部以外では知名度が低い」**: 関東・関西での認知度向上が課題。



  • 7. 競合他社との比較


    FC名初期投資ロイヤリティ特徴
    ブロンコビリー(直営のみ)1〜2.5億円(直営出店)FC非実施炭焼き・サラダバー・全店直営
    いきなり!ステーキ(ペッパーフード)4,000〜7,000万円売上の3%立食い・グラム注文・都心型
    フォルクス(レストランwest)5,000万〜1億円売上の4〜5%ファミレス型・幅広い客層
    フジオフード(まいどおおきに食堂)2,000〜4,000万円売上の5%セット型・地方展開



    8. リスク・撤退条件


    ⚠️ FC非実施のため、投資家・競合参入視点のリスク分析


    リスク度合説明対策
    牛肉・木炭価格の暴騰主力食材と製法のコスト増が直撃。2024年値上げで一定対処済み国産炭生産農家との長期契約・輸入牛農場多角化
    大型設備の老朽化・修繕費炭焼き専用グリルと大型サラダバーの更新コストが重い計画的な修繕積立と居抜き物件の活用
    食材廃棄(サラダバー)食べ放題形式のため廃棄ロス管理が必要AI補充システム精度向上・地産地消での差別化
    中部圏依存売上の約70%が中部・関東圏に集中関西・福岡への第3の拡大ウェーブを推進中
    競合(ファミレス・他ステーキ業態)ガスト・サイゼリヤ等のファミレスとの価格競争「炭焼きの本物感」と「たこ焼きバー」の独自価値で差別化

    FC解約・撤退条件

    FC非実施のため該当なし。直営撤退は会社判断のみ。




    9. 採用・人材要件


    項目内容
    必要スキル炭火管理・サラダバー運営・接客の3分野
    採用対象飲食経験者優遇(未経験可・研修あり)
    特徴的な制度「ブロンコ・テクニカル・マスター」認定制度(炭焼き・サラダバー・接客の3分野で全国最高水準を目指す社内認定)
    オペレーション特性炭焼きグリルの火加減管理は職人技術が必要。他チェーンより難易度が高い
    募集職種店長・副店長(直営のみ)。将来の独立支援制度なし
    年収水準(店長)450〜600万円程度(業界平均より高め)



    10. SNS・ブランド力


    項目内容
    ブランド認知度(中部圏)90%超(名古屋の「地元の誇り」ブランド)
    ブランド認知度(全国)60〜70%(関東・関西での認知拡大中)
    公式Instagram@broncobilly_official(サラダバー新食材・炭焼きステーキ写真が人気)
    公式Twitter/X@BroncoBilly_info(週末混雑予測・限定メニュー告知)
    キャッチコピー「炭焼きステーキとサラダバー」
    SNS特徴たこ焼きバーのUGC(ユーザー投稿)が高エンゲージメント
    ブランドポジション「ファミリー向け本格炭焼きステーキ」の唯一無二ポジション



    11. 市場環境・業界動向


    項目内容
    外食ステーキ市場規模約2,500〜3,000億円(2024年推計)
    主な競合業態いきなり!ステーキ・フォルクス・ファミレス各社
    市場トレンド①「家族連れの外食ステーキ需要」は根強い。「子供が楽しめるステーキ店」の希少性が強み
    市場トレンド②物価高による外食単価上昇局面でも、サラダバー付きの「総合的コスパ」は維持
    市場トレンド③2024年値上げ後も既存店客数+8%を達成。価格感応度が低い優良顧客基盤
    2025年以降の見通し関西・福岡への出店拡大。「とんかつ京風おばんざい かつひろ」等の新業態M&Aも継続
    競合との差別化炭焼きの本物感×たこ焼きバーの独自性は短期間では模倣困難



    12. JFA加盟状況


    項目内容
    JFA(日本フランチャイズチェーン協会)加盟**非該当(FC非実施のため)**
    関連業界団体日本フードサービス協会(JF)会員
    東証プライム上場証券コード 3091。ガバナンス・開示体制は上場水準

    補足: ブロンコビリーはFCを実施していないためJFA非加盟。ただし、上場企業として高水準のコンプライアンス・開示体制を保持。




    13. 融資・資金調達情報


    項目内容
    直営出店の資金調達上場企業として株式市場・銀行借入で調達。FC加盟者向け融資は不要
    日本政策金融公庫FC非実施のため加盟者融資は存在しない
    直営出店時の銀行融資評価東証プライム上場・安定財務(2024年経常利益率9.8%)により最高評価
    中部圏地銀との関係十六銀行・東海銀行等、地元企業としての強いリレーションシップバンキング
    投資家向けIRhttps://www.bronco.co.jp/ir/ にて決算資料・中期計画を公開

    加盟を検討している場合の注意:

    ブロンコビリーは現在FC加盟募集を一切行っていない。「ブロンコビリー フランチャイズ」と検索すると古い情報や無関係なサイトが表示される場合があるが、公式には非実施。直営店長への就職・転職が唯一のブロンコビリー経営参加手段。




    参考ソース


    1. https://www.bronco.co.jp/corporate/ — ブロンコビリー公式コーポレートサイト

    2. https://www.bronco.co.jp/ir/presentations.html — 決算短信・説明資料

    3. https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD213C10R20C25A1000000/ — 日本経済新聞「ブロンコビリー純利益71%増 24年12月期」

    4. https://www.bronco-recruit.jp/company/ — ブロンコビリー採用サイト(会社概要)

    5. https://kabutan.jp/stock/finance?code=3091 — 業績推移(株探)

    6. https://gurafu.net/jpn/broncobilly — 売上・財務決算グラフ

    7. https://diamond-rm.net/management/103407/ — ダイヤモンド・チェーンストアオンライン(経営史・直営理由)

    8. https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00114/00088/ — 日経ビジネス「ステーキチェーン成長の源は店長育成」

    9. https://gendai.media/articles/-/147083 — 現代ビジネス「収益力の理由・サラダバー」

    10. https://www.bronco.co.jp/corporate/about/ataglance/ — ブロンコビリー早わかり

    11. https://www.bronco.co.jp/corporate/about/business/ — 事業内容

    12. https://ja.wikipedia.org/wiki/ブロンコビリー — Wikipedia(沿革・概要)

    13. https://peragaru.net/9906/ — オルタナティブデータ(売上・強み弱み分析)

    14. https://kabuyoho.jp/report?bcode=3091 — 株予報Pro(決算・業績)

    15. https://www.jfa-fc.or.jp/ — 日本フランチャイズチェーン協会(JFA非加盟確認用)

    16. https://www.nippon-num.com/corporation/retail/3091.html — 業績・年収推移

    17. https://www.bronco.co.jp/request/ — よくあるお問い合わせ(FC非実施の確認)

    18. https://www.buffett-code.com/company/3091/financial — バフェット・コード:ブロンコビリー財務分析

    19. https://www.bronco.co.jp/corporate/ir/library/financial/ — 決算資料・IRライブラリー




    補足情報:ブロンコビリーの投資家・競合参入視点


    上場企業としての財務健全性(2024年12月期)


    指標数値評価
    売上高成長率+14%(前期比)外食業界平均を大幅に上回る高成長
    純利益成長率+71%(前期比)値上げ効果が利益構造を劇的に改善
    経常利益率9.8%外食チェーンとして高水準(業界平均3〜6%)
    純利益率6.4%直営モデルの品質管理が高収益の源泉
    ROE(自己資本利益率)10%超(推定)資本効率が高い上場優良株

    なぜブロンコビリーはFCをしないのか(経営哲学の深掘り)


    ブロンコビリーの非FC経営は「品質管理の妥協を許さない」という創業以来の哲学。具体的には以下の3点が理由:


    1. 「炭火の品質は標準化できない」: 木炭の火加減は日々の天候・炭の種類・熟練度で変わる。マニュアル化できないため、直接雇用で「匠」を育てる以外の選択肢がない。

    2. 「サラダバーの鮮度管理は毎日の勝負」: 20〜30種類の食材の廃棄・補充タイミングは、AI補助があっても最終的に人の判断が必要。

    3. 「店長がブランドを作る」: 日経ビジネスの取材でも確認された「店長育成がブランド競争力の核心」という哲学。FC加盟者では店長人事の自由度が下がる。


    この「非FC」戦略こそが、上場企業でありながら外食業界屈指の高収益を実現している理由と分析されている。


    新業態M&A戦略


    ブロンコビリーは2024年以降、ステーキ直営の拡大に加え、M&Aによる新業態取得も進めている。


    業態店舗数(2024年)特徴
    ブロンコビリー(ステーキ・ハンバーグ)139主力・炭焼き
    厚切りとんかつ 京風おばんざい かつひろ3M&A取得の新業態
    お酒とお肉とおばんざい 信貴や1新業態

    このM&A戦略により、「ステーキ1本足打法」からの脱却を図り、食文化全体でのポートフォリオ拡大を目指している。