ビッグエコー (BIG ECHO) — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-04
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社第一興商 (DAIICHIKOSHO CO., LTD.) |
| 本社所在地 | 〒141-8701 東京都品川区北品川5-5-26 |
| 設立年 | 1971年5月 |
| 代表取締役 | 保志 忠郊 |
| 資本金 | 123億5,000万円 |
| 上場市場 | 東証プライム (証券コード: 7458) |
| 拠点数 | 国内 500店舗超 (2025年2月時点) |
| 特徴 | カラオケ業界のリーディングカンパニー。通信カラオケ「DAM」の開発元。 |
| TEL | 03-3280-2211(代表) |
ソース:
2. FC加盟条件
ビッグエコーは、通信カラオケ「DAM」のプラットフォーマーである第一興商が直営で培った運営ノウハウをパッケージ化しています。高い集客力と、最新設備を優先導入できる強みがあります。
| 項目 | 金額(標準プラン) | 備考 |
|---|---|---|
| **加盟金** | **330万円 (税込)** | ノウハウ提供、商標使用権利 |
| **保証金** | **200万円** | 預託金(非課税) |
| 研修費 | 55万円 | 店長研修、調理・音響設備研修 |
| **契約期間** | **5年間** | 自動更新規定あり |
| **ロイヤリティ** | **売上の 5%** | **純売上に対して。別途、DAM利用料等。** |
| 広告分担金 | 月額 11万円 | 全国TVCM、WEB集客、公式アプリ販促支援 |
| 初期投資目安 | 5,000万〜1億5,000万円 | **店舗内装(防音)、厨房、カラオケ機器(リース可)、什器。** |
特徴:
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3. 店舗数・推移
| 時期 | 国内店舗数 | 備考 |
|---|---|---|
| 1988年 | 1店舗 | 福岡県に「ビッグエコー」1号店オープン |
| 2000年 | 230店舗 | 都市部の駅前空中階(ビルイン)への集中的な出店 |
| 2015年 | 400店舗 | 日本最大のカラオケチェーンの地位を盤石に |
| 2024年 | 490店舗 | 大規模店舗の個室化・リニューアル投資の重点化 |
| 2025年 | **510店舗超** | **繁華街から「住宅街・郊外型」へのロードサイド展開を再強化** |
成長背景:
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4. 収益の実態
収益モデルケース(月商1,000万円・都心繁華街ビルイン店舗の場合)
| 項目 | 内容 | 収支額 |
|---|---|---|
| **月間売上高** | 室料(60%)、飲食(40%) | 10,000,000円 |
| 売上原価 | 飲料・食材・備品(平均15%) | ▲1,500,000円 |
| **売上総利益(粗利)** | **8,500,000円** | |
| ロイヤリティ (5%) | ▲500,000円 | |
| 地代家賃 | 都市部駅前(50〜80坪) | ▲2,500,000円 |
| 人件費 | アルバイト中心(FL35%前後目標) | ▲3,500,000円 |
| 広告分担金・諸経費 | 本部協力金込 | ▲250,000円 |
| 水光熱費・DAMリース料 | 空調・照明・音響機器 | ▲750,000円 |
| **営業利益(オーナー純利益)** | **純利益率:約10% (安定した二次会需要の取り込み)** | **1,000,000円** |
収益の安定性
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 最短 | **3.0年〜5.0年** | 居抜き物件で開業し、初期の内装投資を抑えた場合。 |
| 平均的 | 6.0年〜9.0年 | スケルトンからのフル改装、最新設備導入の場合。 |
| 保守的な計画 | 12.0年〜 | 周辺に「室料無料」を謳う格安店や、個室居酒屋が乱立。 |
5. サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| DAMインストラクターの派遣 | 音響セッティング、新曲アップデート、録音機能等の技術サポート。 |
| 独自POS「BIG-NET」 | リアルタイムの入室状況、スタッフの稼働率、人気メニューをAI分析。 |
| 本部一括求人支援システム | 24時間体制のアルバイト採用窓口と、共通マニュアルによる早期戦力化。 |
| メニュー開発・供給 | 季節ごとの企画メニュー、有名店とのコラボメニューの全国展開支援。 |
| 徹底した清掃・衛生指導 | 「ビッグエコー・クオリティ」を維持するための、SVによるQSCチェック。 |
| 公式アプリ連携 | 300万人以上のアプリ会員へのダイレクトなクーポン配信と送客支援。 |
6. 評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
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7. 競合比較
| 項目 | ビッグエコー | まねきねこ | ジャンカラ |
|---|---|---|---|
| **最大の特徴** | **高品質、音響、ブランド** | 低価格、持ち込み可、郊外 | 地域密着、サービス充実、関西強気 |
| **客層** | **ビジネス、学生、シニア** | 若年、ファミリー | 全層 |
| **価格帯** | **中〜高** | 低〜中 | 中 |
| **強み** | **DAM開発元の直系** | コストパフォーマンス | 独自の会員特典・店舗数 |
8. リスク・懸念点
| リスク | 度合 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|---|
| **電気代・光熱費の高騰** | 高 | 多数の照明、空調、音響機器による電力消費増。 | 省エネLEDの全店導入、AI空調管理による無駄の削減。 |
| **娯楽の多様化** | 中 | スマホゲーム、ライブ配信等の普及による「カラオケ離れ」。 | テレワーク対応、推し活ルーム、映画・スポーツ観戦ルームへの多角化。 |
| **騒音・近隣トラブル** | 中 | 防音設備の老朽化や、深夜の時間帯の客の振舞い。 | 徹底した防音メンテナンスと、スタッフによる店外見回りの強化。 |
撤退条件(詳細)
失敗パターン
1. 「音響設備の放置」: マイクの不調や、スピーカーの音割れを放置し、音にこだわる固定客が離脱。
2. 「深夜トラブルへの対応不備」: 酔客同士のトラブルや未成年の深夜利用を放置し、行政処分の対象に。
3. 「近隣格安店との価格戦」: 利益率を無視して近隣店に価格を合わせ、固定費が払えなくなる自滅。