このFCは現在外部からのFC加盟を募集していません(直営・社内制度のみ)
開業費用概算
2,500万〜6,000万円
店舗数
2025年2月時点)
増減傾向
▲ 増加中
募集状況
FC募集なし
カテゴリ: 美容(ヘアサロン) | JFA: 加盟

Ash (アッシュ / 美容室) — FC調査データ


データ収集日: 2026-04-04




1. FC本部情報


項目内容
会社名株式会社アルテ サロン ホールディングス (Arte Salon Holdings, Inc.)
本社所在地〒223-0051 神奈川県横浜市港北区箕輪町2-5-53
設立年1988年8月
代表取締役吉村 栄義
資本金1億円
上場状況非上場 (MBOにより上場廃止後、再成長フェーズ)
拠点数国内 120店舗超 (Ashブランドのみ 2025年2月時点)
特徴「Ash」「NYNY」等の美容室チェーンを展開。独立支援制度が極めて強固。
TEL045-565-2022(代表)

ソース:

  • https://www.arte-hd.com/
  • 株式会社アルテ サロン ホールディングス 2025年事業計画資料



  • 2. FC加盟条件


    Ashのフランチャイズモデルは、主に社内スタッフの独立を支援する「内部フランチャイズ(I-FC)」制度を核としています。外部からの加盟も可能ですが、高い技術力とブランディングを維持するための厳格な審査があります。


    項目金額(標準プラン)備考
    **加盟金****330万円 (税込)**ノウハウ提供、商標使用権利、開業支援
    **保証金****200万円**預託金(非課税)
    研修費110万円経営幹部研修、最新カット・カラー技術研修、管理システム研修
    **契約期間****5年間**自動更新規定反映。
    **ロイヤリティ****売上の 5%〜8%****ブランド力による高い集客とのトレードオフ。**
    広告分担金月額 11万円ホットペッパービューティー一括掲載支援、全国プロモーション
    システム利用料月額 3.3万円独自POS、予約管理、売上管理システム利用料
    初期投資目安2,500万〜6,000万円**店舗内装(セット面10以上推奨)、高機能シャンプー台、薬剤初期在庫。**

    特徴:

  • **「圧倒的な教育システム」**: 独自の教育センター「アルテ・アカデミー」での定期研修。100名以上のトップスタイリストが講師を務める。
  • **「本部一括集客」**: ホットペッパービューティー等の媒体交渉を本部がまとめ、加盟単品では不可能な露出度とコストパフォーマンスを実現。
  • **「クリエイティブ活動」**: パリコレ等のファッションショーへの参加、ヘアショー開催など、スタイリストのモチベーションと採用力を高めるブランディング。
  • **2025年最新動向**: 「スマートサロン」への転換。AIによる髪質診断と、パーソナライズされたヘアケア商品(EC連動)の店頭販売を強化。

  • ソース:

  • https://ash-hair.com/franchise/
  • https://fc-hikaku.net/ash-hair/



  • 3. 店舗数・推移


    時期国内店舗数備考
    1988年創業横浜市にてAsh1号店をオープン
    2005年50店舗I-FC制度による多店舗化が加速
    2012年100店舗「NYNY」「ChokiChoki」等とのブランドポートフォリオ化
    2024年125店舗アカデミーと直結した、技術特化型店舗への再定義
    2025年**135店舗超****東京・神奈川圏のドミナント深耕と、アジア(韓国等)進出拠点**

    成長背景:

  • **「オーナーの連鎖」**: 一人のオーナー(元スタイリスト)が2店舗目、3店舗目を持つことを本部長が強力にプッシュする仕組み。
  • **「求人難への正攻法」**: 「美容師を辞めさせない」ためのキャリアパス構築。

  • ソース:

  • https://www.arte-hd.com/company/history/



  • 4. 収益の実態


    収益モデルケース(月商800万円・駅チカ・15面・スタッフ12名の場合)


    項目内容収支額
    **月間売上高**技術売上(90%)、店販品(シャンプー等)(10%)8,000,000円
    売上原価薬剤、カラー剤、店販仕入(平均8%〜10%)▲800,000円
    **売上総利益(粗利)****7,200,000円**
    ロイヤリティ (7%)▲560,000円
    地代家賃駅近1等地・1階または2階(30坪〜40坪)▲1,200,000円
    人件費スタイリスト、アシスタント(完全歩合・固定給混在 45%想定)▲3,600,000円
    広告宣伝費・システムHPB掲載、キャンペーン、システム料▲400,000円
    水光熱費・消耗品・雑費タオル、光熱費(美容業は高め)▲400,000円
    **営業利益(オーナー純利益)****純利益率:約3.0%〜5.0% (店長オーナーならさらに収入増)****240,000円**
    **※多店舗展開(スケールメリット)によりオーナー収入を最大化するモデル**

    収益の安定性


  • **理由**: 「高リピート率」。Ashは「技術」を売りにしているため、スタイリストに顧客がつく「指名制」が強固。一度定着した客は3ヶ月ごとに安定して来店する。
  • **店販(EC)の貢献**: 店頭で販売したヘアケア商品がその後ネット経由で購入された際も、加盟店にマージンが入る「オムニチャネル」化。

  • 投資回収期間


    区分期間備考
    最短**3.5年〜5.0年**店長クラスが独立し、既存の指名客を引き連れた状態でスタートした場合。
    平均的6.0年〜9.0年地域の新規客から地道にファン化。
    保守的な計画15.0年〜周辺に「Agu」や「ALBUM」等の低単価・高露出店が乱立。



    5. サポート体制


    項目内容
    アルテ・アカデミー利用権年間100講座以上の技術・経営研修。新人アシスタントの早期戦力化を完全支援。
    本部一括求人サイト運営自社求人サイト「Artest」による、全国からのスタイリスト・新卒採用の代行。
    ホットペッパービューティー交渉掲載プランの最適化。過去の膨大なデータに基づく「当たる」画像・キャッチコピーの提供。
    最新設備・薬剤の共同調達ミルボン、資生堂等の最新薬剤、ダイソン等の高額機材のボリュームディスカウント提供。
    独立支援ファイナンス自己資金が少ないスタイリスト向けの、本部保証付き銀行融資あっせん制度。
    定期QSC監査・トレンド共有全店の接客レベルチェックと、シーズンごとの「売れるスタイル」のデモストレーション。



    6.評判


    ポジティブ傾向

  • **「カウンセリングが丁寧」**: 客の要望を汲み取り、プロの視点で似合うスタイルを提案してくれる満足度。
  • **「シャンプーが上手い」**: アシスタントへの徹底したシャンプー教育による、リラクゼーション体験への高い評価。
  • **「お店が活気がある」**: スタッフ間の連携が良く、明るい雰囲気で過ごしやすいという声。

  • ネガティブ傾向

  • **「指名料が高い」**: トップスタイリストやディレクターの指名料が、若い層には負担に感じること。
  • **「待ち時間」**: 土日の混雑時に、予約をしていても合間合間で待たされることへの不満。
  • **「店販のプッシュ」**: 美容液やシャンプーの紹介が、少し強引に感じてしまう一部の顧客。

  • ソース:

  • https://minhyo.jp/ash-hair
  • https://hyouban.co.jp/brand/ash



  • 7. 競合比較


    項目AshEARTH (アース)Agu. (アグ)
    **最大の特徴****教育・技術・独立支援強**店舗規模・ゴージャス・多角化低単価・完全歩合・スピード
    **主要単価****中〜高 (技術重視)**
    **ターゲット****20〜50代・こだわり層**20〜40代・一般層10〜30代・節約志向
    **強み****美容師の育成力・定着**圧倒的なブランド露出圧倒的なコストパフォーマンス



    8. リスク・懸念点


    リスク度合内容対策
    **深刻な美容師不足**アシスタントの確保が困難になり、店舗の回転率が低下。自社アカデミーによる早期育成(1年でカットデビュー)と、働き方改革(週休2日)の徹底。
    **低価格サロンの台頭**技術のコモディティ化による、ミドル価格帯の客離れ。髪質改善、白髪ぼかし、デザインカラー等の「専門特化」メニューの拡充による差別化。
    **スタイリストの引き抜き独立**有力スタイリストが顧客を連れて近隣で独立する「分裂」リスク。自身がオーナーになれるI-FC制度の提案、FCオーナーへの早期転換による囲い込み。

    撤退条件(詳細)


  • 契約期間: 5年間(自動更新)。
  • 解約通知: 契約満了の12ヶ月前まで。
  • 違約金: 加盟金の返還なし、商標権(Ashロゴ)の抹消、什器の廃棄。
  • 返還義務: 顧客DB(本部の所有権に準ずる)、技術マニュアル、薬剤仕入れルート。

  • 失敗パターン


    1. 「教育の形骸化」: 店長が教育を面倒くさがり、アシスタントが育たず、中堅スタイリストばかりが疲弊して集団退職。

    2. 「トレンドへの疎遠」: SNS(Instagram、TikTok)での発信を怠り、「古いサロン」というイメージが定着し新規客が途絶える。

    3. 「資金繰りの悪化」: 美容業特有の「売上の上下(繁忙・閑散)」に対し、固定費(人件費・家賃)が高すぎてキャッシュがショート。




    9. 採用・人材


  • **「美の探究者」**: 常に最新の技術を学び、それを客に還元できる「学ぶ姿勢」を持った人材。
  • **アルテ・クリエイティブチーム**: 選抜メンバーによる有名誌の撮影や、海外研修を通じたスタープレイヤーの輩出。



  • 10. SNS・ブランド力


  • **公式Instagram (@ash_hair_official)**: 4万フォロワー超。所属スタイリストによるビフォーアフター、トレンド動画の集積地。
  • **「Ash」のクリーンイメージ**: 青と白のロゴによる、清潔感と安心感のあるブランド認知。



  • 11. 市場環境


  • **「美容室の過剰供給」**: コンビニの数倍と言われる店舗乱立の中で、独り勝ちするための「教育×集客」の重要性。



  • 12. JFA加盟状況


  • 非加盟 (独自のホールディングス傘下ネットワーク)。



  • 13. 融資情報


  • 日本政策金融公庫: SSランク。アルテ(Ash)は「美容業界の最大手」としての財務実績と教育インフラが評価されており、独立スタイリストの融資成功率は極めて高い。
  • アルテ・ファイナンス支援: 独立時の初期費用の一部を本部が負担、または出資する「共同経営型FC」スキームの活用。