ステーキのあさくま — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-05
1. FC本部・企業情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社あさくま |
| 本社所在地 | 愛知県日進市(詳細は公式サイト参照) |
| 設立年 | 1954年9月(事業開始は1948年12月10日) |
| 代表取締役 | 廣田陽一 |
| 資本金 | 9,175万円 |
| 売上高 | **100億4,500万円(2026年1月期・28年ぶりに100億円突破)** |
| 営業利益 | 5億1,900万円(2026年1月期。前期比188.9%増) |
| 上場 | 東証スタンダード市場(旧JASDAQ。2019年上場) |
| 証券コード | 7678 |
| 事業内容 | ステーキ・ハンバーグを主軸としたファミリーレストランチェーンの運営。テイクアウト弁当。新業態「カレーのあさくま」展開 |
| 公式サイト | https://www.asakuma.co.jp/ |
ブランド概要・沿革
ステーキのあさくまは1948年創業、愛知県発祥の老舗ステーキレストランチェーン。70年以上の歴史を持ち、「本物のステーキをリーズナブルに」をコンセプトに郊外ロードサイド立地を中心に展開する。
サラダバーを付帯した業態が特徴で、ランチからディナーまで幅広いファミリー層を取り込んでいる。テイクアウト弁当メニューも展開。2025年1月期までの既存店売上25ヶ月連続前年超え(2桁増収継続)という圧倒的な業績安定性が強み。
2026年1月期に28年ぶりに売上高100億円を突破(前期比20.3%増)。3年後をめどに売上高200億円を目指す成長計画を発表。新業態「カレーのあさくま」は名古屋・栄スカイル等に出店。「ステーキのあさくま」西梅田ハービスプラザ店でも都市部展開を進めている。
2025年1月31日付で株式会社あさくまサクセッションを吸収合併し、直営店が8店舗増加して70店舗となり、FC店4店舗を加えて74店舗体制に。
ステーキ業界での位置づけ:「インフレ勝ち組」として業界内での評価が高く、ブロンコビリーとともに「愛知発祥のステーキチェーンの快進撃」として複数メディアに取り上げられている。
ソース:
2. 加盟条件・初期費用
初期費用内訳テーブル
| 項目 | 金額(税込) | ソース |
|---|---|---|
| 加盟金 | **350万円** | https://www.asakuma.co.jp/fc/ |
| 保証金 | **150万円** | https://www.asakuma.co.jp/fc/ |
| 研修費 | **30万円** | https://www.asakuma.co.jp/fc/ |
| POSレジ初期費用 | 100万円 | https://www.asakuma.co.jp/fc/ |
| 内外装費・消耗品・備品 | 600万円 | https://www.asakuma.co.jp/fc/ |
| 設計管理料 | 50万円 | https://www.asakuma.co.jp/fc/ |
| 開業費 | 300万円 | https://www.asakuma.co.jp/fc/ |
| **初期投資合計(物件取得費除く)** | **1,790万円** | https://www.asakuma.co.jp/fc/ |
| 物件取得費 | 立地による(ロードサイド型が中心。別途必要) | |
| **初期投資総額(物件込み推定)** | **2,500〜4,000万円以上** | 立地・ロードサイド80坪規模想定 |
| 契約期間 | 要資料請求 | |
| 更新加盟金 | 要資料請求 |
月間固定費内訳テーブル
| 費目 | 月額 | 備考 |
|---|---|---|
| ロイヤリティ | **売上の3%(※下記注記参照)** | 月商800万円の場合:24万円 |
| 広告分担金 | 要資料請求 | |
| システム利用料 | 要資料請求 | |
| **本部への支払い合計** | **推定25〜40万円** | ロイヤリティ中心 |
| 家賃(推定) | 50〜100万円 | ロードサイド80坪規模 |
| 水光熱費(推定) | 30〜50万円 | ステーキ調理・サラダバー維持 |
| 人件費(推定) | 100〜200万円 | 社員1〜2名+パート複数名 |
| **月間固定費合計(推定)** | **推定200〜400万円** | 規模・立地による |
注記: 一部情報源では「ロイヤリティ5%」という記載もあり、公式発表(3%)と差異が見られる。最新条件は公式での確認が必要。
特徴:
ソース:
3. 店舗数・出店動向
| 時期 | 店舗数 | 内訳 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2018年 | 65店舗 | 直営61・FC4 | |
| 2020年 | 約60〜65店舗 | — | コロナ禍の影響 |
| 2022年 | 約65〜70店舗 | — | 回復基調 |
| 2024年2月時点 | 66店舗 | 直営62・FC4 | 2024年2月期 |
| 2025年1月末 | **74店舗** | **直営70・FC4** | あさくまサクセッション吸収合併で8店舗増 |
| 2026年目標 | 100億円達成・200億円へ | — | 3年後200億円目標(多店舗化・ネット通販・小型店化) |
成長背景:
直近の出店例(2025年):
ソース:
4. 収益モデル・オーナー収益の実態
モデルケース
| 事例 | 月商 | 年収目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 本部モデルケース(90坪120席) | **900万円** | 推定400〜500万円 | 営業利益率12.5%(本部開示値) |
| 繁盛店モデル(幹線道路沿い) | 1,000〜1,500万円 | 推定600〜800万円 | 好立地ロードサイド |
| **平均的** | — | **推定400〜500万円** | ステーキFC業態の標準水準 |
利益構造
| 費目 | 比率 | 備考 |
|---|---|---|
| 原価率 | 35〜40% | ステーキ・ハンバーグ主体のため食材コスト高め。牛肉価格変動リスクあり |
| 粗利率 | 60〜65% | |
| 人件費率 | 25〜30% | 社員1〜2名+パート複数名 |
| 経費率 | 10〜15% | ロイヤリティ3%を含む |
| **営業利益率** | **推定10〜15%**(本部モデル:12.5%) |
投資回収期間
| 区分 | 期間 | 条件 |
|---|---|---|
| 最短(本部明示) | **1年3ヶ月** | 好立地・月商900万円以上の場合 |
| 平均的 | 2〜3年 | 標準的な集客水準 |
| 現実的 | 3〜5年 | 物件取得費込み全体回収 |
損益分岐点(月商推定)
| 月商 | 状況 | 備考 |
|---|---|---|
| 500万円以下 | 赤字 | 推定(固定費が重い) |
| 600〜700万円 | 損益分岐点 | ロイヤリティ3%の恩恵で比較的低め |
| 800万円以上 | 安定黒字 | 本部モデルケース水準 |
| 900万円以上 | 目標水準 | 本部モデルケース(月商900万・利益率12.5%) |
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5. 本部サポート体制
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開業前研修 | **5種類の研修パッケージ**(あさくまFCパッケージ)。本部研修と店舗研修の2段階。約1ヶ月 |
| 開業後SV訪問 | 計数管理システムによる数値管理ベースのSV体制 |
| コールセンター | 要資料請求 |
| 赤字補填制度 | 要資料請求 |
| 広告戦略 | 本部主導のチェーン全体広告展開。テイクアウト・デリバリー対応強化 |
| メニュー開発 | 70年以上の経営ノウハウを体系化。サラダバー・テイクアウト弁当等の差別化メニュー提供 |
| 経営指導 | 50年以上の経営ノウハウを体系化した研修内容が強み |
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6. オーナー・加盟者の評判
ポジティブ傾向
ネガティブ傾向
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7. 競合他社との比較
| 項目 | ステーキのあさくま | ブロンコビリー | いきなりステーキ | ステーキ宮 |
|---|---|---|---|---|
| 加盟金 | **350万円** | 非公開(FC募集未確認) | 要確認 | 要確認 |
| ロイヤリティ | **売上の3%(業界最低水準)** | 非公開 | 要確認 | 非公開 |
| 初期投資 | **1,790万円(物件別)** | 非公開 | 要確認 | 非公開 |
| 店舗数 | 74店舗(直営70・FC4) | 161店舗 | 約290店舗 | 約130店舗 |
| 売上高 | 100億円(2026年1月期) | 302億円(2025年12月期) | 145億円(赤字) | 非上場 |
| 特徴 | 老舗・サラダバー付き・低ロイヤリティ | 愛知発祥・好業績 | スタンドスタイル・苦戦中 | ファミリー向け |
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8. リスク・撤退条件
主要リスク
| リスク | 度合 | 説明 | 対策 |
|---|---|---|---|
| 食材コスト高騰 | 高 | 牛肉・輸入食材の価格上昇が直接利益を圧迫。円安時に原価率が悪化 | メニュー構成の多様化・販売価格改定 |
| 人手不足・人件費上昇 | 高 | 外食産業全体の課題。最低賃金上昇と採用難が固定費を押し上げる。過去に閉店事例あり | 少人数運営可能なオペレーション設計・早期採用確保 |
| ロードサイド立地の競合激化 | 中 | 郊外ロードサイドはファミレス・ステーキ店が密集しており競争が激しい | 既存顧客のロイヤリティ強化・サラダバー差別化の維持 |
| FC店舗数の少なさ | 中 | 4店舗のみのFC展開では、加盟後の支援体制が直営偏重になる可能性 | 要資料請求で実態確認 |
| 少子高齢化による市場縮小 | 中 | 郊外ファミリーレストランの主要顧客層であるファミリーが減少傾向 | 健康志向メニュー・シニア層への訴求強化 |
撤退条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 契約期間 | 要資料請求 |
| 中途解約の違約金 | 要資料請求(飲食FC標準として残存契約期間の一定月数分が一般的) |
| 競業避止義務 | 要資料請求(飲食FC一般的水準:解約後1〜2年が多い) |
失敗パターン
| パターン | 説明 | 頻度 |
|---|---|---|
| 立地選定の失敗 | ロードサイド業態のため、集客力のある幹線道路沿い・視認性の高い場所でないと苦戦する | 高 |
| スタッフ採用難による閉店 | 飲食業全体の人手不足により特にピーク時の人員確保が困難。久留米店(2019年)の実例あり | 中 |
| 食材コスト管理の失敗 | 牛肉の仕入れコスト変動に対応できず利益率が低下するケース | 中 |
| 過去の業績低迷期 | BSE問題(2001年)・リーマンショック等で業績が低下した歴史あり。外部環境リスクへの注意が必要 | 低(現在は回復) |
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9. 採用・人材要件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要資格 | 食品衛生責任者(取得支援あり) |
| 経営経験 | 未経験可(飲食業未経験者でも5種類の研修パッケージでサポート) |
| スタッフ規模 | 社員1〜2名+パート複数名で運営可能(80坪90席モデル) |
| オーナー層 | 脱サラ独立・法人参入・飲食業経験者が中心 |
| 採用難易度 | 中(飲食業全体の人手不足は課題だが、マニュアル化されたオペレーションで比較的採用しやすい) |
| 推奨適性 | ファミリー層へのホスピタリティ・地域密着型の安定経営志向 |
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10. SNS・ブランド力
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| テレビCM | 地域限定CM等(東海・近畿を中心に展開) |
| 認知度 | 中〜高(愛知・東海地方では高認知。「東海地方住民が選ぶステーキチェーン1位」(2025年調査)) |
| 来店客数 | 推定ランチ50〜100組・ディナー40〜80組(80坪90席モデル) |
| リピート率 | 推定50〜60%(サラダバー目当ての常連客が一定数存在) |
| SNS活用 | 公式SNSアカウントあり。テイクアウト・新メニュー情報を発信 |
| メディア露出 | マイナビニュース・マネー現代等で「インフレ勝ち組ステーキ株」として取り上げられる頻度が増加 |
ソース:
11. 市場環境・業界動向
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 市場規模 | ステーキ・ハンバーグ専門外食市場:推定数千億円規模 |
| 需要動向 | 横ばい〜微増(肉食需要は安定。インフレ下でも価格転嫁に成功しているチェーンは強い) |
| 競争環境 | ブロンコビリー(302億円・161店)が最強。いきなりステーキは苦戦。あさくまはブロンコビリーの後追いで成長 |
| 業界トレンド | テイクアウト需要増加・健康志向メニュー(サラダ・野菜強化)・コスパ訴求強化・郊外から都市部への拡張 |
| ターゲット顧客 | 30〜60代のファミリー層・夫婦・シニア。郊外ロードサイドの車利用客が主体 |
| 地域展開の壁 | 「愛知発祥のステーキチェーン」として東海地方では圧倒的認知。関東・近畿はブランド認知構築が必要 |
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12. JFA加盟状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| JFA正会員 | 要確認(東証スタンダード上場企業として業界団体加盟の可能性あり) |
| 加盟年 | 不明 |
| 公開情報 | JFA公式サイト(https://www.jfa-fc.or.jp/)での掲載確認が必要 |
| 備考 | 上場企業として情報開示義務があり、フランチャイズ開示書面の提出は義務的に行われている |
ソース: https://www.jfa-fc.or.jp/particle/38.html
13. 融資・資金調達情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要自己資金(目安) | 推定500〜800万円以上(初期投資1,790万円の30〜45%。物件費含むと800〜1,500万円以上) |
| 初期投資総額 | 1,790万円(物件取得費別途。総額2,500〜4,000万円以上) |
| 日本政策金融公庫利用 | 可能(飲食業FCは原則利用可) |
| 融資額の目安 | 初期投資の60〜70%程度(推定) |
| 本部の融資支援 | 要資料請求(上場企業のため提携金融機関あり) |
| 融資審査ポイント | 立地ロードサイドの交通量・商圏データ・東証上場企業との加盟契約書の信頼性 |
ソース:
参考ソース(15件以上)
1. https://www.asakuma.co.jp/company.html — 株式会社あさくま公式会社概要
2. https://www.asakuma.co.jp/fc/ — ステーキのあさくまFC加盟店募集ページ
3. https://ja.wikipedia.org/wiki/あさくま — Wikipediaあさくま詳細情報
4. https://www.fc-hikaku.net/asakuma_fc/1094 — FC比較ネット:あさくまFC収益シミュレーション
5. https://www.fc-hikaku.net/asakuma_fc/1575 — FC比較ネット:あさくまFCの安定度分析
6. https://www.fc-hikaku.net/franchises/3024 — FC比較ネット:ステーキ屋FC5選
7. https://www.ninkitaurant-fc.com/restaurant/asakuma.html — 愛されストラン:あさくまFC特徴・評判
8. https://fc-owners.com/franchise/brand-detail?b=416 — FCオーナーズ:あさくま事業詳細
9. https://www.kachifra-magazine.com/list/asakuma.html — カチフラ:あさくまFC情報
10. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000030130.html — プレスリリース:業績・出店情報
11. https://www.ryutsuu.biz/accounts/s040143.html — 流通ニュース:28年ぶり100億円達成
12. https://www.chukei-news.co.jp/news/2025/08/21/OK0002508210101_01/ — 中経ニュース:200億円目標発表
13. https://news.mynavi.jp/premium/article/20260319-4236544/ — マイナビ:インフレ勝ち組ステーキ株分析
14. https://gendai.media/articles/-/165346 — マネー現代:愛知発祥ステーキチェーン特集
15. https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/3624377/3/ — ねとらぼ:東海地方ステーキチェーン人気ランキング
16. https://kurumefan.com/asakuma-kurumekamitsu — 久留米ファン:久留米店閉店記事(失敗事例)
17. https://kitaishihon.com/company/7678/business — キタイシホン:あさくま事業内容・財務情報
18. https://www.jfa-fc.or.jp/ — 日本フランチャイズチェーン協会
19. https://www.fc-mado.com/detail/679/company_information — フランチャイズの窓口:あさくま会社情報
20. https://note.com/hr793/n/n1d7ef12e0841 — note:あさくまFC詳細解説