アリさんマークの引越社 — FC調査データ
データ収集日: 2026-04-03
1. FC本部情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社引越社 (Hikkoshisha Co., Ltd.) |
| 本社所在地 | 愛知県名古屋市中村区黄金通1-11 |
| 設立年 | 1971年 |
| 代表取締役 | 赤井 昌男 |
| 資本金 | 2,000万円 (グループ合計:8,000万円) |
| 売上高 | 280億円 (グループ合計:2023年実績) |
| 事業内容 | 引越輸送、事務所移転、ピアノ移転、電気工事、車両整備等 |
| TEL | 052-452-1111 |
ソース:
https://www.2626.co.jp/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%95%E8%B6%8A%E7%A4%BE
2. FC加盟条件
> [!IMPORTANT]
> アリさんマークの引越社は、全拠点が本部直営またはグループ会社による運営であり、一般向けのフランチャイズ募集は行われていません。
> そのため、加盟金やロイヤリティ等のFC条件は存在しません。
| 項目 | 金額 | ソース |
| 加盟金 | なし (直営のみ) | 公式サイト参照 |
| ロイヤリティ | なし | 同上 |
| **初期投資総額** | **N/A** | - |
特徴:
**完全直営主義**: サービスの質を均一に保つため、外部委託やFCを極力排除した直営体制。
**自社スタッフ・自社車両**: 協力会社に頼らず、自社の制服を着たスタッフが責任を持って作業を行うブランド戦略。
3. 店舗数・推移
| 時期 | 拠点数 | 備考 |
| 2010年 | 約60 | - |
| 2020年 | 約100 | 全国主要都市をカバー |
| 2024年 | 100+ | 本部・関東・関西・中部・九州等のブロック別運営 |
| 2025年 | 安定推移 | サービスの高度化(法人需要・海外引越)に注力 |
成長背景:
1971年に日本初の「引越専門社」として創業。
「アリさん」のキャラクターと「赤井英和さん」のCMによる高い知名度。
単身から家族、事務所移転まで幅広く対応する機動力。
4. 収益の実態
> [!NOTE]
> 直営展開のみのため、FCオーナー向けの収益モデルはありません。
参考:引越業界の収益構造
**季節変動**: 3月〜4月の繁忙期に年間売上の大部分を稼ぐビジネスモデル。
**固定費**: 車両維持費、拠点賃料、人件費が主。
**投資回収期間**: 直営ベースのため非公開。
5. サポート体制
> [!NOTE]
> フランチャイズではないため、加盟店向けのサポートはありません。
> 従業員向けの「安全運転研修」や「マナー研修」は業界内でも非常に厳しいことで知られています。
6. 評判
ポジティブ傾向
**作業品質**: 直営スタッフ中心のため、テキパキとした動きや礼儀正しさが評価されている。
**価格交渉**: 営業担当者の裁量が大きく、見積もり時の値引き交渉に応じてもらいやすい。
ネガティブ傾向
**労働環境**: 過去に労働問題に関する報道があり、ブランドイメージに影響した時期がある。
**繁忙期の対応**: 3月の超繁忙期には予約が取りにくい、または料金が非常に高額になる。
7. 競合比較
| 項目 | アリさんマーク | サカイ引越センター | アート引越センター |
| **運営体制** | 完全直営 | 直営 (一部FC/協力) | 直営中心 |
| **強み** | 専門・直営品質 | シェア1位・機動力 | サービス開発・梱包材 |
| **拠点数** | 約100 | 約200 | 約180 |
8. リスク・懸念点
運営上のリスク
**人手不足**: 運送・引越業界全体におけるドライバー・作業員の確保難。
**原油高**: 燃料価格の上昇が直接的に利益を圧迫するリスク。
撤退条件
直営店のため、エリアの需要動向や収益性に基づき、本部の経営判断で統合・移転が行われる。
失敗パターン:商圏内での競合過多、または人件費高騰による営業利益の低下。
9. 採用・人材
屈強な作業スタッフと、見積もりを行う営業(アドバイザー)が中心。社内教育が徹底されている。
10. SNS・ブランド力
赤井英和さんを長年起用したCMにより、幅広い世代で「引越といえばアリさん」というイメージが定着。
11. 市場環境
高齢者の住み替え、単身世帯の増加により引越需要は安定しているが、価格競争が激化している。
12. JFA加盟状況
**JFA正会員** (株式会社引越社として)
※引越専門社はJFAにも加盟し、チェーン展開のノウハウを共有している。
13. 融資情報
自社資本による直接投資のため、FC向けの融資モデルはありません。