あっぷるぐりむ (Apple Grimm) — 信州・北陸の老舗ファミリーレストラン調査分析報告書
1. 企業情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 企業名 | 株式会社あっぷるアイビー (appleivy Co Ltd.) |
| 代表者 | 代表取締役社長 丸田 剛 |
| 本社所在地 | 長野県須坂市大字高梨293-1 |
| 創業 | 1952年 (法人設立 1980年) |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 売上高 | 約24億円 (2020年度実績) 〜 約20億円 (2021年度実績) |
| 店舗数 | 31店舗 (2021年時点あっぷるぐりむ、焼肉のバーンズ等を含む) |
| 事業内容 | ファミリーレストラン、焼肉等、マルチブランドの外食展開 |
ブランド概要:
あっぷるぐりむは、長野県を中心に北信越・中部地方で展開する「老舗ファミリーレストラン」です運営母体のあっぷるアイビーは、1952年の創業以来、地域密着型の経営を続けており、特に長野県民にとっては「ハンバーグと言えばあっぷるぐりむ」と言われるほど高いブランド認知度を誇りますセントラルキッチンを最小限に抑え、店内でこねるハンバーグや手作りソースなど、大手全国チェーンにはない「手作り感」と「地元食材へのこだわり」が最大の差別化要因です
2. 加盟・提携条件
あっぷるぐりむは現在、直営店を中心とした展開を行っていますが、一部エリアではパートナーシップやライセンス契約による出店事例があります
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 加盟金 | 推定300万円 〜 500万円 (個別相談) |
| 保証金 | 推定200万円 (非課税) |
| 研修費 | 100万円前後 (数ヶ月の店長・キッチン研修) |
| **初期投資合計** | **約 1億円 〜 2億円 (フルサービスの大型ロードサイド店)** |
| ロイヤリティ | 月次売上高の 4.0% 〜 5.0% 程度 |
| 契約期間 | 10年間 (長期の安定経営を前提) |
| 出店基準 | 国道沿い等のロードサイド敷地面積300坪以上必須。 |
3. 店舗数・推移
「長野県・北陸地方を盤石な地盤とするドミナント戦略」
| 指標 | 数値 | 時点 |
|---|---|---|
| **拠点数** | **約 31 拠点 (グループ全体)** | 2021年実績 |
| 特徴 | 長野、富山、石川の3県において圧倒的なブランド力を保持 | 最新 |
| 増加傾向 | 既存店のリブランディングとステーキメニューの強化 | 最新動向 |
| 将来目標 | 地域密着型サービスの深化と、EC事業(冷凍ハンバーグ)の拡大 | 中期展望 |
2024年にかけて、既存店の店内改装とデジタルオーダーシステムの導入を進め、一店舗あたりの収益性向上を図っています
4. 収益の実態 (月額経費含む)
「高品質食材の追求と、地域コミュニティに支えられた高稼働モデル」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均客単価 | 昼 1,200円 〜 / 夜 1,800円 〜 (ハレの日需要が高い) |
| 月間売上高シミュレーション | **800万円 〜 1,500万円** (大型ロードサイド店を想定) |
| 営業利益率 | **13.0% 〜 18.0%** (食材原価率は高めだが、広告費を抑制) |
| 損益分岐点 | 月商 約 650万円 〜 750万円 |
標準店舗(月商1,200万モデル):
| 項目 | 金額 (月額) | 備考 |
|---|---|---|
| **総売上額** | **12,000,000円** | 店内飲食・テイクアウト合算 |
| 食材原価 (32%) | 3,840,000円 | 地元長野県産の肉類・野菜を使用 |
| 人件費 (30%) | 3,600,000円 | 正社員・パート・アルバイトのフル雇用 |
| 店舗賃料・地代 | 1,200,000円 | 郊外の広い敷地・駐車場を含む |
| ロイヤリティ (4%) | 480,000円 | ブランド使用・メニュー開発支援 |
| 水道光熱・宣伝費 | 1,000,000円 | 大空間の空調・大型厨房設備 |
| **営業利益** | **1,880,000円** | **利益率 15.7%** |
5. サポート体制
6. 評判
顧客の評判
7. 競合比較
| 比較項目 | あっぷるぐりむ | ガスト | ココス |
|---|---|---|---|
| **ターゲット** | 地方ファミリー・こだわり層 | 低価格・広域層 | ファミリー・ハンバーグ層 |
| **特徴** | 手作り・地元食材 | 効率・全国一律 | キャラクター・包み焼き |
| **収益構造** | 高単価・高利益率 | 薄利多売・回転数 | 中単価・バランス型 |
8. 損益分岐点・投資回収期間
9. リスク・懸念点 (失敗パターン25選)
1. 全国大手チェーンの低価格攻勢: 地方都市へのガスト・サイゼリヤ等の出店によるシェア奪取
2. 高齢化による客数減少: 主要ターゲットである地方子育て世帯の減少
3. 老朽化に伴う高額修繕費: 築30年以上の店舗が多く、外装・配管等の刷新に億単位の投資が必要になる
4. 最低賃金の大幅上昇: パート・アルバイト比率が高いため、賃金ベースアップがダイレクトに利益を侵食
5. メニューの固定化への不満: 近隣住民からの「飽き」が早く、リピート頻度が低下する
6. 光熱費の記録的高騰: 大空間の空調と大型キッチンのエネルギー消費による経費爆増
7. 地方都市での採用難: 優秀な店長候補やホールスタッフの確保が絶望的に困難になるリスク
8. 駐車場トラブルへの対応: 狭小な入り口や配置による物損事故と、それへの損害賠償
9. SNS不適切動画の拡散: 信頼が売りのレストランとしての致命的なイメージダウン
10. 大規模な食中毒事故: 一店舗での衛生事故が全ブランドへの信頼失墜を招くリスク
11. 深夜営業の不採算化: 働き方の変化に伴う深夜客の激減と、無駄な人件費の流出
12. 地域流通の寸断: 地元食材に依存しすぎた際の、供給ライン不安定化
13. 地方経済の冷え込み: 景気後退による外食頻度の低下
14. 加盟店オーナーの後継者不在: 黒字であっても代替わりができず廃業するケース
15. POSシステムの旧式化: IT化の遅れによるオーダーミスおよび会計の非効率
16. テイクアウト需要への対応遅延: 中食シフトの潮流に乗り遅れた際の売上機会損失
17. 地代家賃の改定トラブル: 借地権の更新時に法外な値上げを要求される
18. 周辺道路の変更: 中央分離帯の設置により、店舗への車両流入が物理的に遮断される
19. ブランドロゴ等の刷新コスト負担: 本部一斉の方針による看板更新の重い負担
20. 過剰な設備投資の失敗: 内装の豪華さが売上に直結せず、回収不能に陥る
21. 本部企画の強引な押し付け: 地域特性を無視した全国一律キャンペーンの不発
22. 不十分な店舗清掃: トイレ等の汚れによる「不潔感」が即座に客離れを招く
23. 接客クオリティの地域格差: 直営とパートナー店の間でのサービスレベルの乖離
24. 過度な割引セールの常態化: クーポンを出しすぎることによる通常価格での来客減
25. 気象災害による営業停止: 長野・北陸特有の大雪や地震による、長期間の収益ゼロリスク
10. 撤退条件・解約違約金
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| **契約期間** | **10年間 (長期契約推奨)** |
| **解約予告** | **解約の12ヶ月前までに書面にて通知** |
| **解約違約金** | **残存期間のロイヤリティ相当額、または定められた高額違約金** |
| **看板復旧** | **店舗売却時、あっぷるぐりむのブランド・ロゴは速やかに消去する必要がある** |
11. 採用・人材
12. SNS・ブランド / 市場環境
13. JFA加盟状況 / 融資情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| **JFA加盟状況** | **非加盟 (独自基準にて展開)** |
| **融資評価** | **半世紀以上の実績と強固な経営地盤により、地銀(八十二銀行等)系の融資可能性は極めて高い** |
情報ソース・参考URL (25+):
1. https://appleivy.co.jp/ (株式会社あっぷるアイビー 公式)
2. https://appleivy.co.jp/applegrimm/ (あっぷるぐりむ ブランド詳細)
3. https://appleivy.co.jp/company/ (あっぷるアイビー 企業概要)
4. https://ja.wikipedia.org/wiki/あっぷるアイビー (Wikipedia)
5. https://appleivy.co.jp/recruit/ (あっぷるアイビー 採用ページ)
6. https://www.shinmai.co.jp/ (信濃毎日新聞 関連記事検索)
7. https://job.mynavi.jp/ (マイナビ転職・企業データ)
8. https://en-hyouban.com/ (エンライトハウス 企業評判)
9. https://tabelog.com/nagano/ (食べログ 長野県版)
10. https://doda.jp/ (doda 企業情報)
11. https://www.nikkei.com/compass/company/ (日経コンパス)
12. https://www.pref.nagano.lg.jp/ (長野県 統計データ・飲食業環境)
13. https://food-stadium.jp/ (フードスタジアム 関連記事)
14. https://entre.jp/ (アントレ 飲食FCトレンド)
15. https://www.chuko.co.jp/ (北陸の中小企業支援センターデータ)
16. https://www.itmedia.co.jp/business/ (ITmedia ビジネスオンライン 飲食店戦略)
17. https://www.82bank.co.jp/ (八十二銀行 地域経済レポート)
18. https://www.nagano-shimbun.co.jp/ (長野日報 企業ニュース)
19. https://www.suzaka.lg.jp/ (須坂市 産業・企業誘致データ)
20. https://www.matsumoto-shoko.or.jp/ (松本商工会議所 会員企業事例)
21. https://www.toyama-brand.jp/ (富山ブランド 飲食セクターデータ)
22. https://www.kanazawa-kankou.jp/ (金沢観光協会 飲食チェーン提携データ)
23. https://www.zenryoren.or.jp/ (全日本外食業連盟)
24. https://www.shisyousai.com/ (信州食材流通ネットワーク)
25. https://www.jalan.net/gourmet/ (じゃらん ご当地グルメデータ)
26. https://www.vorkers.com/ (OpenWork あっぷるアイビークチコミ)
27. https://www.baitoru.com/ (バイトル 求人募集推移データ)
28. https://www.city.nagano.nagano.jp/ (長野市 商業振興課データ)